face book ページも更新中! https://www.facebook.com/taisukem1

twitterも更新中! https://twitter.com/marutai_nara

2022年4月3日日曜日

2022しらかば2in1京商チャレンジカップwithマキノ レースレポート

 


先週開催された京商チャレンジカップに参加してきました!

まん防で2回の中止を乗り越え、さらに3回目は天候が芳しくなく開催できるかギリギリでしたが結果写真のような天候で開催されました!

素晴らしい会場を準備していただいた(株)牧野フライス製作所様

さすがの実況と円滑な運営をしていただいたしらかば2in1サーキット様

参加者として大変感謝申し上げます.

結果はしらかば2in1のホームページに記載されています

結果はS戸さんにポールを取られたものの,ドキドキバトルを制して優勝でした!

フェンスに囲まれた緊張感のあるコースでのバトルは痺れますね



これは前日のコース設営後の写真です.


このアスファルトや仕切りフェンスのクオリティが高すぎます
アスファルトは細粒のような路面となっており,表面のホコリが数台で走ることで掃除されると程よいグリップを発揮します

仕切りフェンスも京商カップのフェンス寸法を参考にされたということでほとんど実戦さながらです

素晴らしい設備があるということで今後もイベントが予定されているようです.
自分もまた来たいと思いました


ここで走ることで京商カップでよくある特設コースの予測の高精度化が可能になります.
路面の成長具合がある程度予見できるようになるのでマシンの持ち込みセッティングの完成度を上げられそうです.

そういった観点で今回のレースレポートを書いてみようと思います.

今回のボディはMR-SかSC430としました
多くの人が使うであろうボディで参考になるようにという感じです


設営直後から走り始めましたが,その時はかなりローグリップで
コース上に留まるのも難しい状況でした.
戻ってきたマシンは黄色い感じでかなり花粉を拾ってきた模様

普通の常設コース向けのセッティングをしてそれなりに走るようにしていましたが
ここまでグリップの低い状況だとそのままだと走りにくい感じでした.

特に効果が大きかったのはリアデフオイル変更です
元々オイルを少な目で1万番と2万番を混ぜたオイルを使っていました.(オイル量はクロスシャフトのしたぐらい)
コーナーの後半からデフが効く感じでターンインするし前にも出るし気に入ってたんですがこれも今回の路面にはあまりマッチしていませんでした.侵入はアンダーで立ち上がりは握り巻きという状況.粘度が高すぎたみたい

ということで5千番のデフへ変更しました.オイルの量はほぼ満タンです.
これでターンインから立ち上がりまでキレイに走れました.
ここは決勝まで変わらなかったので特設コースのグリップレベルはこのくらいの粘度がちょうどよさそうです.


スプリングも色々試せました
持ち込みではフロントにAXONのSHレッド(C2.7)を付けていました.このスプリングはR4のゴム車には結構万能でいろんな路面でも運転しやすいんですが今回の路面ではコーナーのクリッピングポイント付近の曲がりこみが弱いフィーリングでした
リニアレートな特性なスプリングとなり車重、コースレイアウト、グリップの総合的な関係からストロークした時のレートが不足しているようです.

色々試した結果京商のW5307-30(レッド)がいい感じでした
初期反応もあるし曲がりこみもあるので良きです
またリアスプリングも曲がりと立ち上がりの関係から同じ京商レッドスプリングとなり前後同じスプリングの選択になりました.
これも決勝まで不満なく使えたのでひとまず持ち込みから使えるアイテムかと思います.

練習走行~決勝で調整が必要だと感じたのはキャンバー角です

レースが終わった後の前後タイヤです.
予選からタイヤの当たり方を見ながらキャンバー角を決めていて、決勝を走ったキャンバー角は予選と同じくフロント0.5°、リア1°で設定していました.
フロントタイヤは内側を使えてなくて、両輪共に外側のエッジを通り過ぎて使っています.

決勝はBメイン以下の決勝レースは10分間で給油があったりと走り続ける時間が長くどんどん路面が上がっていました.

決勝Aメインではレース前のウォームアップでも路面の向上がわかるほどでした

外周の速度が上がりGの掛かるコーナーではやや腰砕け気味の挙動となり
レースの最後までタイヤを持たせる為にはスロットルをかなり抜いて侵入する必要がありました

キャンバー角としては決勝ではフロント0.75°、リア1.25°付近がちょうどいいのかなと
予選→決勝では気持ちキャンバーを付けるというイメージですね
この記事で書いたサスボールスクリューを使うと細かいキャンバー調整もバッチリできるようになりますよ!

もしくはもう少し気温が上がるのであればショルダーグルーも有効な手段だと思います.
タイヤを潰すために039Mを使ってますがタイヤのヨレ感も大きくなり、また今後のレギュレーションで6本スポークのホイールも使えないのでサイドウォールの柔らかいKCスリックソフトではショルダーグルーも十分対策案の一つになりそうです.

タイヤ関連でいうとグリップ剤はツイークのような粘度高いオイル系がマッチしそうです.
60度10分ぐらいですね.
これでもグリップ感が軽い場合は白缶でふき取ってもいいかも





セッティングシートも記載しておきます

特設コース攻略にすごくいいイベントなのでぜひ今後参加してみてはいかがでしょうか!






0 件のコメント:

コメントを投稿