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2020年11月11日水曜日

京商チャレンジカップ@2in1サーキットレースレポート GT3

 

台風により11/1に延期された京商チャレンジカップに参加してきました!


先ずはGT3のレースレポートから書いていこうと思います.

レース前からGT3のタイヤって何が良いんだろう?ということで数パターンの仕様のタイヤを持ち込んで前日練習で絞り込んでみました.

今回持ち込んだタイヤは

・何も細工なしで組み立て、インナーも純正(グラステープを巻くだけ)

・タイヤの内側にテーピングテープを巻いて、純正インナー

・スイープのモールドインナーを切って径を小さくしたもの、タイヤはテーピングなし

上記3種類です.

タイヤの組み立て方としては

純正インナーの場合

こんな感じでインナーの外側にHUDYのグラステープを1周だけ巻いています.
理由としては遠心力でインナーがはじけ飛ぶのを防ぐためです.
グラステープはHUDYが柔らかめなので良いと思います.

タイヤにテーピングを巻くのはニチバンのテーピングテープの38mmタイプを使いました.

エッジはこんな感じに丸く切ってから貼り付けることで内部でなるべく剥がれづらくしています.これは1/10用のKCスリックタイヤに貼るときもこんな感じの処理をしています.
38mmだと幅がぴったりなのでそのまま貼り付けられます.

タイヤを貼り付けた後はバランスを取っています.
バランス取りをするしないで走りを比較したことは無いですが
燃調取りで空ぶかしをするときのタイヤのブレは圧倒的に少ないです.
なので少しはストレートスピードが伸びる効果があるのかなと…?


バランス取りに必要なものは
・バランス取り治具(ラジコン用品店で購入)
・秤
・クリーニング粘土(仮おもり用)
・釣り具用板おもり
です.板おもりは釣具屋で安く買えます.

自分のバランス取り治具は1/10兼用のものなのでハブに合いません.
なので6角ホイールハブを仮付けします.

それが終わるとバランス取り治具に乗せて適当に回転させます.
毎回同じ場所で止まるようであれば頂点部分が最も軽い部分となるのでそこにマーキングします.


今回は黒ホイールなので白いマーカーが必要でした.
マーキングした部分に適当にクリーニング粘土を貼り付けて、回転させ、止まる部分がランダムになったらクリーニング粘土を外して重量測定をします


このタイヤでは1.57gを貼り付けるとバランスが取れるみたい


板おもりを同じ重さ分切り出して、両面テープマーキングした部分に貼り付けると完成です.
そのあと回転させて止まるところがランダムであれば終了です.
バランス治具の特性的に静的なバランスしか取れないのでモノによっては回転させるとブレるものもあります(右面、左面が対角でズレていると静的に釣り合うが、動的にはブレてしまう)
ただ動バランスがズレてても何もしないよりはマシといった感じです.

今回実際に走らせてみたところ

純正タイヤは15.2秒~15.3秒ペース

これをベースとしてテーピングを貼り付けたタイヤは14.9秒~15.0秒とタイム的には速い感じです.

縦のグリップは強く感じますが、横のグリップは唐突に抜けてしまうフィーリングでドライビングは難しいです.

ベストラップは出るけどアベレージをそろえるのは難しいという感じでした.

ということでレースタイヤはミスなく走り切れるテープなしのタイヤを選択


セッティングとしてはこんな感じです.

フロントのスタビが2.6→2.7mmに変えています.
後使っているオプションはメモ欄に書いています.
アルミの4°ハブキャリアは使って結構長いですがブログは初出ですね.
動きが軽快で1/10ツーリングカー見たいな動きをするので運転しやすいです.
本来のGTのマッタリ感は少なくなるので好みで変えてもいいパーツかなと思います.

予選1回目
なんかパワーが無いな…と思い途中でやめて燃調の為にピットイン…というところでカチン!という嫌な音と共にエンジンが止まりました.
エンジンブローでした

3年ぐらい使い続けているエンジンなので寿命ですね.
とはいえ壊れたタイミングが…

幸いエンジンを借りることができたので2回目の予選に挑めました.
予選2回目はTQタイム!

