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2023年1月27日金曜日

KCスリックV2タイヤの温度守備範囲

 

1/21~22に行われたマキノ・2in1チャレンジカップに参加してきました!

とはいうものの22日のレース日にはどうしても外せない用事がありレースは欠席

21日のフリー走行日のみ参加しました.


コースの写真を撮り忘れるほどテンパっていたのですが

今回は外周の中速コーナーとインフィールドの低速コーナーが組み合わされたコースとなっています.

路面コンディションとしても普段使用されていない粒細かめのアスファルトと清水PAとかなり近いコンディションだと思います

少なくとも常設コースでは再現が難しいと思います.


ということでこれは京商カップファイナルの絶好のテスト機会となりますので

サポートいただいているG-MAXのグリップ剤テストに参加していました.

グリップ剤の使用方法についてはまた公式からアナウンスされるかと思います.


さてグリップ剤テストの最中タイヤテストも並行して進めていました.

温度域外したタイヤでグリップ剤を比較しても有意なデータが取れないと思ったので


KCスリックV2になってS/M/Hの後ろに硬度らしき数字も併記されるようになりました.

こんな感じでソフト#28/ミディアム#32/ハード#36
のようです.ソフトは昨年10月末に新発売されたものですね

10月末の京商カップ清水の記事↓
http://marutai.blogspot.com/


この時は#32と#36の選択に迷って#36を選択しています.

というものブログを読むと路面温度が30℃ほどあった模様

#36のコンパウンドはかなり優秀だと思っていて温度レンジは結構広いです

さらに車重の重いエンジンカーなのでタイヤ自体の剛性がある#36が向いているといえます.


その傾向なら温度が下がった冬場は#28よりも#32が向いている?

となるのでデータロガーで取得してみました

テスト条件としては良く晴れていましたが気温は8℃ 路面温度は10~16℃でした

データロガーでG-Gプロットを出すことはかなり容易です

ただこれを比較するとなると正直評価手法に迷っていました.


凡例付けて色を分けてプロットしても正直3案ぐらいの比較が関の山で

プロットが重なりまくってよくわからなくなってしまいます.

最も外側のプロットの頻度が高いところを抽出できると可読性の良いグラフになりそうなんですがどうやってデータ処理しよう…となっていました.


半径Rを比較すればよいのでは?と閃いてまとめてみたところ結構いい感じ.XYのデータも一元化できるので比較するにはちょうど良いです

上のG-Gプロットも移動平均をしたデータをプロットしていますが飛び値もみられるので

それぞれのタイヤのグリップは1周で取得したデータの中央値で比較することとしました.



それぞれのプロットが3点ありますが、1周目,ベストラップ,5分最後の周

のデータを示してしています.


先ずハードタイヤ

ラップタイムが最も遅いのが1周目,ベストラップが出たのは5分以降となっています

タイヤウォーマーで70℃5分加熱していますが単純にタイヤが固い印象でした

エンジンカーのゴムタイヤはエンジンの暖気の都合からスタート直前までタイヤウォーマーをかけることは現実的じゃない上に,レース前に2分ほど暖機運転としてコースを周回できます.

ハードのグリップ感は常温戻しからスタートした場合,暖気の中で「タイヤ外したな…」と思うレベルのグリップ感です

走っている間もタイヤの表面だけ熱が入る感じでタイヤ全体が温まるようなフィーリングは得られませんでした.

とはいうものの縦には割とグリップするので縦グリップを意識してタイムは結果的に近いものとなっています

ただデータロガーで取得したデータではこの温度帯でははっきりグリップがほかの2種に対して劣ることがわかります.


ミディアムタイヤ

ベストラップは約2分目で出ています

このタイヤは常温まで下がったとしてもハードほど極端にグリップが下がる傾向はみられないですね

パフォーマンスとしてはコースインから5分経過後もフィーリングは変わらず安定したグリップでした


ソフトタイヤ

今回最も多用したタイヤでした

正直エンジンカーには使わないかな?と思っていましたが意外と使えるタイヤです.

タイヤ自体の剛性は低いので径の大き目なホイールと組み合わせた方がグリップのレール感は出ると思います.私はFAH701BKホイールを使っています

3点のプロットはミディアムに対して拮抗していますがややソフトのほうが優位に見えますね.

