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2015年10月22日木曜日

京商カップ関東―サタデーレース―レースレポート





さて、遅くなりましたが先日行われた京商カップ関東のレースレポートを書いていこうと思います。

天気、路面が目まぐるしく変わっていく中
自分が一体どんな意思決定のプロセスを踏んでいったか…というのを忘れない為のメモ書きという意味合いの記事にはなりそうだけど


家を出たのが4時過ぎだけど、この段階で栃木県は既に本降りの雨
埼玉に移動している間も雨は止む気配が無く、この段階でレインセッティングに変更することは決断済み


会場に着いたらこんな感じ

路面はフルウェット
セッティングを雨用に変更

最終的なセッティングはこんな感じ
(デフの硬さは誤記 Rデフはオイル入れずにグリスのみ)

ここに至る経緯をつらつらと書いていこうと思う

練習走行


セッティングシートのセッティングとあまり変わらないが
初期セッティングだと
リアスプリングがグリーン
リアアッパーアーム、ハブ側の位置はスペーサ無し
Fアッパーアーム、バルク側の位置は上側(ロールセンター高い)
リアの逆スキッドは無し

ボディがNSX
↑いろんな人に言われて、NSXの方が安定しててイイよとのこと

たまたまクルマに積みっぱなしだったので練習走行はNSXで


てな感じでコースイン
曲がりは確かにいつもより安定しているんだが…
いつまで経ってもノーズがインを向かない。向きが変わるのが遅く、ステアリングを切り増してスリップアングルを超えてしまいアンダーを出す場面が多かった

あと、立ち上がりでもパワーが全く路面に伝わっている感じでなく何時までたっても進まない

感覚的にはタイヤが全くグリップしていないイメージ


ただここで同じヒートだったM本さんが練習走行トップタイムを叩き出す!
何度か抜かれたけど全くペースが違う
いい感じにグリップして曲がってる感じ



参考までに、グリーンパークでは雨が降るとレコードラインはヌルヌルになってしまってグリップしない
これは9月のSWEEPフェスティバルの時も同じ傾向だったので、ライン上は避けてアウト側を走っていた。

だけど、M本さんは普通のドライラインを走っているにも関わらずしっかりとグリップしている!
この様子をみて割と絶望


セッティングを見つめ直すことを決断




予選1回目


立ち上がりのトラクション対策にリアスプリングをグリーン→オレンジで柔らかく
リアアッパーアーム、ハブ側に2mmスペーサを挟んでロールセンターを下げてよりリアがロールするように
リアサスブロック、後ろ側へ1mmのスペーサを挟んで逆スキッド化、スプリングを柔らかくした分、トラクションを稼ぐように

ボディをNSX→SC430へ


私のスタイルではNSXは曲がりが足りない模様


万全の準備をして、予選1回目を迎えると…


エンジンがかからない!


理由は?
スロットルを煽れなくなって、エンジンがかからない様子…

つまりノーコンですorz


またやってしまった。
受信機が水を被ってしまい、操作を受付なくなってしまった。

丁度そのタイミングで雨が強くなり、予選自体がディレイ

夕立みたいに降ってた

急いで受信機を積み替えるものの(i十嵐さん受信機を貸していただきありがとうございます!)
予選再開には間に合わず予選1回目走ることなく終了…



予選2回目

相変わらず、雨は降って止んでを繰返し、路面が乾く気配が無い

ただこれは幸いで、路面状況が変わらないのでセッティングの見通しが立てやすい


コース上に水は十分ある状態で予選2回目を迎える


スタート直後、運よく前に出ることができてそのままレースリーダーへ
そのまま4分ほどはそのヒートの2位以下を大きく引き離して走行


ただ、どんどんストレートスピードが落ちてゆく…

ファイナルラップの最終コーナー超えた段階でとうとう進まなくなり
そのままゴール


あと1周多ければ5分間走れないところだった…あぶない




予選は何とか2位獲得

1位はなんよ氏でその差約4秒、ベストラップも取られた(汗)

3位との差は1LAP以上の差があったので精神的には落ち着いた感じ


昼休み

今回はインファーノGTクラスが日曜日化
EPクラスが中止
ということでインターバルがしっかり取られて、昼休みも1時間あった


この時間を使って予選後半に動かなくなってしまったマシンをメンテ

何が起こったかと言うと

雨の水圧ってすごいんだね

ブレーキレバーに水が入り、ブレーキピストンのところに砂が溜まってパッドを戻されなくなっていた。
加えてクラッチのカスとかがブレーキパッドに流れてブレーキローターをロック

さらに!
ハブのところに付けているカーボンの円盤とホイールの間に砂が水で流れ込んでロック!
↑雨での要注意項目


まあホント良くこの状態で5分走りきれたよ…

運がいい時っていうのはこういうことなんだろうね



ベアリングもチェックして負荷の高いベアリングへは注油してトラブル対策
1速のワンウェイ部にはオレンジさんにサーパントのワンウェイオイルを塗布!ホントにありがとうございます!


(月曜日にスーパーラジコンに行ったときは置いてなかった…チャンプに行けばよかったのかな?
HUDYのは置いていたけど実績が???)




決勝


今年のピュアテンGP個人戦の決勝で初めて明るい状態で走るw
HPI入間出張店の飯田さんが動画をYOUTUBEに掲載しているので転載




動画を見て分かるように路面はまばらに乾いている状態

もっというと、場所によって濡れ方が違うという嫌がらせのような路面に!



ここまで乾いてくると、雨上がりのグリーンパーク特有スーパーハイグリップ現象が怖い
乾きかけの時に路面が湿度が高い状況が再現されてハイサイドしまくりの路面に変貌することがある


前のヒートの車の動きをよく見ると…

依然としてマシンはトラクションが掛っていない模様

しかもオイルを撒くDRXクラスはピュアテン決勝の後


ということで、ハイサイド対策は行わず


スプリング、F:ブルー/R:オレンジ→F:オレンジ/R:TFブルー
のドライセッティングに変更

タイヤもタバタソフトインナー(モールドインナー)が入ったソフトタイヤへ

グリップ剤はマイティーグリッパーV3をウォーマーで温めて浸透させる



レース展開としては動画を見て欲しいんだけど
いきなりなんよ氏がエンストで苦も無く1位へ!

序盤はS谷氏とのバトルになるんだけど
奥のトラクションの掛らないストレートで離す作戦へ

奥は日陰で路面が濡れていて、ラフにスロットルオンするより、ジワリと握った方が速いというのを早々に発見したのが良かった


動画を見て気づいたんだけど、決勝レース中にどんどん路面が乾いているんだね…


実況を聞きながらで2位以下との間合いを調整して
ファイナルラップはもう20秒以上残して入ったものの、抜かれる間合い出なかったのでゆっくり走ってウィニングラン…!

トップチェッカーいただきました!

思えば
清水では前走車と絡んでリタイア
2in1では避けるマシンを間違えて4位陥落

という歯車の合わないレースが続いていたけど
ようやく勝てた!という気持ちが大きかったです。


予選1回目出走できなかった時には半分諦めかけていたんだけど
何とか勝ちを手繰り寄せることができました。

これもひとえに
受信機を貸して頂いたi十嵐さん
私のワガママタイミングのピットインを支えてくれているi塚さん
その他私のボヤキを聞いてくださった皆様のお陰です。

本当にありがとうございます!


ファイナル個人戦も、シビれるメンツが揃っているので今から楽しみです^^

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