決勝は1番からスタートです


スタート直後に縁石に乗ったらリアタイヤボディに巻き込んでしまいタイムロス
2位のアダケン選手にパスされてしまいました.
その後アダケン選手のミスに乗じて1位に返り咲き

タイヤを壊さないペースで走っていましたが,ピットイン1分前ぐらいにペースアップしピットでミスしても大丈夫なマージンを築いてピットイン
奥村さんのミスのないピットインで間隔はそのままにピットアウト
そのままタイヤを労わりつつトップゴールとなりました!




マシンセッティングとしてはSRTと大差ないので
別のコースでもよく走るんじゃないかなと思います~

エンジン何とかしないと…


2020年9月19日土曜日

HDキャップユニバーサルスイングシャフト

 少し前になりますがしらかば2in1に行ってインファーノGTを走らせてきました.


めちゃくちゃ暑い日が続いていたので快適にラジコンが出来ました

(走らせたのは8月末でした.下界は35℃オーバー…)


本題は別な部品のテストだったんですがそれは公開できるタイミングでまた掲載します!

ということでタイトルにあるユニバーサルジョイントのテストをしました.

これは本来MP10用の部品のようで純正のIFW425に比べると1mm長い94mmとなっています.




1/10のツーリングカーだとユニバの長さで動きが変わったりしますがインファーノだとどうなるか?ですね
あとはユニバーサルジョイント部分部分も1/10ツーリングカーと同じような形状になりましたね.
赤いキャップがアクセントでカッコいいです



さて肝心な性能はというところですが

純正ユニバで走らせたベスト3ラップが

16.0

16.2

15.9


MP10ユニバで

15.5

15.4

15.4


ユニバを交換しただけでこんなにタイムアップ!?となっていますが

10周ぐらい走らせて戻ってすぐに交換して出したので路面変化とかは無いハズ


走らせたフィーリングとしては純正ユニバのほうが”曲がる”フィーリングです.

ただこれはステアリングを切り込んだ時に失速してより内側に曲がり込んでくる動きをしています.

MP10ユニバは曲がり感は薄いですが高いスピードを維持したまま曲がれるようなフィーリングでした.


ユニバが1mm長い影響なのかもしくは形状的にフリクションが少なくて失速しないのか

どちらが理由なんでしょうね


走らせた感覚としてはグリップが極端に低い路面だと純正ユニバでもありかと思いますが

インファーノGTが走れるようなサーキットは大体手入れが行き届いているのでだいたいはMP10ユニバで良いんじゃないかと思います.


簡単ですが今回は以上!

2019年9月18日水曜日

京商カップ関西レースレポート

GPツーリング全日本が終わりようやく怒涛のレースラッシュが終わりました.
ゆっくりと7月下旬のレースからレポートを更新していきたいと思います.
今後書いていくレースレポートは
7/27-28 京商カップ@関西 ←この記事で更新
8/17-18 京商カップ@北日本
8/24-25 OS 8時間耐久レース
9/7-8 GPツーリング全日本
ここらあたりが溜まった記事ですね.ほかにもラジコンバッグ新調や新カテゴリ参入等のネタ自体はたくさんある感じです.

今回関西でエントリーしたのはインファーノGTクラスとOPENクラスにエントリー
インファーノGTに関してはやってみたいことがあったのでこのレースで試してみることに

SWEEPの単品インナー
このインナー自体はローグリップの時に使ったりするインナーですね.
タイヤが潰れてグリップする感じ.純正のスポンジインナーは張ってる感じで転がるので路面が良い時に使ったりします.

ただ京商のタイヤ&ホイールは他社のGT系よりも径が小さくこのインナーをそのまま使うとタイヤに張り付いてしまう組み方になってしまいます.

そこで
1か所を切り取ってホイールに両面テープで沿わせて接着

10mm近くインナーが余っています.この部分をカットしてタイヤを組んでみました.
同じ処理をしてGQタイヤ純正の黄色いインナーのものもタイヤを組んでOSフィールドに合うタイヤを選びたいと準備しました.

練習走行

小雨がパラつく路面コンディション
とりあえず持ってきているタイヤが硬度は45でGQインナーとSWEEPインナーの新品2セットのみ
ちゃんとドライで評価したかったけど天候には勝てずとりあえず柔らかそうなGQインナーで出走
路面コンディションの影響もありますが,グリップ感は全くない状況
何も買えずに予選1回目を迎えます.