とはいえ今回は長くても8分ぐらいしか走れていないのでロングランではどうなるかな?といったところ.レース出たかったなあ…


今回は1月中旬のすごく寒いというコンディションでソフトタイヤが使えたという説もあり

またソフトとミディアムがここまで拮抗しているので3月の京商カップではミディアム主体でタイヤ戦略を考えるのが定石かなと思います


自分がチーム戦に出るのであれば

予選はソフトタイヤで暖まりの良さを生かして予選の混乱を避けてペースを上げて逃げる作戦

決勝はミディアムタイヤでタイヤのグリップダウンを抑えて勝負所までグリップを温存

といったところですかねぇ

2022年4月3日日曜日

2022しらかば2in1京商チャレンジカップwithマキノ レースレポート

 


先週開催された京商チャレンジカップに参加してきました!

まん防で2回の中止を乗り越え、さらに3回目は天候が芳しくなく開催できるかギリギリでしたが結果写真のような天候で開催されました!

素晴らしい会場を準備していただいた(株)牧野フライス製作所様

さすがの実況と円滑な運営をしていただいたしらかば2in1サーキット様

参加者として大変感謝申し上げます.

結果はしらかば2in1のホームページに記載されています

結果はS戸さんにポールを取られたものの,ドキドキバトルを制して優勝でした!

フェンスに囲まれた緊張感のあるコースでのバトルは痺れますね



これは前日のコース設営後の写真です.


このアスファルトや仕切りフェンスのクオリティが高すぎます
アスファルトは細粒のような路面となっており,表面のホコリが数台で走ることで掃除されると程よいグリップを発揮します

仕切りフェンスも京商カップのフェンス寸法を参考にされたということでほとんど実戦さながらです

素晴らしい設備があるということで今後もイベントが予定されているようです.
自分もまた来たいと思いました


ここで走ることで京商カップでよくある特設コースの予測の高精度化が可能になります.
路面の成長具合がある程度予見できるようになるのでマシンの持ち込みセッティングの完成度を上げられそうです.

そういった観点で今回のレースレポートを書いてみようと思います.

今回のボディはMR-SかSC430としました
多くの人が使うであろうボディで参考になるようにという感じです


設営直後から走り始めましたが,その時はかなりローグリップで
コース上に留まるのも難しい状況でした.
戻ってきたマシンは黄色い感じでかなり花粉を拾ってきた模様

普通の常設コース向けのセッティングをしてそれなりに走るようにしていましたが
ここまでグリップの低い状況だとそのままだと走りにくい感じでした.

特に効果が大きかったのはリアデフオイル変更です
元々オイルを少な目で1万番と2万番を混ぜたオイルを使っていました.(オイル量はクロスシャフトのしたぐらい)
コーナーの後半からデフが効く感じでターンインするし前にも出るし気に入ってたんですがこれも今回の路面にはあまりマッチしていませんでした.侵入はアンダーで立ち上がりは握り巻きという状況.粘度が高すぎたみたい

ということで5千番のデフへ変更しました.オイルの量はほぼ満タンです.
これでターンインから立ち上がりまでキレイに走れました.
ここは決勝まで変わらなかったので特設コースのグリップレベルはこのくらいの粘度がちょうどよさそうです.


スプリングも色々試せました
持ち込みではフロントにAXONのSHレッド(C2.7)を付けていました.このスプリングはR4のゴム車には結構万能でいろんな路面でも運転しやすいんですが今回の路面ではコーナーのクリッピングポイント付近の曲がりこみが弱いフィーリングでした
リニアレートな特性なスプリングとなり車重、コースレイアウト、グリップの総合的な関係からストロークした時のレートが不足しているようです.

色々試した結果京商のW5307-30(レッド)がいい感じでした
初期反応もあるし曲がりこみもあるので良きです
またリアスプリングも曲がりと立ち上がりの関係から同じ京商レッドスプリングとなり前後同じスプリングの選択になりました.
これも決勝まで不満なく使えたのでひとまず持ち込みから使えるアイテムかと思います.

