というのも翌週にOS8耐が控えておりチームメイトのG藤氏が2in1に練習に来ているということで
耐久向けのマシンの事前確認が主な目的です.
なのでこのブログの前半は主に8耐準備の記事になりますw
確認項目としては
①持ち込みセッティングの方向性整合
②耐久で使用するボディ選定
が主な内容でした.
本来であれば前の週に奈良まで行ってセッティング確認をしたかったんですが
なかなか時間が取れず前の週の2in1で確認ということになってしまいました.
この前のブログの関西レースレポートではグリーンパークセッティングで走りましたが
フィーリングとしてはややアンダーステア傾向
タイヤがしっかりグリップすればタイムは出るものの耐久でタイヤが劣化した時に戦闘力がないんじゃないかと
で,OS地元の人たちの動きを見るとリアグリップは軽めで小さく曲げるセッティングにしていました.
程度はどうであれ別のコースよりも曲がるセッティングの方向性であるということを念頭に置きながら持ち込みセッティングを検討します.
後は制約条件としてはレース中にバッテリー交換があるということで
メインシャーシは下にバッテリー穴が開いた初期R4メインシャーシを使用
VZ437メインシャーシ
セッティングはすでに木曜日からコース入りしていたG藤氏が大体出しており
②のボディ選定に時間をかけることが出来ました.
候補としては
・京商 MR-S
・京商 SC430 2010
・京商 R8 LMS
・プロトフォーム P47N ライトウェイト
・エクストリーム ハンマー
この5枚が候補に
木曜日に5枚を一気に塗ってカットという結構大変な準備でした汗
先ずはR8から走行
最近よく走ると評判のボディですね.
動きとしてはリアのロールが大きく,小さいコーナーではやや緩慢な動き
とはいえマッタリ走る分には全く問題ない程度です.
リアウィングを大きめなモノを付けていたので純正ウィングで低いウィングステーを使うとこの辺のリアロールは改善できそう
という見込みはありましたが時間の都合でとりあえず次のボディ
・プロトフォーム P47N
普通のツーリングカーの動きです.京商カップのマシンというよりもエンジンツーリングと電動ツーリングの間ぐらいの動きになりました.
想定はしていたものの上記5種類のなかで一番よく走るボディ
ダウンフォースも強めで高速コーナーの安定感も良いです.
・京商SC430
京商カップカーの定番ボディですね.定番になる理由がよくわかるぐらい普通に走ります.動きは見慣れた京商カップの動き
アンダーステアもオーバーステアも出ず安定して速いラップを踏めます
・京商 MR-S
攻撃的なボディです.小さく曲がれて向きが変わる速度が尋常じゃないです.1周のベストラップは最も速いタイムを記録
ただリアグリップは軽めですが,ある意味OSフィールドを走る上で求めていた動きでした.
挙動としても低い位置でロールしている感じでP47Nに攻撃的な曲がりを加えたような動きでした.
リアグリップの軽さは少し不安に思う部分もあり,少しリアグリップを足すということでリアウィングをMR-S用ではなく少し面積の大きい
SC430用に変更
リアウィング位置もリアバンパーから6mm程度の位置まで後ろに下げました.
ウィングは4点のネジで止められるので後ろに下げてもたわんで効きが悪いということもありませんでした.
抱いていたイメージに最も近い動きをすることに加えて
チーム京商with近藤科学レーシングというエントリー名ということもあり
プロトフォームのボディではなく京商のスケールボディで確定ということになりました.
ちなみにハンマーに関しては時間の都合でテストできず
ただ形的にはP47Nに近いんじゃないか?ぐらいで終了してしまいました…
このあたりで前日練習は終了
土曜日のOPENクラスに臨みます.
練習走行
前日でセッティングとボディ選定ができたことで
気が抜けてしまいレース準備が全くできていない状況…
急いで86ボディを載せて,タイヤはKCスリックミディアムの中古タイヤで出走です.
インナーはボンバーイエロー
練習走行は総合2番手タイム
セッティングとしてはMR-Sで走らせたものから86に変えてもセッティングは必要ない程度の懐の深いセッティングでした.
タイヤとグリップ剤の選定が最も優先度高い状況でした.
ソフトタイヤで走るには路面グリップが高く,失速やハイサイドの可能性がありタイヤはミディアム一択
ただここで手持ちがソフトタイヤしか持ってこないという失態
ミディアムは組んでいない新品1セットのみという状況です.
予選1回目は何も変えず出走
予選1回目
ヒートがあともう一つあり総合で2番手
1位はG藤氏で18L 5:07sec 8秒近く5分でチギられる結果
タイヤの状況は自分とほぼ同じで中古タイヤです.
ここはもうスーパーEXPの実力を存分に見た感じでした.
コースマーシャルで見てましたが進入の鋭さが半端なくフロントタイヤのグリップを逃さないドライビングでした.
自分は自分でファイナルラップのブッコミを失敗するというすごくかっこ悪い予選になってしまいましたw
18秒程度のコースでファイナルラップだけ21秒っていう
インナーはKCスリックと相性がいいAXONソフトで臨みます
予選2回目
1回目のリザルト更新できず…
タイヤのマッチングもよくなくイマイチペースが上がりませんでした.
もう少し硬いインナーが良かったみたい
反応がなくステアリングを切りすぎてしまいアンダーステア→タイヤの摩耗も速いという状況でした.
予選は結果的に3位グリッドからの出走となりました.
決勝
序盤は2位スタートのS氏とバトル!数周テールtoノーズになるものの
6周目付近でS氏トラブルで離脱
その間にトップは遥かかなたになってしまい単独2位状態
終盤のチャンスを逃さないようにタイヤを労わりつつ周回を重ねます
ただギャップが広がりすぎるのも嫌だったので17秒後半ペースを保って走行
ベストラップから0.3秒落ちぐらいのペース
そんな中残り1分ほどになったところでトップのマフラートラブルが発生!
ピットに入って修理となっていました.
周回遅れにされていたのでピットアウトのタイミングで同一周回で自分がほぼ真後ろでコースイン
直接対決のままバックストレートでG藤氏のマシン,再びマフラー外れ…
その間に交わして結果的に0.5秒差で勝利となりました!
クルマはほぼ耐久仕様です.
8耐レースレポートを次は掲載するのでその時詳細書きます!
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