予選1回目

2番手タイム
トップのベストラップは19.8秒 自分のベストラップは20.2秒
5分で5秒近くチギられていますね。。
予選中はややウェットだけどほぼドライコンディション
タイヤはグリップ剤だけ地元で定評のあるツイークを塗って出走
フィーリングとしてはやはりグリップ感不足で,曲がらないのに巻くという挙動
タイヤは外している感じでした.

結果論ではありますがローグリップ路面でも張っているインナーのほうが良い?
この辺りはもう少し走り込みが必要そうで今回のブログで”これがおススメ!”とは言えない状況です.
言えるのは”やってダメでした”という知見が増えたというところですね

この後の土曜日の京商カップは降雨の為中止となりました.
昼過ぎに終わったのでみんなで道頓堀へ!

因みにOPENクラスに関してもグリーンパークから何も変えていません.
この時点でOS8耐に出ることが決まっていたのでギア比はキッチリセッティングしておきました.

GT3のセッティングはこんな感じ

OPENクラス86はこんな感じ





2019年1月27日日曜日

GTtrophyレースレポート

晴天の中第1回GTトロフィーが開催されました!

前の週のテストが結構有意義でデータもそれなりに蓄積できたので
今回のレースは手ごたえありで参加していました.
前の週の記事の反響の大きさもビックリでしたが笑

前の週にグリップ剤をいろんな種類をテストできたのが大きい
混ぜる配合比まで踏み込んでできなかったが,先ずは種類の方向性がつかめたのがデカい

テストしたグリップ剤としては
・トリニティ ダートドット
・トリニティ ツイーク
・パラゴンFXⅡ (白缶)
・マイティグリッパーV3
・バギーグリップ

この5種類の中からテスト
今までSRTではマイティー一択だったんだが,去年の京商グランプリ路面ではマイティらしいバキッとしたグリップ感が弱く,SRTでのグリップ剤を再考する必要がありました.

とはいえ前週の路面ではやはりマイティが最もグリップ力が高くタイムも早い感じ
ただグリップ剤が早々に効果が無くなるという欠点があり,ここについてテストして対策していました.

先ずコースイン時のグリップしないを解消するために走行後のタイヤをパーツクリーナーでふき取らずマイティで拭き取りに変更
だんだん重くなるグリップ感でしたがタイヤの摩耗と釣り合いが取れるフィーリングでタイムは大差ない

さらに効きを持続させるためツイークで処理→マイティ塗布という処理方法へ
結果的にはツイーク45℃ 10min →マイティ55℃ 3minという塗り方になりました.
新品タイヤだけはマイティを3分から5分に伸ばしています

タイヤの処理に関してはこれでFIX
レース前の記事に書けなかったことでした.


今回の参加者は約30人
普段のHRFと比べるとやはり多いですね!
とはいえ1回目ということもあり参加者のほとんどは関東圏からの参加でした.
回を重ねるごとにいろんな地域から来てくれるレースになることを切に願います.

2日間開催で大まかには1日目が予選/2日目が決勝という全日本スタイル
1日目の最後の予選は1周ベストラップを2分間アタックできるスーパーポールもあります.
一撃が出ない今のセッティングではこの予選に対しては一抹の不安も…

タイヤは1人に対して3セットまで購入可能
自分はとりあえず2セット購入

予選1回目

2番手タイム

トップはなんよ氏!
ベストラップでは0.2秒 トータルラップでも4秒ちぎられています。。

この前にコントロールプラクティスもあったが,結果がアップされていないので割愛
タイヤはコントロールと同じタイヤを使用
やはりこのタイヤ2タンク目以降のほうがタイムが出ることがここで正確に分かった
1タンク目のほうが動きが良いけど路面を掴むフィーリングが乏しい
1タンク目で表面の皮むき→2タンク目前にグリップ剤を含侵させてコースインすることでグリップが上がるものと推測

とはいえこの条件はトップのなんよ氏も同条件
ほとんどノーミスで走ったにもかかわらずこの差は大きい。。

ということで予選2回目に向けて対策を講じます

コントロールプラクティスで走らせたセッティングは前の週に出したセッティングのまま
前の週に路面が上がるとフロントダンパーの硬さを上げようと思っていたものの,あさイチ路面は汚れててそこまで上がらないと推測してました.
結果的に路面はあさイチでも前の週の夕方並みにグリップしてました.