練習走行~決勝で調整が必要だと感じたのはキャンバー角です

レースが終わった後の前後タイヤです.
予選からタイヤの当たり方を見ながらキャンバー角を決めていて、決勝を走ったキャンバー角は予選と同じくフロント0.5°、リア1°で設定していました.
フロントタイヤは内側を使えてなくて、両輪共に外側のエッジを通り過ぎて使っています.

決勝はBメイン以下の決勝レースは10分間で給油があったりと走り続ける時間が長くどんどん路面が上がっていました.

決勝Aメインではレース前のウォームアップでも路面の向上がわかるほどでした

外周の速度が上がりGの掛かるコーナーではやや腰砕け気味の挙動となり
レースの最後までタイヤを持たせる為にはスロットルをかなり抜いて侵入する必要がありました

キャンバー角としては決勝ではフロント0.75°、リア1.25°付近がちょうどいいのかなと
予選→決勝では気持ちキャンバーを付けるというイメージですね
この記事で書いたサスボールスクリューを使うと細かいキャンバー調整もバッチリできるようになりますよ!

もしくはもう少し気温が上がるのであればショルダーグルーも有効な手段だと思います.
タイヤを潰すために039Mを使ってますがタイヤのヨレ感も大きくなり、また今後のレギュレーションで6本スポークのホイールも使えないのでサイドウォールの柔らかいKCスリックソフトではショルダーグルーも十分対策案の一つになりそうです.

タイヤ関連でいうとグリップ剤はツイークのような粘度高いオイル系がマッチしそうです.
60度10分ぐらいですね.
これでもグリップ感が軽い場合は白缶でふき取ってもいいかも





セッティングシートも記載しておきます

特設コース攻略にすごくいいイベントなのでぜひ今後参加してみてはいかがでしょうか!






2020年11月11日水曜日

京商チャレンジカップ@2in1サーキットレースレポート GT3

 

台風により11/1に延期された京商チャレンジカップに参加してきました!


先ずはGT3のレースレポートから書いていこうと思います.

レース前からGT3のタイヤって何が良いんだろう?ということで数パターンの仕様のタイヤを持ち込んで前日練習で絞り込んでみました.

今回持ち込んだタイヤは

・何も細工なしで組み立て、インナーも純正(グラステープを巻くだけ)

・タイヤの内側にテーピングテープを巻いて、純正インナー

・スイープのモールドインナーを切って径を小さくしたもの、タイヤはテーピングなし

上記3種類です.

タイヤの組み立て方としては

純正インナーの場合

こんな感じでインナーの外側にHUDYのグラステープを1周だけ巻いています.
理由としては遠心力でインナーがはじけ飛ぶのを防ぐためです.
グラステープはHUDYが柔らかめなので良いと思います.

タイヤにテーピングを巻くのはニチバンのテーピングテープの38mmタイプを使いました.

エッジはこんな感じに丸く切ってから貼り付けることで内部でなるべく剥がれづらくしています.これは1/10用のKCスリックタイヤに貼るときもこんな感じの処理をしています.
38mmだと幅がぴったりなのでそのまま貼り付けられます.

タイヤを貼り付けた後はバランスを取っています.
バランス取りをするしないで走りを比較したことは無いですが
燃調取りで空ぶかしをするときのタイヤのブレは圧倒的に少ないです.
なので少しはストレートスピードが伸びる効果があるのかなと…?


バランス取りに必要なものは
・バランス取り治具(ラジコン用品店で購入)
・秤
・クリーニング粘土(仮おもり用)
・釣り具用板おもり
です.板おもりは釣具屋で安く買えます.

自分のバランス取り治具は1/10兼用のものなのでハブに合いません.
なので6角ホイールハブを仮付けします.

それが終わるとバランス取り治具に乗せて適当に回転させます.
毎回同じ場所で止まるようであれば頂点部分が最も軽い部分となるのでそこにマーキングします.


今回は黒ホイールなので白いマーカーが必要でした.
マーキングした部分に適当にクリーニング粘土を貼り付けて、回転させ、止まる部分がランダムになったらクリーニング粘土を外して重量測定をします


このタイヤでは1.57gを貼り付けるとバランスが取れるみたい


板おもりを同じ重さ分切り出して、両面テープマーキングした部分に貼り付けると完成です.
そのあと回転させて止まるところがランダムであれば終了です.
バランス治具の特性的に静的なバランスしか取れないのでモノによっては回転させるとブレるものもあります(右面、左面が対角でズレていると静的に釣り合うが、動的にはブレてしまう)
ただ動バランスがズレてても何もしないよりはマシといった感じです.

