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2016年3月17日木曜日

京商カップファイナル反省会

京商カップファイナル反省会に参加できるのは少し先になりそうなので
忘れないうちにメモ書き

もう4日も経つにも関わらず、いまだにレースを思い出すと胸がザワザワする感じなので
やはり精神的なダメージは大きい模様

ただ、このままでは腐ってしまうのでいろいろと反省点を思い出すことに


その前に、改めて4輪独立サスペンションのラジコンカーの動きを学び直しているところ

ちょっと前に会社の選択制福利厚生制度のお金で買った本。結構いい値段

会社のサス屋さんでもバイブルとされている安部先生の本
内容はほんのり学生の時の気分が蘇る感じ


買ったものの1ヵ月ぐらい放置してたんだけど、ここ数日は自宅にいるときとか昼休みとかに読み進めていた。ここから今回の反省をしていこうと思います。

ちなみに本の内容としては定常状態+過渡領域は自分で偏微分して解析してネという内容


自分のラジコンをセッティングするイメージは定常状態(静的なロールセンタとか)は数式をイメージしながら進めて、動的な部分は妄想する感じ。

だから、ダンパーとか時間関数なもののセッティングは苦手分野。


最近、チームでのセッティングの進め方としてもロールスピードとかピッチスピードはもっぱら相方に判断してもらってる状況。
自分はこの辺を感じる習慣がないので相方に判断してもらった方がセッティングが決まるのが早い



前置きはさておき
ある人に聞いた話は、マシンがオーバーステアでリアのリバウンド量を増やしたら改善されたと(もちろんほかの部分もセッティング変更されたらしいが)

その他、今回ピットを見て回った感じでもリアのリバウンド量が多い人が結構見受けられた


自分のセッティングはフロントのリバウンドは多め、リアのリバウンド量は少な目になっている


これはロール剛性バランスがフロントが弱く、リアが強いということと同義なはず

これを数式に当てはめてみると


値を代入しないとしてもΔWfは小さく、ΔWrは大きいという結果になることが分かる。
つまりステアバランスとしてはオーバーステア方向に


ミディアムタイヤを使っていたチーム戦予選1回目まではアンダーステアだったのはグリップが原因としても
それ以降のレースでオーバーステアに悩まされた理由の一つがどうもこれっぽい


これ以降、フロントにスタビを付けたりしてフロントのロール剛性を上げてフロントの荷重移動を大きくしてアンダーステア方向に持って行ったんだけど

車体前後のロール剛性が上がったことにより、左右輪の独立性が失われホイールの路面追従性が悪くなってピーキーな挙動が出たということで腑に落ちる


セッティングの方向としてフラットなハイグリップ路面であればこれでも問題ないんだろうけど
ローグリップでフラットではあるけどアスファルトのつなぎ目は結構大きなパーキングロットの特設コースではリアのロール剛性を落としてステアバランスを取るのが正解だったのかもしれない




リアアッパーアームのバルク側も真ん中の穴を使っていたのでロールセンタが上がりロール剛性は高まる方向
更に、キャンバ変化量は減るのでキャンバスラスト力から来るコーナリングフォースも減ってさらにオーバーステア傾向になっていたんでしょう


予選のタイムを出しに行く+2回チャンスのある
というレースではある程度オーバーステアでもタイムを出しに行けるクルマでもいいかと思うけど
決勝の様な長い時間走る場合は弱アンダーぐらいの方が楽に走れそう。

現に今回の個人戦のマシンは弱オーバーステアでイン側の壁にヒットしたわけだしね



今回の敗因としてKCソフトタイヤははなから眼中になくてミディアム一択であったのも一つ

たしかにミディアムで食わせる方法もあるんだろうけど、今回持ち込んだタバタミディアムインナーを外したのでミディアムにマッチするインナーは何になるのかなと

ソフトの短所としてはタイヤビード部のゴムが裂けること
これに関しては割り切って、切れても走るセッティングを探る必要があるということかな

どちらにせよ、事前テストはソフトは全く試しておらずぶっつけ本番だったので
今回のレース結果も納得せざるを得ないかと


5月末に再び清水で京商カップがあるようなので
気温が違うことによるミディアムタイヤパターンとソフトタイヤパターンの2つの引き出しを持っている必要がありそう



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