ということでコントロール→予選1回目の間にフロントダンパーオイルを#850→#1000へ

フロントのコーナリング中にピッチングが激しい動きが軽減されスムーズに曲がるようになりました
が,小さいコーナーではシッカリ姿勢変化をさせないと曲がってこない
ダンパーが硬いのでブレーキを使って姿勢変化させるイメージです.
これでコーナーのボトムスピードが落ちてしまいタイムが出てないと推測

#1000のパッツンダンパーで組んでましたが50%引きダンパーに組みなおして予選2回目に臨みます

予選2回目

なんよ氏に0.2秒届かず2位タイム

GTカテで5分で0.2秒差ですかぁ…
ダンパーの作り方を変えたことでコーナリング特性は良くなり
ピッチングの挙動も安定し,小さいコーナーもよく曲がるようになりました.

そしてタイヤ特性も予選1回目で使ったタイヤのままだったが
路面は落ちてるはずだけどタイムは上がっているのでタイヤのグリップも持続している模様

予選3回目

予選2回目の結果を更新ならず

1~3位まで5分で1秒以内になりました
この予選では予選4回目のスーパーポールに向けてのタイヤ作りということで皮むきを兼ねて慣らしペースで走らせていました.

予選4回目(スーパーポール)


3分間のウォームアップの後に2分間のアタックラップという構成
策としては
・燃料残量はガス欠ギリギリ
・最初の3分をゆっくり走り,直前で”追い”グリップ剤を塗って出走
を考えていました.

自分の番は7人中4番目
ウォームアップで感じたことは路面がヌルヌルしているフィール
ここで追いグリップ剤をしても良いことないだろうということで3分間そのまま走り
2分でアタック!
18秒程度のコースで実質のアタックは5周ほど
とりあえず最初の2周ぐらいで4位以上になる置きタイムを稼ぎたいところ
2周目でまずまず1周をまとめきり18.409秒の暫定トップタイム
そのあと気合が空回りしてタイムが出ず4周目には外周の縁石に乗って転倒!
SRTでGTで初転倒です。。
1度タイヤが路面と離れたせいでグリップが落ちて結局2周目のタイムが有効に
結局決まった!というラップが1周もないまま終了
スーパーポール難しいですね…

そのあとのなんよ氏が18.1秒というスーパーラップ!
さらにそのあとF少年が18.4秒で2位確定となりました.


決勝

決勝前にポール練習という贅沢な時間があり
セッティングは全く問題なく燃費測定の最終確認を実施
結局8分10秒ほど走るということが分かり,45分の決勝だと
7分半おきの給油でよいという推定

決勝動画はYouTubeにUPされていますね

レース序盤はスタート順通りの2位で走行
なんよ氏と自分が徐々に後続を引き離していくペース
なんよ氏はというと自分が全力疾走しても追い越しをできるペースではない感じ…
とはいえ離される感じもないのでタイヤを労わりつつギャップが広がりすぎるのを防ぎます

ただ燃調が少し甘い感じがスタート直後からあり7分で早めに給油
出たところでピットイン前3位だったF少年が先行します
やはり甘い燃調のせいでペースが良くない模様
スタート時刻が3時過ぎで45分のレースだとゴール予想時刻で気温が下がり燃調が絞られることを防ぐための燃調が序盤で仇となってしまいました.

F少年よりは自分のほうがペースが良いみたいで徐々にギャップを詰めていき
射程距離に入れたところで3回目の給油

出たところでギャップがほぼ変わらず後ろで出たのでやはりコース上で抜く必要があるみたい

射程距離に入れているコーナー
F少年が縁石に乗りタイムロス
自分は普通に立ち上がり1車身ほど前に
ただこの静止画で分かる通りインを閉めすぎてますね。。
絡んでしまいましたorz
運が悪いことにこの転倒でエンスト

同じメーカーの車を使っている仲間同士でやらかしてしまいました.
レース後すぐに謝罪を受けたのでホントに立派な少年だなと思いました
もちろん自分もリスクを考えてインを開けておくという判断も必要でしたね。。
なんよ氏も周回遅れになる前で,焦る必要がなく45分のレースでは抜きに行くタイミングもちゃんと考えないといけないですね

エンストから復帰後,失うものが何もなくひたすら全力疾走
レース終盤なんとか4位まで順位回復するものの今度はタイヤがバースト

レース後のタイヤ

左前はレース中に交換してもらってたので実質はフロント両輪がバーストしてしまいました.
結果論だけどほぼ全車がバーストに悩まされていたのでフルペースで走るなら途中でフロントだけでも変えてもよかったかもしれない

結果はなんよ氏の完全優勝!

