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2018年3月20日火曜日

【予選】京商カップ2017ファイナルレースレポート


バタバタしててあまり写真を撮れなかったですがレースレポートということで

今回はA君の助手ということで参加です.
土曜日の清水に行く道中,海老名JCTで東京方面に進んでしまいまったく逆方向に進むというハプニングからレースは始まってしまいました…
おかげで現地に到着したのは8時過ぎ

ちょうどエントリーが始まろうかとする時間でした.

急いで準備して練習走行に備えます.
持ち込みセッティングとしてはこの日の記事のセッティングシート通りで
グリップが低いと感じたらダンパーオイルを柔らかいものにしようと思っていました.

ただ,上記の通り時間がなくセッティングシートの#800のまま出走することに


練習走行

練習走行ではトップタイムをマーク

レース順としてはバギー,バギーJr,ピュアテン個人,EPミニ,ピュアテンチーム,LMという順
さらに我々はピュアテン個人の中でも3ヒート目と最終ヒート
1ヒート,2ヒートを見ているとしっかりグリップしている人とそうじゃない人が極端に分かれている様子でした.
後半ヒートで良かったこととしては2速へのシフトアップポイントがどのあたりが良いのかをしっかりと見れたこともポイント

さて我々の練習走行はどうかというと,タイムからも分かるようにしっかりとグリップしている方
タイヤはKCスリックソフト,インナーはSWEEPソフト,グリップ剤はFXⅡでした.


練習走行の目線カメラ

事前の打ち合わせでは
・コース慣れができたらできるだけ全開走行を続けること
・2分おきぐらいにマシンのフィーリングを伝えること(タイヤのグリップダウンとか)

でした.動画の中でも“特に問題ない!”とか言ってるのはそれですw

以前の中京予選の際は予選3分目ぐらいからグリップダウンに伴うアンダーステアを感じたので正確に何分目からどういう挙動を示すのかを把握したいというデータ取りの為でした.
動画でも下で助手をしている私がノートを開いていますねw

結果的には13.5秒という本大会でのコースレコードに近いタイム(コースレコードは13.4秒)をたたき出し,後半もタイムは落ちてきていません
前日に雨が降り路面が保湿されていること.京商スタッフが掃除を頑張ったであろう,マシンが全く埃汚れが無かったということから路面グリップはシッカリとグリップするフィーリングだったとドライバーの意見でした.
お陰で硬めのオイルでも問題なくストロークするという結果オーライな状況

またフィーリングも後半にかけての変化は特に感じなかったようです.

下で見ていた私の感想は
①4分目ぐらいから2速のシフトアップポイントが早まってきていた
②加速時のリアの沈み込みが大きい

ということでした.

①は燃調なのかな?というところ
ドライバーに①を伝えると特に気にならなかったということで,挙動を乱すポイントでシフトもしていないことから2速タイミングは特に変更なし
②に関してもリアを固くすることでギャップ走破性が低くなることを恐れてとりあえず予選1回目はそのままのセッティングにすることに


ただ,ステアリングのゲインが高くイン側のパイロンを踏んでしまうことが数回ありました.
予選1回目では路面グリップは練習走行よりも上がるという事前データがあり,ステアリングゲインはさらに上がると予測
ということでアッカーマンをR1.0位置からR0.5位置へ下げて予選1回目を迎えます.


予選1回目

22L 5:10.000を記録

予選1回目では唯一の22Lを周回!これはチーム戦のリザルトを含めても最速タイム
ベストラップもほかのヒートを含めても0.5秒近く速くリザルトだけ見ると圧倒しています.

ただし車体はよかったかというと…
またもやタイヤの接着に悩まされたという,片巻き現象が発生
しかも外周側の左側のタイヤに接着不良が発生していました.

ドライバーが気合で右コーナーを合わせて1回も転ぶことなくゴールに運んだ集中力の勝利でした.
もし両輪が普通のタイヤだったら…まだタイムの伸びしろがある感じ

評価ができる左コーナーでのフィーリングをヒアリングすると
初期の反応が無くなりステアリングをガバッと切ってしまうというフィードバックでした
今回のシケインの多いレイアウトに加えてソフトタイヤで上記のようなドライビングをしてしまうと直ぐにフロントタイヤが終わってしまうと予測し,やはりアッカーマンは前出しのR0.5だなという結論に


予選2回目

DNF…orz

T瀬さんにタイヤ温存か⁉と言われましたがw
なんと出走直前でステアリングサーボが壊れてしまい出走できず…
ポールポジションも約0.7秒差でT瀬さんに奪われてしまい最終リザルトとしては2位へ
3位は0.5秒差でS氏が続きます.

ちなみに予選2回目ではアッカーマンを戻したうえでタイヤインナーをKAWADAのバクソーを使って決勝ペースのテストをしようと目論んでいました.
路面が決勝相当まで向上したときに5分間のみではあるが後半ペースがどうなるかを確認したかったため

ポールポジションを失い,さらに決勝に向けての組み立てもできず
しかもサーボが壊れた理由もイマイチよくわからないというドライバー共々ガックリと肩を落とす結果となりました.

メーカーサポートが来ていたので修理依頼はしましたが
疑わしきは罰せよというレース時の鉄則からサーボは予備の新品へ交換

折角いいペースで走れるマシンになっているのに絶対にメカトラブルとか起こしたくないですからね.

ほかのドライバーからの路面のフィードバックとしては“ヌルヌルしてる”とのこと
グリップは想像よりは上がってないようでむしろ走りにくいみたい



1日目はここで終了
ホテルに戻り,飲み会の後
ドライバーのA君とミーティングです.真面目か!

作業としては決勝用のタイヤの接着(外周側だけ)
ミーティングの内容としてはピットタイミングと決勝のセッティングの方向性

予選日の路面傾向

上位陣のラップチャート

予選2回目を走れなかったのは大打撃だったのでもうデータしか頼るものがありません.
上の図が例のごとく上位3名の平均ベストラップ
路面の上り幅としても中京予選の日曜日とほぼ同じ傾向
ただタイムに隠れた”ヌルヌルしてる路面”ということは見えてこず…

下の図は上位勢のラップチャート
オレンジのS氏はタイヤに厳しいんだろうなと前日の夜はミーティングで話して
とにかく序盤は抑えて後半勝負だと結論しましたが,本人に聞くと予選の後半はバックマーカーに引っかかりタイムを出せなかったとのこと
タイムチャートだけではわかりませんな…

また特筆すべきはISUZU Aのラップ
T瀬さんもアンダーだったとは本人は述べるものの,その近似直線をほぼ0.2秒早くしたタイムで回っているのがISUZUのS戸さんです.

予選もぶっちぎりの22L5分4秒台

路面の傾向は風の関係もあるし直前に判断し基本的にはアッカーマンで対処する方向に
またピットタイミングも10分燃調は持ちそうだということは分かったがリスクを冒すかどうかは展開次第ということが前夜に決まりました.

次の記事で決勝のレースレポート公開です!

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