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2016年9月17日土曜日

2016GPツーリングカー全日本選手権大会レースレポート【決勝】


予選についてはリンクを参照で↓

ということで決勝です。
予選はRound1/4/5のポイントが有効となり6番手スタート
セミファイナルBグループの2番手からの出走となりました。

と、その前にタイムスケジュール的に
2日目の朝イチは各選手10分間の練習走行が設けられていました。

この10分間を無駄にすまいと、戦略を立てます。


路面コンディションの確認は言うに及ばず、セッティングを変更した時のそれぞれの寄与度みたいなのを出せればいいなと思っていました。

ボディを被せたまま簡単に調整できるものとしては
・燃調
・フロントキャンバー
・リアトー
・リアダウンストップ量
このぐらいかなと

今回のコントロールタイヤのフロントタイヤは
ZAC製のZBB813CSHとコンビネーションタイヤ

タイヤの内側と外側で硬度が違うというもの

フロントキャンバーのセッティング感度が高いとのことと
リアトー、リアダウンストップ量はある程度効果が予測できるので
練習走行の前半5分は前日と同じセッティング、後半5分はキャンバーを立てる方向で傾向を測ることにしました。

予選を重ねるにつれてようやくまともに走るようになったので、漸くこういう傾向を測る系のセッティングができるようになった。。。


セッティングゲージ上で、ドライバーを何回転すると何度キャンバーが変わるというデータを採取
結果私のゲージでは半回転で1度キャンバーが変化する模様

デフォルトがネガティブ1度に設定していた
これを後半5分でポジティブ側に変更を依頼した


2日目朝イチの練習走行

先ずは1日目と同じセッティング
フィーリングは大差ない模様、タイムは20秒フラットとタイムも前日と変わらない
前半5分間ではまずこのフィールに慣れてから
後半5分間をフロントキャンバーをポジティブにして走行

結果的には、外周等の高速コーナーがフロントタイヤが引っかかりスピンモードになりやすい
インフィールドの低速コーナーではアンダーステア
という結果になった。

あれ?想定と逆なんだけど…

と思ったら、助手の方が間違えたようでネガティブ側に調整したいた模様
ゲージで測ったら2度になっていました。

これは大きな問題ではなく、よりネガティブに調整したらこういう傾向であるという結果が分かった

つまり
ポジティブ側に調整すれば外周側がアンダー傾向、インフィールドでは曲がる傾向
となる模様。

恐らく、最大Gが掛る時間が外周では長く、よりロール角が大きくなり、フロントの対地キャンバーが変わってフロントのコーナリングフォースが変わったんでしょう。

走らせるフィーリングとしては
ネガティブ側はタイムが出るが安定しない
逆にポジティブ側は安定するが1発のタイムが出ない

というデータも取れました。

なので予選5回目はフロントキャンバーをネガティブ側に調整し、挑んでいました。


そして決勝はポジティブ側にして挑むという戦略を立てました。



セミファイナル

結果から言うと2位通過!

目標達成如何がこのレースに掛っていたので一番緊張したのがこのヒートでした。
予選データをMylapsで凝視し、脳内レースシュミレーションした結果、なにも無ければ3位以上でゴールできる!と自分に言い聞かせないと足が震えてましたw

不安要素としてはこのコースをスポンジタイヤで20分間走ったことが無いということ
5分以降の動きは未知という…

タイヤの摩耗はフロントリアともに同じ比率で減っていってたけど
デフの効きとか、エンジンの熱ダレとか未知の項目が多い不安要素が残っていた。


とは言っても対策案は思いつかず、とにかく短期決戦で序盤5分間はフルスピードで走る作戦へ

結果としては1位と2位の自分が序盤に抜けて引き離す展開
給油も完璧な仕事をしていただき、レース終盤まで後ろとのペースをコントロールしながらチェッカー!
レース中盤は1位との差が詰まる場面もあったものの、スポンジカーでのバトル慣れをしていないのでミス待ちの状況とかが起きていました。(←ここ重要


ともかく、これでグランドファイナル進出が決定しました!


不安視していた20分間のマシンバランスの変化はやっぱり起きて
レース終盤リアタイヤの踏ん張りが効かず、流れたら止まらないという状況になった。


グランドファイナルの40分に向け、リアトーを4度から4.5度へ増やし
クラッチの締め込みを1.35mmから1.40mmへ変更
これでリアの安定性を増すのと
クラッチを遠ざけることでコントロール性を向上させるのが狙い



グランドファイナル



決勝は6位から出走

セミファイナルよりは緊張せず、なるようになれぐらいのメンタル状況w

ただ、トップ3はとても追いつきそうにないと思っていたけど、それ以下は結構ダンゴ状態
これは頑張れば順位上げてチェッカーもあるなと思い挑みました。

ラップチャート 右側は自分だけど赤くプロットしたもの

さあ、検証していきましょう!序盤からw

スタート直後TQスタートの方がエンジンがカブり失速
ただ、自分も順位を一つ落としてオープニングラップを終えます。

JMRCAが公開しているスナップショットで分かったんだが、自分はアウト側から1コーナにアプローチしていてここで順位を一つ落とした模様
ただ、クラッシュで大幅に順位を下げることは避けたかったので一つぐらいは大丈夫だと思っていました。