パッシングのリスク管理とタイヤマネジメントの重要さを実感したレースでありました!

今回GTトロフィーというレースは初めての試みで
GTカテゴリの楽しさを広める良い機会だと思うので今後もレースが拡大することを切に願う次第であります!





2019年1月16日水曜日

GT trophyに向けたSRTテストレポート


ということで1/13(日)はSRTにGT trophy向けの練習とテストに行ってきました.
珍しく早めの更新です笑

というのも今回のレースはインファーノGT3での参加者も多いらしく,少しでも情報になればと

本当はもう3週間前ぐらいにこういう情報を出せれば良かったんですが…
今後もSRTではHRF等のレースも開催されるかと思いますのでそちらにも使える情報なら幸いです.

写真にもある通りコントロールタイヤであるYURUGIX GQタイヤのベリーソフトを装着
路面コンディションは前日雨が降ったらしく朝位置では一部ウェットというコンディションでした.

先ずは京商グランプリ(レポートができてなくてスミマセン!)でのセッティングのまま出走
セッティングシートはこんな感じです.


スプリングが前後レッドになったぐらいで基本的には取説セッティングとなっています.

◆1タンク目  AM 11:17走行開始

タイヤはニュータイヤで今のコースレイアウトの走行は初という状況
タイヤの処理としてはSRTでの自分の中での定番のマイティーイエロー
この状況でベストラップは19.6秒
19.7秒を3週連続して記録していました.
フィーリングとしてはタイヤがとてもいい!まるで1/10カーを走っているような機敏さです.
みんなが”1タンク目はグリップしない”といいますが,これで?もっと上がるの?というフィーリング
それ以外としてはプッシュアンダーが強く立ち上がりでスロットルオンを”待つ”フィーリングでした.
あと大きなコーナーの途中でフロント荷重が抜けてしまいコーナーの頂点付近で向きが変わらない挙動も示していました.

プッシュアンダーに関してはコーナリング中→立ち上がりでのロール姿勢が後ろが潰れすぎている動きをしていました.
ということでリアスプリングをレッド→オレンジへ変更
巻き数的には15分少ないです.1/10カーの感覚では大変更ですね~
でもレッドの次に硬いのがオレンジだったので仕方ない

フロント荷重が抜けるのはダンパー長を取説の23mmから24mmへ変更しました.
R4で最近よくやるセッティングですね.とりあえず底付きしない程度に伸ばしてみました.

2タンク目 PM 12:06走行開始

ベストラップは19.016秒
1タンク目より約0.6秒更新ですね.
フィーリングとしては1タンク目のほうがグリップしていたんですがタイムは2タンク目のほうが圧倒的に出ている
コース慣れの影響なのか2タンク目からグリップするのかが分からないという痛恨のミスです…
1タンク目から結構攻めれたと思うんだけどなぁ~

さてさっきのセッティング変更でプッシュアンダーは大幅に軽減され自分の思う理想のタイミングでスロットルオンできるようになりました.
ただロールの姿勢がリアが硬くなった分,フロントが動きすぎる挙動になりました.
これで何が起こったかというと小さいコーナーの回答性が落ちてしまいました.
コーナーの進入の早いタイミングでロールが終わってしまいそのあとグリップが逃げている挙動

ということでこのタンクではフロントのスタビを変更しました.ピッチングの動きは良い感じだったのでダンパースプリングで変えたくないなぁと
ということでフロントスタビをφ2.6→φ2.7へ変更
こういう細かいロールの姿勢をセッティングできるのはスタビのいいところですね
効果はかなり大きいですし
ただ0.1mmの径の変更は動きが変わりすぎると思いスタビの取り付け位置はワイヤー端面とツライチにしました.
見づらいけど測定方法
今までのφ2.6mmスタビは1mm短く(端面と逆側)取り付けてました.
以前からフロントがロールしすぎと思いスタビが効く側に合わせてたということですね

併せてリアもスタビ位置は2mm短くしてましたがスプリングが硬くなったということで端面とツライチにしました.

