前日にインナーとグリップ剤を比較テストしたところで当日のレースを迎えました。
夜の間に雨も夜露の影響もなく、路面コンディションは維持されている模様
予選の出走前にタイヤを組んだり前日寝る前に思いついたセッティングを施します。
タイヤについては前日練習で思った“電動のディッシュホイールの方がいいんじゃないか論”は却下しいつもの京商ホイールで組みます。
理由としては気温。当日は35℃超えのコンディションになりそうで、この高温下のタフネスが保証できないという理由。
もし速くても完走できなければ意味が無いからね
ディッシュホイールはそのうちタバタのタイヤでテストですね。
寝る前に思いついたセッティングとしてはプッシュアンダーの対策について
SRTではRの大きいコーナーが多く、スロットルを握りながら曲がるコーナーが大半です。
そこでプッシュアンダーが出ているとタイムロスの幅が大きいのでこれを封じ込めるのがこのサーキットでタイムを出す要件になりそうです
前日練習ではプッシュアンダーを回避するためにリアデフオイルを#3000⇒#5000へ変更していました。
が、リアタイヤが熱ダレしてグリップダウンした状況では立ち巻きを起こしてしまっていました。
これを抑止するためにダンパープレッシャーフォームをリアダンパーに入れることにしました。
そうそう、プッシュアンダーが出る対策と言えばコレだったと
で、予選1回目
総合結果はこちらから
ヒート3位 総合5番手タイム
前日記録したタイムと遜色ないタイムを記録
Aメインに残るためには確実に17LAPを踏む必要がある
予選は結果的にTQはi口選手、2番がオレンジ選手
この2台は別世界なタイムを記録していました。それ以下は結構ダンゴな感じなんだけど…
ミドリがi口氏、青がオレンジ氏、赤が自分
i口選手が使っていると聞いたタイヤのインナーは自分も前日にテストしたインナーでタレるという理由で排除したんだけど、このチャートを見ると終盤、ミスかバックマーカーを避けるためか、遅いラップが2周あるものの、最後までタイムが出ている様子。
反応が良いタイヤだけに、タイムも出やすいのかな
オレンジ選手もそもそも自分が全く候補ではないと思っていたタイヤでタイムを出していました。
チャートを見るとそもそものアベレージラップが違うのがよく分かる。
1周0.3秒ぐらい離されていて5分集積すると5-6秒差と計算してもトータルラップと合う。
ドライバビリティとしてはバクソーインナーらしく、後半までラップが落ちることなく走ることができました。これはチャートを見ても明白ですね。
リアダンパーにプレッシャーフォームも効果があったようでプッシュアンダーや立ち巻きも影を潜めいい感じです。
5分間走ったタイヤもパーティングラインがまだ残ってる
予選2回目はタイムアップすることなく終了。
シードは4位までなのでBポーとなりました。
1つ上のなんよ選手まであと0.2秒だったのに…
タイムが出ないのはエンジンのせいだ!と決めつけて今まで20L近く散々使ったTGを降ろし
グリーンパークで慣らしてもらった本番エンジン(3Lぐらい動かしただけ)を投入
本番エンジンはかなり力強いトルクを出してくれるのでこれで速くなるかなと
エンジンも積み替えて気合万全なところで予選が終わったところでスコールが降ってきましたorz
これでガスパワー雨率100%継続ですね(´・ω・`)
皆で排水作業をしましたが、これは路面を拭き掃除しているようなものなので
路面グリップは急上昇!のはずですが・・・
フリー走行枠が設けられたのでタイヤを京商ソフト(インナーはボンバーレッド)に履き替え走行。
ハイサイドするか!?と思ったが路面はむしろ低くてズルズル…あれれ
雨上がりにラバーの決勝Dメインが行われこのヒートでは19秒フラットが最速ラップ
結構路面が落ちている。
Cメインではさらに0.5秒ベストラップが上がり
いよいよBメイン
タイヤは万全を期すためにツイーク+マイティーV3(黄色)を塗り込む
ツイークで下地をする理由としてはSRTではすぐにグリップ剤が抜けるようなフィーリングがあるから
結果としては
2位勝ち上がり
ベストラップが18.3と言う夕方並みのタイムを記録
タイヤとグリップ剤は当たっていた模様
順位を落とした理由は燃費
積み替えたばかりのエンジンでは燃調が取り切れておらず、甘めの燃調となってしまっていた。
ただでさえ燃費に苦しいSRTなので15分レースでも2回給油のレースになってしまった。
他の人は7分半の1回給油だったのでこの分で2位の方に逆転されてしまった。
最後の最後で追い上げたものの0.2秒及ばず
Aメイン圏内を走っていたにも関わらずタイヤを酷使することをしてしまった。
Bメインが終わった後、次の1/8GTのコースマーシャルをしていました。
単純に順番だったのと路面状況を確認するため
という姑息なことをしていましたw
1/8GTが30分も走ることで路面状況がかなり変化するだろうと予測
現に、スタート直後はズルズルだったのが、レース後半にもなるとスキール音がするほど路面が変化していきました。
決勝Aメイン
グリップ剤はマイティーは辞めて、TRINITYを塗る。
その他セッティングは変更なし
結果は…
1-2-3-4と隊列を作ってファーストラップ
しばらくしてi口選手とバトル!
載せ替えたエンジンが絶好調で最終コーナー⇒ホームストレートの間で間合いが詰まります。
ホームストレートで射程距離に入れて1コーナーをクロスラインでオーバーテイク!2位へ浮上
オレンジ選手とは少し離れていたものの、徐々に追いついていたので自分の方がペースが速いと精神的には落ち着いてました。
間合いが詰まったところでコース中央、高速コーナーでサイドバイサイドになりながらパス
トップへ!
給油は7分半の2回給油
実はこれがかなり怖くて、本当に燃費が持つのかどうか不安でした。
助手のi十嵐さんが確実な給油をしていただいて結果的にはガス欠の心配は杞憂でした。
本人はゆっくり入れたと言っていましたが、給油時間32秒と2番手タイムでしたよw
で結果は
優勝!
最後の最後、なんよ選手が追い上げてきて自分は燃料を持たせる為にエコドライブをしつつも、なんとかマージンをコントロールしトップを死守
最終的には1秒差だったんですね。。。
ギャップチャートを見てもなんよ選手の追い上げがスゴイ
3位の番超選手もかなりいいペースで走ってて、給油回数がもし同じならばかなり危ないところでした。
後半、追い詰められているのは、燃料残量が怖くてペースを上げなかったというのが理由
SRTのコースレイアウトでは2秒圏内ぐらいだと視界に入ってくるのでこのマージンを保ちながらの走行に
タイヤに関しては30分間走っても全くタレることなく走りきれました。
ということで今年初、BRC以外での白星となりました!
前回の2in1では2位と悔しい思いをしたので素直に嬉しいです。
ということで只今、ガスパワーマスターチャンピオンシップのポイントリーダーです。(たぶん)
公式がまだポイント集計してないようなので…
上位3人が
1位:自分 154pt
2位:赤い牛さん 149pt
3位:オレンジさん 148pt
3位:なんよさん 148pt
5ポイントしか有意じゃない!
残り2戦でしかも1戦は京商サーキットなのでポイント取れるんだろうか…
全戦参加の10ポイントだけ貰いにエントリーしますか
0 件のコメント:
コメントを投稿