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2018年2月7日水曜日

京商グランプリレースレポート続報

HRFのレースリザルトを見ながら20分レースなので京商グランプリと比較できるなぁと思い
京商グランプリのレポートページにアクセスしてみると、内容が更新されてるのに気づいた.

おぉぉ…コピーライター氏の文章力はやっぱり半端ない

追加されていた内容としては私となんよさんのコメントとセッティングデータが公開されていました.

クッソマニアックな情報としてはセッティングシートはver1.01に更新されてて
内容としてはダウンストップ測定位置がver1.00だとダンパー長だったのがver1.01ではシャシー下面からのサスアームの距離と一般的なツーリングカーと同じ測定位置に変わってます

公開されているセッティングシートはver1.00のもので
ver1.01風に書き直すとフロント2mm/リア3.5mmとなります.


コメント中の
“柔らかめのサスセッティングで荷重移動量を減らしトータルのコーナリングフォースを稼ぐ方向”

と答えていますが補足として
トータル荷重移動量はロールセンタ高/トレッド/重心高で決まるので
上で言いたかったこととしてはステアバランスをとる際に前後輪の荷重移動量ΔWf/ΔWrの剛性配分でセッティングを進めるという意味です.
トータル荷重移動を減らしCFを上げると全体のグリップがよくなる!という魔法のようなことは無いので…


↓ここから下は最近の悩み

実写の場合は荷重‐コーナリングフォース線図が非線形でタイヤへの垂直荷重が増えてもコーナリングフォースが増えない領域がある
荷重移動したところでトータルのコーナリングフォースが下がる原理でステアバランスをとっているがラジコンの特に1/10のゴムタイヤの場合はこれがそのまま当てはまらなそう

具体的には垂直荷重をかければ掛けるほどグリップするという現象が起こる
実際にはどこかでサチレートするが1/10サイズ程度の重量ではその領域まで荷重を掛けられない模様
サスを固めていけば荷重は掛かるが路面のギャップによりグリップを失いやすくピーキーになりやすい
ギャップが見た目に小さくてもラジコンスケールに直すと巨大なものになるので

電動は掛けたほうがグリップするけど

エンジンのゴムツーリングや1/8GTがタイヤの面圧的に微妙なところにいて
掛けてグリップしたり、ロールさせてイン側も仕事をさせたほうがグリップしたり

タイヤやインナーによってガラッとこのあたりが変わるので

台上試験でスクリーニング→実車で評価
みたいな進め方したいな~


もちろんキャンバスラスト力やそもそもロールステアの影響とかほかの因子も大量にあるので荷重だけで語れないでしょうが、切り分けの一つとして

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