3タンク目 PM 1:00走行開始

ベストラップは19.1秒 出したのは出走3分目ぐらい
走行自体は4分ぐらい走ってて最終ラップでも19.2秒出してたので
とりあえずタレては来てない模様

フィーリングとしては2タンク目の課題の小さいコーナーが曲がらないということは解決
ただしリアグリップが低下してしまい突然抜ける感じになりました.

制御できないほどリアが抜ける感じじゃないけど長いレースでリアタイヤからタレると後半戦えないなという挙動

結局リアスタビ位置は持ち込みの2mm短く
フロントスタビ位置は1mm長く(穴の中にスタビの端面がいる感じ)

4タンク目 PM 1:30走行開始

ベストラップは18.9秒 また4分でやめててそこでも19.2秒
やたら走行スパンが短いですがこれはタイヤにはグリップ剤を塗らず
なんよさんにフロントダンパーを借りてちゃっと走ったテストでした

フロントダンパー硬めのオイルのほうがバンプ/リバンプの挙動が穏やかでターンイン→クリッピングポイントまでのフロントダイブの挙動が落ち着いて曲がりが良いという2人の共通意見もありダンパーをレンタルしてテストしてみました.

上記の仮説通りの結果でしたがなんよ氏のオイルは#1100で自分はステアリング操作から車体のヨーが発生するまでの時間が遅いと感じました.
自分の車体だとなんとなく#950ぐらいが良い?というフィール
現状より#100硬いですね

この後3タンクほどグリップ剤のテストを実施 この結果は…レースが終わるまで割愛…笑

7タンク目 PM 2:43走行開始

ベストラップ18.8秒 5ラップ続けて18秒台を出して5分走って最後も19.1秒
路面も仕上がってきている感じ

ここではリアがある程度ロールした時に抜けてしまう現象を解決するためにアッパーアームの取り付け位置を変更
今までバルク側上から2個目にしてましたがバルク側一番下の4個目に変更
(書きながら思ったけどアップライト側の穴のテストしとけばよかった…)

目的はキャンバー変化量を増やすため あともう少しロールしてもいいと思ってたのでロールセンターを下げてロールさせるため

効果はテキメンでタイムにも表れてますね
使いやすいフィーリング

そのあと8タンク,9タンク目に燃費測定とふうま少年となんよ氏とバトルをしてました!
夕方路面で3台でバチバチやるのは楽しいです,やっぱりこういうラジコン好きだなぁ
ふうま少年と自分は抜きつ抜かれつを繰り返しつつもどっちかがぶっち切るというのが無いバトルでした.たのしー!

全員ベストラップは18.7秒
燃費データはレース戦略にまつわるのでこれもレース終わってから書きますね笑

最終的なセッティングシートはこんな感じ
キットについてこないのはフロントスタビとリアスプリングです


最近アパートに引っ越してまだラジコン部屋に天井電気ついてないので
メンテスペースはここです…
とりあえず残りのタスクは
・クラッチスプリング定期交換
・フロントダンパーオイル#1000へ交換
・マフラー掃除

金曜日までにがんばろ…

2019年1月8日火曜日

2019年最初のレースは


これになりそうです!
ホントはSRTの新春レースにも出たかったものの引っ越し作業で身動きとれず…

少し落ち着いてきたので先ずは今週末の13日日曜日にSRTでセッティングに行こうかと
GQタイヤも使ったことないので…

水曜日ぐらいにはレポート書けるように頑張ります…

2018年5月5日土曜日

SRTでインファーノGT3


前日に厚木で飲み会があり,翌日はなんよ師匠やA達さんがSRTに行くということで
久々にGT3を引っ張り出してきました.

5月6日のHRF@SRTに出場しようと思っているので
熱くなってきた気候でのセッティング出しをしたいなというところ

この日はポンダーを積んでいないのでタイムは分かりません
i下氏も含めた4人でひたすらバトルしててそこでのペースの相対比較と
フィーリングチェックです.