今回実際に走らせてみたところ

純正タイヤは15.2秒~15.3秒ペース

これをベースとしてテーピングを貼り付けたタイヤは14.9秒~15.0秒とタイム的には速い感じです.

縦のグリップは強く感じますが、横のグリップは唐突に抜けてしまうフィーリングでドライビングは難しいです.

ベストラップは出るけどアベレージをそろえるのは難しいという感じでした.

ということでレースタイヤはミスなく走り切れるテープなしのタイヤを選択


セッティングとしてはこんな感じです.

フロントのスタビが2.6→2.7mmに変えています.
後使っているオプションはメモ欄に書いています.
アルミの4°ハブキャリアは使って結構長いですがブログは初出ですね.
動きが軽快で1/10ツーリングカー見たいな動きをするので運転しやすいです.
本来のGTのマッタリ感は少なくなるので好みで変えてもいいパーツかなと思います.

予選1回目
なんかパワーが無いな…と思い途中でやめて燃調の為にピットイン…というところでカチン!という嫌な音と共にエンジンが止まりました.
エンジンブローでした

3年ぐらい使い続けているエンジンなので寿命ですね.
とはいえ壊れたタイミングが…

幸いエンジンを借りることができたので2回目の予選に挑めました.
予選2回目はTQタイム!

決勝は1番からスタートです


スタート直後に縁石に乗ったらリアタイヤボディに巻き込んでしまいタイムロス
2位のアダケン選手にパスされてしまいました.
その後アダケン選手のミスに乗じて1位に返り咲き

タイヤを壊さないペースで走っていましたが,ピットイン1分前ぐらいにペースアップしピットでミスしても大丈夫なマージンを築いてピットイン
奥村さんのミスのないピットインで間隔はそのままにピットアウト
そのままタイヤを労わりつつトップゴールとなりました!




マシンセッティングとしてはSRTと大差ないので
別のコースでもよく走るんじゃないかなと思います~

エンジン何とかしないと…


2020年6月29日月曜日

KCスリックタイヤに合うホイール探し

すごく久々の更新となってしまいました...
やはりブログを書かないと過去のセッティングって何だっけ?とかこのセッティングに行きついた経緯みたいなものを忘れてしまうので書かないといけないですね

コロナの影響で今年のレースが中止やリスケされていて残念な気分になっています
そんな中でも京商カップは今年も開催されるようで希望が持てますね

県外移動自粛が解禁されたということで8/22-23と北日本ブロックが開催されるしらかば2in1サーキットに行ってきました.

目的としてはG-maxの添加剤テストに行ってましたが(テスト結果は別途公式からリリースされると思います!)抱き合わせでホイールのテストもしていました.

ホイールの選択肢としては今や定番となった6本スポーク VZH001-8W


京商カップでは使用率No.1の15本スポーク  92012-8W


少しデザインの違う15本スポーク VZH003BK


マッスルカー用のメッシュホイール FZ02



計4種類のホイールを比較してみました.
ホイールの緒言をノギスで測るとこんな感じ


今までKCスリックタイヤを組んでみた感想としては15本は少しブカブカ
6本は外径が大きくてタイヤがスクエア形状になる
という認識でした.
直径を測ってみると径で1.3mmも違っていることが分かります.

ホイール別の走行フィーリングとしては
メリット
15本:グリップの限界を超えた挙動がマイルド
6本:ピークのグリップ感が高くパリッと走る
デメリット
15本:グリップのピークが低く,常に滑っているような動き
6本:低グリップ路面やギャップの大きいサーキットではピーキーな動きをする

15本ホイールがキット標準に入ってくることもあり15本ホイールは路面を選ばず懐が深い動きをします.
6本に関しては電動ツーリング上がりの人が好むような動きをし,しっかりとグリップさせて走らせるような動きをしています.

メリットデメリットあるし路面にもよるのですべてが上記に当てはまるわけではないですが自分の持っている感想はこんな感じです.

ここで直径が間のホイールがあればどちらの良いところも生かせるのでは?というところでメッシュホイールと黒15本ホイールのテストをしてみました.

