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2016年8月16日火曜日

【京商カップ】2in1サーキットテストレポート

ということで先週の日曜日に2in1サーキットへ京商カップin北日本に向けてのテストに行ってきました。


ちなみに今週末行われる京商カップ@北日本に向けては、18日木曜日ぐらいから現地入りしようと思っています!
テスト項目がかなり残っているので…


さて

前日のテストスケジュールから当日のコンディションとしては
AM:ローグリップ⇒ハイグリップ
PM:ハイグリップ
という路面の推移となったので
パターン③の
AM:タイヤテスト
PM:セッティング/マシン習熟
というテスト内容となりました。

グリップのコンディションとしては
・前日に店長がグリップ剤を散布
・当日は朝イチは曇り
・昼にかけて日差しが差し込む
気温は24℃で安定していました。

走っているマシンとしては
プラズマLM
DRX
スポンジツーリングカー
そして京商カップレギュ遵守のゴムツーリング
と言った形で
人口としてスポンジタイヤを装着したマシンは少な目で、ほとんどがラバータイヤのマシンとなっていました。
使っている燃料はバラバラな感じでNASAやナイトロックス等

ラバーが多い京商カップで似たコンディションになりそうだけど走っている燃料でR246燃料がグリップに対してどう転ぶかが当日の路面を読む上で重要な項目になりそう。

去年の記事があまり参考にならないのが今年とは散布しているグリップ剤を変えたから
路面の上がり方としても夕方がピークだった去年と比較して、今年は日中がグリップのピーク

ナゼここまで路面の心配をしているかというと
ここまでグリップの変化が激しいサーキットだということ。

時間帯のグリップ変化は言うに及ばず
日差しの加減や前日の天気等にグリップが左右され、ローグリップ路面⇔ハイサイド路面
と路面が変化してしまう。


マシン習熟について

AMのタイヤテストに入る前に今シーズン初のA君によるドライビング
大きな目的の一つが初コース、初マシンということで“習熟”でした。

初走行のインフォメーションとしては
”ブレーキを効かせ、クリップに近いところで深くステアリングを切り込む”というまさに私が理想としている解でした。
スピードコントロールを得意とするA君はこういうマシンが得意ではないかという想像をしていたのでこの辺は一安心。

マシンの方向性としては共有できたものの、テストデー当日のコンディションにはステアリングゲインが高かった模様

セッティングの方向性はこのままにするにして
操作性を上げる方向へ

タイヤテストについて

今回TRYした組み合わせとしては
①京商M+ヨコモ039インナー
②京商M+SWEEP LS
③京商M+タバタスポンジインナー

このインナーラインナップの目的としては
・薄いモールドインナーの有用性の確認
・昨年のデータとの比較
・スポンジインナーの有用性の確認

という目的で採用
良いか悪いかはこの日見極めるわけではなく、あくまで傾向を探る為

結果としては
①ヨコモ039インナー
 TOTAL 14L 5:00.090  BEST 20.557  MAX横G 3.12
コーナリング中にイン側のタイヤがリフトする。ハイサイドするような路面になると対処しきれない
⇒薄いモールドインナーの選択肢は外れる

②SWEEP LS
TOTAL  14L 5:09.749  BEST  20.451  MAX横G  2.92  *1回転倒
ステアリングを切込み、荷重移動をした後にハイサイド発生。


③スポンジ
TOTAL  14L 5:08.245  BEST 20.566  MAX横G  3.92
荷重移動をした後、面圧が上がらず横にスライドするフィール
最大横Gが一番大きいのはコーナリング中のボトムスピードが一番速い為


タイムの順番だけ並べると039かもしれないが、ハイサイドギリギリのところのドライビングになり
リスクが大きすぎる
タイムが悪いがそこそこ上がった路面では京商M+スポンジインナーの組み合わせがありかも


テスト日の日中、グリップが最高潮のところで京商Hタイヤを装着したi塚さんのR4を運転してみたところ、動きが軽快でタイムも比較的安定していた。
最終調整前にはハードタイヤでインナーを振ってみて調整してみよう


セッティングについて

いろいろあって最終的に
・スタビ装着
・引きダンパー
・Fスプリング:京商ホワイト Rスプリング:京商グリーン

という組み合わせとなりました。
上記に“ステアリングゲインが高い”と書いていたのを抑制するためにダンパーとスプリングを変えた次第

引きダンパーとスプリングはセットで借りたものなので個々の切り分けはできていないんだけど
フィーリングとしては、ステアリングの応答は下がった。
ゲインは下がっていないけど、遅れが大きくなった感じ。

この辺をデータロガーのデータから定量的に評価したかったんだけど、データ不足により至らず…


ここまでのセッティングでは普通に走る分にはハイサイドは起きないものの
縁石にタッチすると転んでしまう。

予選の5分間、決勝の25分間でバックマーカーやバトル等をしながらも縁石に1回もタッチしないというのはかなり厳しいでしょう

なので、ある程度のグリップは確保しつつも、縁石に乗っても(程度はあるが)転ばないセッティングにしたいなぁと

今考えているのは、トレッド
現状では前後196mmとかなりナローになっているのでこれをワイド化するだけでも外輪の面圧はかなり下がる


ただ、いろいろとデータが総崩れになりそうなのでココが理由で木曜日からテストしようとしている



先日のガスパワーでも14Lシングルでは8位前後のポジションとなり
Aメインには結構ギリギリな感じ

総エントリーが11チームと少ない感じだけど
ハイグリップ路面でのデータが不足しているのは事実なので、頑張ってタイム上げようと思います。

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