二日酔いで朝起きれなかったので
12時過ぎからコースイン

この日の気候は気温が28℃程度とこの時期としては暑いですが湿度が低いので過ごし易い
ただ湿度低いということで駐車場や付近の土が舞い上がりやすく,また風も強かったのでコース上は結構ホコリが多い印象でした

1タンク目は京商グランプリでも実績のあるマイティーグリッパー黄色で出走

フィーリングとしてはターンインでアンダーステア
立ち上がりでオーバーステア…

なかなか最悪な感じですが,フィーリングとしてはそもそもグリップしていないのでこの挙動になっていると推測

セッティングは弄らずタイヤのグリップを稼ぎに行きます.

上で太字で書いた通り,ホコリが多いというのといろんな燃料が走りまくってヌルヌルしているというのが路面のフィーリングでした.
電動とエンジンの時間分けがあり,エンジンが永遠と走っているわけではないので路面の傾向としてはレース路面に近いはず

ということでホコリに強い&オイルに強いというグリップ剤を選定していきます.

トリニティのダートドットは上の特性を網羅しているのでグリップ剤として採用
この日の風はなかなか強くてホコリの量も多いのでWD40で下処理してから上塗りとしてダートドットとしました.

この組み合わせで先ほどとはうって変わってしっかりとグリップしています.
きっとタイムも短縮できているハズ

土台が決まったということでここからセッティングを進めます.

他のお三方は新発売の4度Cハブを使われていて
IGW061 アルミ削り出しの高級品!

とてもよく曲がるようになっているみたいです
純正は13度 ベース車がバギー用なのでこの辺の数字になるんでしょう
一般的な電動ツーリングは4度とか6度とかなのでゴムタイヤでオンロードを走る向けに出した部品なんでしょう
もちろんこれ用のセッティングはあるみたいですがそれはまた後日ですね

私はまだこの部品を持っておらずこのよく曲がる車たちに対応しないといけない状況でした

ロールのバランスは良くて足回りで何とかというよりかは
ステアリング系で曲げていこうというコンセプトでアッカーマンを変えることにしました.

一番後ろ→真ん中に変更

今のパラレルからアッカーマンを付ける方向に変更しより曲げる方向に
ただし失速も大きくなるので付けすぎるとタイムは下がると思う

ただし,コーナリング中にリアが抜けることが度々あり
曲げるセッティングに不安もあったのでリアのアップライトスペーサを増やしホイールベースを1mm長くしました


この2つの効果としては思った以上に効果大きい
ということが分かりましたw

この後お三方もアッカーマンを変更してましたが3人とも曲がるようになったという感想でした.
失速感はそこまで大きくないがターンインからの曲がりこみが強くなり運転しやすいです.<インに付けやすいという意味

悔やむべきはさらに前側をテストしなかったこと
どこまでが限界なのかは練習日に見極めるべきでした

副産物として外周のプッシュアンダーも少なくなりました.
原因不明 単にステアリングブレーキで抵抗になってて車速が上がりづらく
結果膨らまないということかな?この理屈がしっくりくるけど
現に握れてて最高速も伸びる感じなのでこっちのほうがいいなという感じ

とはいえタイヤはいじめてるだろうから後半のタイムはどうなのかな?というところ


アッカーマンを付けたことでコーナリングスピードが上がり
車体のロール量が増えました
結果的に腰砕けのような挙動になり不安定になりがち

ということでダンパーを前後とも1つ立てます


前後とも外から2番目

GT3のダンパー取付位置が1つ変わると効果はかなり大きいです.
ピッチ粗いですからね

ただモーションレシオの設定が絶妙なので使えないダンパ位置の領域がないので
シッカリとセッティングできるはずです

ダンパーを立てたところロール量としても適正化されたので
セッティングとしてはこれで終了


コースの走らせ方としては

このS字区間ではステアリング操作できない

車体がロールにより不安定になるのに加えてオイルラインがまだ出来上がってないので
途中でイキナリグリップが上がり不安定になりがちです


丸2つの部分ではブレーキングをしながらステアリング操舵になる難しいコーナー

私はこのコーナーでブレーキのエンドポイントを合わせています.
このコースで減速のためのフルブレーキって無いですから


こんな感じで明日のレースは楽しんで来ようと思います^^