1回目の給油までの第1スティントは前走車のミス等もあり1つ順位を上げて6番手を走行
更に、T内氏とM脇氏の給油が早く第2スティントでは5位まで順位を上げていました。
ここぐらいで、前年度TQ選手の背後に付きます。
どうも調子を合わせきれないようで、この時間の断面では自分の方がペースに分がある状況

しかし!自分はスポンジカーのレース慣れをしていない!
ペースは分があるのに追い抜けないという展開が数週続きます。

これが走行中に思った失敗で、スタート前に助手の方にバトルが苦手と伝えておくべきだった
周回数にもよるが、引っかかった時点で給油に入り、ピットアウト後はクリーンエアーの中を走ることでレース全体のペースを上げるという作戦を思いついたものの、助手の準備ができていないとピットタイムロスが大きくなる可能性もある

助手へ“前に引っかかってる!入りたい!”とこの後ぐらいに叫んでピットイン

前の選手の給油も速く、順位は変わらず第3スティントへ


何とかパッシングポイントは無いかと探っていた中、
ストレートエンドのコーナーで前走車がブレーキングミス!
このミスに乗じてパッシング成功、4位へ浮上
この後、再び3位の方に引っかかったものの、助手の方が気を利かせてくれて
すぐにピットイン

第4スティントで3位に上がりました。
このまま20分目の折り返し地点に差し掛かっていました。

4位との差は少しずつ大きくなってゆき、このままだと表彰台だなーと思った直後

バックマーカーを避けるためにアウト側コースを選んだ際に、縁石にヒット!
そのまま外周側の壁に引き寄せられクラッシュ・・・

大丈夫か!?と思ったらステアリングが効かなくなっていました。。。

サーボセイバーのスプラインブッシュの樹脂が舐めてサーボのセンターがでなくなっていました。


なんとか、持ちこたえて走るものの、もはや戦える戦闘力は無く、コースにとどまっているのがやっとの状況
そんな中でまともに走れるはずもなく

こんなことになってみたり…

この辺でもう順位は10位まで下がっていました。
この後追い打ちをかけるようにしてクラッシュ、ステアリングタイロッドが外れ、これ以上コースにいても迷惑だということでリタイアとなりました。

30分で止まった時計。一時は3位を走っていたのに…

敗因としては周回遅れの方をパスする際の自分の技量不足
これは京商カップでも同じ現象が起こったけど、走り慣れたラバータイヤだったからクラッシュを回避できたものでスポンジタイヤでは別の技術が必要だった模様

ということで今年の全日本はこれで終了してしまいました。

目標であったグランドファイナルには出場でき目標達成ではあるものの
達成だやったー!という感覚ではなく
目標を達成できる頃には次の課題が見えているという今までのラジコンの経験よろしく、次の目標がぼんやりと見えてきました。

次はスポーツで優勝と言うのが目標ですかね。


そのためには今回の反省を生かして、もっと成長する必要がある。


反省会


いろいろ反省点はあるが、まず自分の持論を何も持っていない
これが最大の敗因ではないかと思っている。

タイヤがグリップするメカニズムもよく分かっていないし
セッティングでどこを調整すればどうなるというのも分かっていない

こういう状況なのでほかの人とセッティングの議論ができない

この状況が今年は殊更に残念でまた悔しいところでした。


たぶん、自分のアプローチとしては沢山走ってマイレージを貯めることも一つだけど
スマートロガーと言うもっと定量的な判断手法がある
これを併用することでもっと分かることが多いんじゃないかなと

今回良く出たフレーズとして“前に出ない”とかっていうのは前後Gとタイムとかを比較すれば一目瞭然な結果じゃないかなとかとか…

この辺は今後の課題として、どうするかを考えないと



総括

悔しいレースとはなりましたが、自分一人の力ではとてもグランドファイナルには出場できなかったと思っています。

TeamKYOSHOの皆様
助手を務めてくださった皆様
ボディペイントをしていただいたM三郎様
スマートロガーのモニターに選んでいただいたmtabe様

その他応援して頂いた皆様本当にありがとうございました!

諦め悪く来年以降も挑戦するかと思いますが、その際は再びのご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!


2 件のコメント:

  1. こちらこそありがとうございました。
    いきなり、ファイナリストはすごいですね!
    メンタル弱いわたしだったら上で吐いてますよ(^^;)
    今後もご活躍期待しています!

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    1. ありがとうございます(*^^*)
      セミファイナルはガクブルでしたよw
      またボディよろしくお願いします(`_´)ゞ

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