タイヤの組み方としては手持ちタイヤがKCスリックミディアムしかなかったのですべてミディアムタイヤ
インナーはボンバーレッド
自分の持っていたタイヤは内側がベタベタしていたのでビニールテープを巻き付けています

タイヤを実際に組み立ててみるといい感じのラウンド加減


さてでは実走結果を

メッシュホイール(赤) vs 6本スポーク(グレー)
縦横のGを比較です.Gとコーナリングスピードはほぼ比例と考えてください
結果的にはほぼ同じとなりました.
ベストラップはメッシュが15.5秒に対して6本は15.6秒です.
メッシュホイールはかなりフィーリングが良くて6本スポークとほぼ同じグリップ感ながらギャップによる唐突な動きをしないです.
見た目もカッコいい

メッシュ(赤) vs 15本スポーク(グレー)
高G領域の頻度が赤プロットのほうが多く見えますね.
15本スポークはピークのグリップを感じないと上で書きましたがデータからもそんな感じだとわかりますね.
タイムもメッシュ15.5秒に対して15本スポークは15.9秒とベストラップも大きな差が出ています.
最後にメッシュ(赤) vs 黒15本スポーク(グレー)
Gとしてのデータはほぼ差異無しですね.
タイムとしてはメッシュの15.5秒に対して黒15本は15.6秒でした.
触った感じはメッシュよりもホイール自体が硬いです.
フィーリングとしては初期反応が良いので進入でラインを選べてメッシュよりも小さいラインで走れました.
添加剤テストの都合でどちらのホイールも2タンク連続走行をしていましたが
メッシュホイールのほうが後半までフィーリングが変わらず安定してタイムを重ねることが出来ました.



以外に良いものを発見したので今後このホイール使っていくのもよいかもしれません

2019年9月25日水曜日

京商カップ北日本レースレポート

お盆休み真っただ中ということで金曜日に2in1入りしてセッティングの確認をしました.

というのも翌週にOS8耐が控えておりチームメイトのG藤氏が2in1に練習に来ているということで
耐久向けのマシンの事前確認が主な目的です.

なのでこのブログの前半は主に8耐準備の記事になりますw

確認項目としては
①持ち込みセッティングの方向性整合
②耐久で使用するボディ選定

が主な内容でした.
本来であれば前の週に奈良まで行ってセッティング確認をしたかったんですが
なかなか時間が取れず前の週の2in1で確認ということになってしまいました.

この前のブログの関西レースレポートではグリーンパークセッティングで走りましたが
フィーリングとしてはややアンダーステア傾向
タイヤがしっかりグリップすればタイムは出るものの耐久でタイヤが劣化した時に戦闘力がないんじゃないかと
で,OS地元の人たちの動きを見るとリアグリップは軽めで小さく曲げるセッティングにしていました.

程度はどうであれ別のコースよりも曲がるセッティングの方向性であるということを念頭に置きながら持ち込みセッティングを検討します.


後は制約条件としてはレース中にバッテリー交換があるということで
メインシャーシは下にバッテリー穴が開いた初期R4メインシャーシを使用

VZ437メインシャーシ

今のメインシャーシは前に出る感覚ですが,初期R4シャーシも素直に曲がってくるフィーリングなので悪い印象は持っていませんでした.


セッティングはすでに木曜日からコース入りしていたG藤氏が大体出しており
②のボディ選定に時間をかけることが出来ました.

候補としては
・京商 MR-S
・京商 SC430 2010
・京商 R8 LMS
・プロトフォーム P47N ライトウェイト
・エクストリーム ハンマー

この5枚が候補に
木曜日に5枚を一気に塗ってカットという結構大変な準備でした汗

先ずはR8から走行
最近よく走ると評判のボディですね.
動きとしてはリアのロールが大きく,小さいコーナーではやや緩慢な動き
とはいえマッタリ走る分には全く問題ない程度です.
リアウィングを大きめなモノを付けていたので純正ウィングで低いウィングステーを使うとこの辺のリアロールは改善できそう
という見込みはありましたが時間の都合でとりあえず次のボディ

・プロトフォーム P47N
普通のツーリングカーの動きです.京商カップのマシンというよりもエンジンツーリングと電動ツーリングの間ぐらいの動きになりました.
想定はしていたものの上記5種類のなかで一番よく走るボディ
ダウンフォースも強めで高速コーナーの安定感も良いです.

