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2021年4月1日木曜日

スピキン2021開幕戦レースレポート

 


タイトルの通りオーガナイザーの遠藤さんのご厚意等いろいろありスピキンに初出場してきました.

スピキンは初参加でレースの雰囲気が分からずピリピリしているのかな?と出るのをためらっていましたが

出てしまえば和気あいあいの中でもレースは真剣に取り組むという雰囲気でとても心地のいいものでした.

また新設のスーパーストッククラスはレース初心者の方でも参加できるような取り決めがされており初心者が上級者の走りを観察できてステップアップにも良いのかなと思いました.


舞台は袖ヶ浦スタジアムです.名前はよく聞くものの初めて行きました.

コースはフラットで管理も行き届いていてとても良いコースだと思います.

走らせてもコースの左右で性格が違うレイアウトで攻略が難しいコースでした


写真は土曜日の朝のもので、快晴だったものの翌日は午後から雨予報、、

ということで前日から車検の一部が始まったり、タイムスケジュールも朝早くにシフトしたりとレース運営も柔軟に対応されていました

コロナの感染対策もしつつ天候に対しても対応できるレース運営は本当にすごいなと思い主催者等々に感謝です.


さてここからレースレポートです.

上でも少し触れていますが前日入りしてコース慣れやセッティングをしていました.

とにかく攻めがいのあるコースでレイアウトの奥が深いです.

縁石もあまり出っ張ってないように見えますが,踏んでしまうと結構タイムロスするし乗せ方によっては転倒してしまいます.

かといって縁石に寄せないとワイドなラインになってしまってコーナーとコーナーが繋がりが悪くタイムが出ないレイアウトになっています

切り返しの多いレイアウトなので切り返し1つ目でちゃんと寄せておかないと2つ目以降が苦しくなりますからね


京商カップの特設コースで鍛えられたコース慣れの早さにはちょっと自信がありましたが

ちゃんと走れるようになるには3パックほど、更には5分間転ばずに走るには翌朝の練習までかかるという状況でした.

ここまでコース慣れに時間を要したのには理由があり,タイヤの使い方を理解するのに時間が掛かってしまったというのもあります.


コントロールタイヤのRUSHプリマウント32を使ったのは前の週にBRCサーキットで走らせたのみ

路面も初めて走る路面と分からない要素が多い状況でした.


持ち込んだ状態ではコーナー侵入ではアンダーステア,ステアリングを切り込んでいくとオーバーステアになるという気難しい特性になってしまっていました。。。

安心してステア操作できず,気を抜くとイン側に切り込んで切るので縁石に乗せないように緊張しながら走る状況でした.



上のグラフは時系列別のアベレージラップです.赤プロットはその走行で出したベストラップ

ベストラップは走行を重ねるごとにやや速くなっていくもののアベレージラップはほとんど横ばいでやや速くなるという状況.

平たく言うと迷走しているということですね汗

地元の人たちは夕方の走行で16.6秒とかを出しているのでベストラップだけでも0.4秒落ちのタイムしか出せていないというかなりピンチな状況


そんな中でもセッティングの方向性が正解かなと思ったのは上の図の吹き出しに書いている2つの項目

フロントサスアームを1段階ショート化することでコーナー進入時のアンダーステアの低減で一貫したステア特性の確保


今回最も影響があったのはリアデフでした.

柔らかいほうがいいんだろうなと思っていて自分の手持ちで最も柔らかい番手の7000番を少な目(1.1g)に入れることで柔らかいデフを持ち込んでいました.

上記迷走の中で同じ京商の穴原氏にデフオイルを少し分けてもらい3000番のデフを新しく製作

3000番で作ったデフのほうが進入ではキレイにリアが抜けてタイトターンでの動きがかなり良くなりました.ここでタイムがようやく17秒台前半を刻めるようになりタイムに影響するほどの効果でした

少ないオイル量のデフだと差動の初めと終わりで効き方の変化量が大きくてあまりよくないというのがここからの収穫です


ここまでやって初日は時間切れ

F1の予選をみつつ深夜までメンテするほどカツカツになってました笑

翌朝は朝4時半にコースに着き、5時半頃に走らせるというすごいタイムスケジュールで走ってました.

メンテしたTF7はコース慣れも相まって17.1秒のペースで走れるいい感じ
5分間もノーミスでまとめられるようになり、やっとレースが出来そう!という状況で予選に備えます.

Q1結果
全てのリザルトはこのリンクから確認が出来ます

転ばないように”置いて”走ったものの前日練習で出した5分周回タイムとほぼ同等
全体では20番手ほどのタイムです。。。

予選で使ったタイヤが練習日に使っていたタイヤとのグリップ感の差があり思ったペースが出せませんでした.これでも朝の練習走行で良いと思ったタイヤだったんですが5分間攻め込むとやはり違いますね、、、

Q2は雨がパラついてきてすごくスリッピーに
ただTQを取った村井氏も同じヒートだったのでもう何も言い訳できない状況

全てのクラスで予選2回終了後降雨となり2回の合計の順位で最終リザルトとなりました.
私の順位は総合で21番手と全日本以来の惨敗となってしまいました.
タイヤが練習の時と違うという同じ理由、、

とはいえほかの参加者もそこは同一条件で速い人はタイヤが違っても速いままなので何か使い方があるんでしょう、、


あまりにも悔しいので翌日は有給だったのでBRCで3時間だけ走らせてきましたw


先ずは片付けの時に濡れてしまった電子機器たちの乾燥からスタート

いろいろと思うところを変えてみてテストしてみました.
もっとタイヤに荷重を掛けた方がいいのか?とかとか
やることなすこと変化なしだったのがダメ元でリアキャンバーを2度から3度にしてみました.
これが今までイマイチだったグリップが横方向はもちろん、縦方向にもちゃんとグリップしはじめました.
タイヤのトレッド面を使うのか,エッジ面を使うのかというタイヤのキャラクターそもそもをちゃんと捉えられてなかったんですね

イニシャル状態は3度

ただバンプさせると3.5度ぐらいに

ロール方向に動かしてみると0.8度に
ステアリングを切り増せないと感じたのでロールしている状態でのリアグリップが足りてなかったんでしょう
そこをロール時の対地キャンバを増やすことで横力を増やしてリアの安心感が増えたのかなと

その日はこれで時間切れだったのでイニシャルキャンバはもちろん、キャンバ変化量等もいろいろ弄ってみようと思います.

あーもっと早く気づいていれば、、たられば、、













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