寝坊したため到着は12時過ぎ
この段階では走行可能で
気温は23度、湿度は70%
路面コンディションとしては前日の雨のお陰でローグリップ
でも、ズルズルに滑るほどではなく、フロントがかなり入る前勝ち路面となっていました。
路面コンディションに悲観しても仕方ないので
ハイグリップ対応のセッティングでローグリップ路面を走った時のタイムを取得するという目的へ変更。
先ずは8月7日に走ったセッティングで基準タイムの測定
スプリングは前後SMJシルバー
タイヤは京商Mでインナーはヨコモの039M
タイムは
14L 5:00.784 BEST:21.131
ベストラップは8月7日のテストに比べると1秒近く遅いものの
トータルラップではそんなに悪い結果ではない模様
フィーリングとしてはステアリングのゲインが高く
ステアリングの切込みに対してヨーの立ち上がりが高過ぎて縁石に引っかけやすい
ステアリングD/Rを落としてもいいかもしれないけど
そもそもこの程度の路面コンディションでD/Rに頼るようでは最大舵角が足りなくなりそう
2タンク目はスプリングをSMJシルバーから
フロント:X-GEARシルバー
リア:X-GEARピンク
へ変更
タイムは
14L 5:04.683 BEST:21.301
8月7日テストではフロント:京商ホワイト/リア:京商グリーンを試していて悪くないフィーリングだったのを参考に、同じようなバネレートでより沈み込みがしなやかなX-GEARスプリングをTRY
フィーリングとしてもX-GEARバネらしく、フルストロークまでの沈み込みが速い
時間の都合で京商ホワイトとの比較ができていないのでこの項目については金曜日確認すること
smart loggerでのロガーデータ
赤線がSMJスプリング 黒線がx-gearスプリング
注目すべき点としては
①各コーナーでの横Gの低下
②ステアリングゲインの低下
③ステアリング操作に対しての横Gの位相遅れの増加
(①-③の事象を定量的に評価する数値は只今検討中です…)
①に関しては柔らかいスプリングを使うことで左右の荷重移動が減って、外輪側のコーナリングフォースの低下⇒横Gの低下ということかな?
ハイグリップ路面では内輪の荷重抜けより、外輪側の荷重増加で引っかかる事象の方が大きく出るということがこのデータからわかる
ただ、この変更でコーナリング中盤、定常領域でオーバーステアになってきた。
たぶん前後でのロール剛性バランスが崩れた為でしょう
ということでリアのロール剛性を落とすために
ダンパー取付位置 E⇒C
リアスタビ φ1.6⇒φ1.4
この結果
タイムが2秒上がり
14L 5:02.953 BEST:21.247
ステアバランスとしてもかなり扱いやすい
このあたりからラップのバラつきがだいぶ少なくなる。
ここで、先週からやろうと思っていたトレッドを広く変更
196mm⇒199mm
自分としてはだいぶ大きな変化になると思っていたのだが
タイムは
14L 5:01.178 BEST:21.198
ナロートレッドとほとんど変わらない上に1秒速い
前後同じだけ広げただけにステアバランスは変わらず
赤線がナロー 黒線がワイド
ワイドトレッドでは滑るような感覚で、データで見てもやはりコーナリング中の横Gは下がっている
しかしながら、データを見て気づいた点としてコーナリング中のボトムスピードは上がる傾向にあるみたい
どうもこの差で5分周回ラップが変わらなかった模様
ここまでテストしたところで
大粒の雨が降ってきました…
3時間でテスト終了
19日のテストでは店長が朝からオイルを撒くとのことなのでハイグリップ路面でテストができそう!
テスト予定としては
・ダンパー比較(2穴⇔3穴 どちらも引きダンパー)
・ハードタイヤインナー比較
の予定。
ダンパーであともう少しステアリングのゲインが下がってくれればいいんだけど…
これでもダメならアッパーデッキのネジを緩める最終手段に出よう
明日の準備も先ほどメンテ完了です!
スポンジカーは明日できるかな~
お疲れさまです!
返信削除ん〜〜 イロイロ参考になりますm(_ _)m
エンジンはGXRじゃないんですね?!
常連のなんよさんほどでは…汗
削除明日のレース楽しみにしています!
エンジンはTGですがトルクと燃費が厳しいです…