・京商SC430
京商カップカーの定番ボディですね.定番になる理由がよくわかるぐらい普通に走ります.動きは見慣れた京商カップの動き
アンダーステアもオーバーステアも出ず安定して速いラップを踏めます


・京商 MR-S
攻撃的なボディです.小さく曲がれて向きが変わる速度が尋常じゃないです.1周のベストラップは最も速いタイムを記録
ただリアグリップは軽めですが,ある意味OSフィールドを走る上で求めていた動きでした.
挙動としても低い位置でロールしている感じでP47Nに攻撃的な曲がりを加えたような動きでした.
リアグリップの軽さは少し不安に思う部分もあり,少しリアグリップを足すということでリアウィングをMR-S用ではなく少し面積の大きい
SC430用に変更
リアウィング位置もリアバンパーから6mm程度の位置まで後ろに下げました.
ウィングは4点のネジで止められるので後ろに下げてもたわんで効きが悪いということもありませんでした.

抱いていたイメージに最も近い動きをすることに加えて
チーム京商with近藤科学レーシングというエントリー名ということもあり
プロトフォームのボディではなく京商のスケールボディで確定ということになりました.

ちなみにハンマーに関しては時間の都合でテストできず
ただ形的にはP47Nに近いんじゃないか?ぐらいで終了してしまいました…


このあたりで前日練習は終了
土曜日のOPENクラスに臨みます.



練習走行

前日でセッティングとボディ選定ができたことで
気が抜けてしまいレース準備が全くできていない状況…

急いで86ボディを載せて,タイヤはKCスリックミディアムの中古タイヤで出走です.
インナーはボンバーイエロー

練習走行は総合2番手タイム

セッティングとしてはMR-Sで走らせたものから86に変えてもセッティングは必要ない程度の懐の深いセッティングでした.
タイヤとグリップ剤の選定が最も優先度高い状況でした.
ソフトタイヤで走るには路面グリップが高く,失速やハイサイドの可能性がありタイヤはミディアム一択

ただここで手持ちがソフトタイヤしか持ってこないという失態
ミディアムは組んでいない新品1セットのみという状況です.

予選1回目は何も変えず出走

予選1回目

ヒートがあともう一つあり総合で2番手
1位はG藤氏で18L 5:07sec 8秒近く5分でチギられる結果
タイヤの状況は自分とほぼ同じで中古タイヤです.
ここはもうスーパーEXPの実力を存分に見た感じでした.

コースマーシャルで見てましたが進入の鋭さが半端なくフロントタイヤのグリップを逃さないドライビングでした.

自分は自分でファイナルラップのブッコミを失敗するというすごくかっこ悪い予選になってしまいましたw
18秒程度のコースでファイナルラップだけ21秒っていう

ただ絶対的なペースが足りずこれではまずいと新品タイヤを組んでみます
インナーはKCスリックと相性がいいAXONソフトで臨みます

予選2回目

1回目のリザルト更新できず…

1周目の混乱をよけ切れずタイムを失ってしまいました.
タイヤのマッチングもよくなくイマイチペースが上がりませんでした.
もう少し硬いインナーが良かったみたい
反応がなくステアリングを切りすぎてしまいアンダーステア→タイヤの摩耗も速いという状況でした.


予選は結果的に3位グリッドからの出走となりました.

決勝

序盤は2位スタートのS氏とバトル!数周テールtoノーズになるものの
6周目付近でS氏トラブルで離脱
その間にトップは遥かかなたになってしまい単独2位状態
終盤のチャンスを逃さないようにタイヤを労わりつつ周回を重ねます
ただギャップが広がりすぎるのも嫌だったので17秒後半ペースを保って走行
ベストラップから0.3秒落ちぐらいのペース

そんな中残り1分ほどになったところでトップのマフラートラブルが発生!
ピットに入って修理となっていました.
周回遅れにされていたのでピットアウトのタイミングで同一周回で自分がほぼ真後ろでコースイン

直接対決のままバックストレートでG藤氏のマシン,再びマフラー外れ…
その間に交わして結果的に0.5秒差で勝利となりました!


