face book ページも更新中! https://www.facebook.com/taisukem1

twitterも更新中! https://twitter.com/marutai_nara

2020年6月29日月曜日

アルミアッパーバルク


最近出たオプションパーツです.
よく見るとプーリーテンショナーのコマ位置が増えています.

今までの樹脂バルクは緩めるほうにコマ位置がありましたが
今回のアルミバルクでは張る方にもコマ位置が追加されています

ベルトのロットによってはフロントベルトのテンション弱いなと思うことがあったのでこのバルクで解決できるのでは?ということで準備してみました

見た目はすごくカッコいい!

樹脂バルク→アルミバルクに単純に変化させるとステアリングの初期が強くなり
路面を掴むフィーリングが減ってしまいました.

ここは恐らくスポンジタイヤとラバータイヤの違いが出ているものと思います.
スポンジならむしろこのくらい強いフロントのほうがバランスがとれて良さそうです.

ということでダンパーステーの取り付けビスをアルミへ
さらにダンパーステーはカーボンからFRP(VZ487)に変えたところイメージ通りの動きになってきました.

ちなみにテストしたのはBRCサーキットでローグリップ屋外サーキットとなります.

さてここから当初からやりたかったフロントベルトのテンションを
先ずは樹脂バルクと同じく中立位置で走行
その後に一コマだけ張る方向に変化させてみました.

動きの変化としては以前の真ん中ポジションは後ろから蹴り出すフィーリングだったのでラフなスロットル操作では前に出ずに横に逃げる傾向がありました
フロントを一コマ張ることで前輪が駆動するタイミングが早くなり前が引っ張る動きに
ラフなスロットル操作でも前に出るフィーリングになりました

コーナーの侵入では少しアンダーステアが増えましたが
タイムとしては結果速くなったので前に出るトラクションがタイムには重要だったみたい

この辺りは特設の低グリップ路でも使えそうなので
ベルトテンションという新しいセッティング箇所が増えるオプションと言えそうですね

KCスリックタイヤに合うホイール探し

すごく久々の更新となってしまいました...
やはりブログを書かないと過去のセッティングって何だっけ?とかこのセッティングに行きついた経緯みたいなものを忘れてしまうので書かないといけないですね

コロナの影響で今年のレースが中止やリスケされていて残念な気分になっています
そんな中でも京商カップは今年も開催されるようで希望が持てますね

県外移動自粛が解禁されたということで8/22-23と北日本ブロックが開催されるしらかば2in1サーキットに行ってきました.

目的としてはG-maxの添加剤テストに行ってましたが(テスト結果は別途公式からリリースされると思います!)抱き合わせでホイールのテストもしていました.

ホイールの選択肢としては今や定番となった6本スポーク VZH001-8W


京商カップでは使用率No.1の15本スポーク  92012-8W


少しデザインの違う15本スポーク VZH003BK


マッスルカー用のメッシュホイール FZ02



計4種類のホイールを比較してみました.
ホイールの緒言をノギスで測るとこんな感じ


今までKCスリックタイヤを組んでみた感想としては15本は少しブカブカ
6本は外径が大きくてタイヤがスクエア形状になる
という認識でした.
直径を測ってみると径で1.3mmも違っていることが分かります.

ホイール別の走行フィーリングとしては
メリット
15本:グリップの限界を超えた挙動がマイルド
6本:ピークのグリップ感が高くパリッと走る
デメリット
15本:グリップのピークが低く,常に滑っているような動き
6本:低グリップ路面やギャップの大きいサーキットではピーキーな動きをする

15本ホイールがキット標準に入ってくることもあり15本ホイールは路面を選ばず懐が深い動きをします.
6本に関しては電動ツーリング上がりの人が好むような動きをし,しっかりとグリップさせて走らせるような動きをしています.

メリットデメリットあるし路面にもよるのですべてが上記に当てはまるわけではないですが自分の持っている感想はこんな感じです.

ここで直径が間のホイールがあればどちらの良いところも生かせるのでは?というところでメッシュホイールと黒15本ホイールのテストをしてみました.

タイヤの組み方としては手持ちタイヤがKCスリックミディアムしかなかったのですべてミディアムタイヤ
インナーはボンバーレッド
自分の持っていたタイヤは内側がベタベタしていたのでビニールテープを巻き付けています

タイヤを実際に組み立ててみるといい感じのラウンド加減


さてでは実走結果を

メッシュホイール(赤) vs 6本スポーク(グレー)
縦横のGを比較です.Gとコーナリングスピードはほぼ比例と考えてください
結果的にはほぼ同じとなりました.
ベストラップはメッシュが15.5秒に対して6本は15.6秒です.
メッシュホイールはかなりフィーリングが良くて6本スポークとほぼ同じグリップ感ながらギャップによる唐突な動きをしないです.
見た目もカッコいい

メッシュ(赤) vs 15本スポーク(グレー)
高G領域の頻度が赤プロットのほうが多く見えますね.
15本スポークはピークのグリップを感じないと上で書きましたがデータからもそんな感じだとわかりますね.
タイムもメッシュ15.5秒に対して15本スポークは15.9秒とベストラップも大きな差が出ています.
最後にメッシュ(赤) vs 黒15本スポーク(グレー)
Gとしてのデータはほぼ差異無しですね.
タイムとしてはメッシュの15.5秒に対して黒15本は15.6秒でした.
触った感じはメッシュよりもホイール自体が硬いです.
フィーリングとしては初期反応が良いので進入でラインを選べてメッシュよりも小さいラインで走れました.
添加剤テストの都合でどちらのホイールも2タンク連続走行をしていましたが
メッシュホイールのほうが後半までフィーリングが変わらず安定してタイムを重ねることが出来ました.



以外に良いものを発見したので今後このホイール使っていくのもよいかもしれません