つい先日コロナ影響でスノーラリー中止のアナウンスがありました
オミクロン株が急速に流行し,取引先との会議も担当者がコロナに感染してリスケになるなど今までになく身近な存在になってきました.
できれば感染したくないですしこの状況で中止の判断は自分も正しいと思います.
ただこの数週間いろいろと対策の検討と解決の準備をしていたので効果確認ということでスカイホビーでテストしてみました.
ちなみに2020年に行われた雪上ラリーは何とか優勝していました!(ブログ更新してませんでしたね、、)
とはいえ最終周でトップのN村選手がスタックしギリギリでのトップゴールでした.
自分の中で課題と思っているのはこの部分
3周目はほぼトップを走っていましたが最終コーナーのワダチに足をすくわれてまったく前に出ず,手前のストレートで猛烈に追いつかれ、1コーナーの終わりで抜き返されています.
スノーラリーでラリークラスは自分の出た中では毎回最終レースとなっています.
毎年かなりの台数のエントリー数があり、雪はどんどん磨かれて氷のようになりグリップを失い、またバギークラスは雪を掘ってしまうので最終レースは毎年このようなスリッピー&凸凹路面になります.
ということで今年は連覇を目指してこの凸凹対策を検討していました.
凸凹の走破性はタイヤ径を上げないとどうにもならないと思っていますが、タイヤはタミヤor京商or飛鳥クリエートのコントロールタイヤです.
どのタイヤも径がほぼ同じな上に雪上グリップでいうとタミヤタイヤのサイプ加工が少し抜けています.
ということで凸凹にどれだけ追従する足回りを作るか!?というのが今回のアプローチになります.
最近のバギーカーは”ガルアーム”を採用していて何かいいことがあるんじゃないか?というので検討してみます.
ネットで検索したり動画を見たりすると初期の反応が抑えられて運転しやすいという評価が結構多くみられました.
自分自身もダンパー位置を下げられるからハイグリップなカーペットバギー用なのかな?程度の認識です.
ギャップに対する評価は無いのか?と検索してみるもののそこまで言及している記事は見つからず
ということで自分で考えてみます.
真ん中の水平線が1G状態のサスアームの角度と仮定して、バンプ側とリバウンド側の軌跡を描いてみました.
つまり何が言いたいかというとリバウンド側ではタイヤトラベルが同じでもはダンパーが伸びないということ.
ダンパーが動かないということは減衰力が発生しないので伸び側は動きやすくなる
→1Gから伸び側はタイヤが地面に接地しやすくなるので凸凹路に効果あるのではないか?という仮説が立ちました.
三角関数とエクセルを駆使してダンパーの伸縮を出してみました.ガル〇〇mmというのはサスアーム中心線からどれだけダンパー取付位置がオフセットしているかという意味
計算結果からもバンプ側よりもリバウンド側のほうが差が大きくでていて,ガルアームのオフセット量が増えるほどにリバウンド側でダンパーが伸びなくなっています.
ということで実際に走らせて試したくなりました.
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