クルマはほぼ耐久仕様です.
8耐レースレポートを次は掲載するのでその時詳細書きます!

2019年6月15日土曜日

京商カップ2019グリーンパーク レースレポート


京商カップ2019年の第1戦目はグリーンパークSWからスタート
公式のレースレポートはこちらから

5月連休の最終日にテストをして以来の走行となりました.
その時のテストレポートはこちらですが,やはりタイヤの選択に悩むレースとなりました.

なんせレース当日の気温は約30℃,路面温度も50℃近くと5月末としてはかなり温度が上がりました.
KCスリックタイヤはSタイヤでも高温環境でも機能するタイヤですが
インナーとのマッチングがかなりシビアになります.

あらかじめテストしている状態ならば練習走行~予選1回目はソフトという選択になりますが,今回はそこまでやり切れてない状況

ということで練習走行はまずホイールに意思入れをして出走することにしました.

練習走行

0.5秒ぐらいトップから遅れるという結果

数名はソフトタイヤを使っているようで動きとしてもかなりクイックでした.
自分の仕様としてはKCスリックミディアムに15本スポークホイールを使い,タイヤをヨレさせてグリップさせる方針を取りました.
インナーはAXONのソフトです.

走らせたフィーリングとしてはコーナリングスピードによって挙動のバラつきが大きく
高速コーナーではオーバーステア,逆に低速コーナーではアンダーステアとなりました.

ソフトタイヤの車がそれなりに走っていたことから路面グリップとしては極端に悪くない模様

動きとしては高速コーナーではやはりリアタイヤが想定よりヨレていて不安定な挙動に
低速コーナーではフロントタイヤが機能していないと感じました.

その辺から予選1回目の組み立てをすると
・路面グリップがそこそこということから6本スポークホイールに
・アッカーマンプレートを後ろ1mmをセンター位置へ

これで予選1回目を迎えます.

予選1回目

スタート直後の混乱で1周目は平均ラップから3秒ほど遅いラップに…
久しぶりの横一線スタートでしたので…汗

高速コーナーの不安定さは消えていますが,低速コーナーはまだやはりアンダーステアです.
6本スポーク化でタイヤのヨレは大幅に改善し思い切って走ることができるようになりました.
ただし曲がっている時間の長い低速コーナーなのでベストラップとしても思ったほど向上しませんでした.

実は持ち込み時点でフロントスプリングを元々のイエローからオレンジとワンランク柔らかくしていました.
理由としては外周側のタイヤに荷重が多すぎてイン側のタイヤが仕事していないんじゃないか?という妄想の元でした.

タイヤがヨレてないということから外周タイヤはもっと潰して使ったほうが良いようで,フロントはイエロースプリングに戻し予選2回目を迎えます.

予選2回目

タイムは1秒ほど遅くなりました.

ただし路面温度がだいぶ上がって路面グリップが下がったという補正はあります
スプリングとしてはやはりイエローが正解かなというところで低速コーナーの動きは改善していきました.

今思うとフロントサスアームフロント側にスペーサを入れてホイールベースを短くするみたいなセッティングが正解かなとは今となっては思っています.
今月末にグリンパに行く予定なのでその時にTRYですね.

予選の総合結果ではなんとかTQ
薄氷でしたね

決勝に向けては特にセッティング変更はなく新品タイヤで臨みました.

決勝
          


スタートをディレイさせてしまいご迷惑おかけしました…!

今回は諸事情で燃調をずっと弄ることとなりエンジンの始動性が悪く
決勝前に暖機をしていたもののドライバー紹介の間にオイルがクランクケースに下がってしまったようでエンジンがかからないトラブルが起こっていました。。。

ちゃんと走っていればオレンジさんと楽しいバトルができただろうなぁというペースでした.
周回遅れなのでオレンジさんとSさんのバトルをいいなぁという感じで前を見ながら走っていました.





ということで今回のセッティングシート
青字が持ち込みセッティング 赤字が最終的なセッティング

夕方に路面グリップが上がってくるとアンダーステアは軽減していきましたが
やはり曲がってこない印象.特に低速コーナーのクリッピングポイント付近の曲がりこみが弱いフィーリングでした.
ホイールベースを弄った結果はまたテストが終わってからUPします.