Smart Loggerのモニターを引き受けたことがきっかけでした。
期間としては2-3ヵ月でBlog等でレポートをUPしてほしいとのこと。
丁度エンジンツーリング全日本や京商カップ北日本と被るのでこのあたりのデータ取りに使おうと思っています。
特に全日本のスポンジツーリングに関しては、ステアリングの初期応答が現状の課題。
応答が良すぎてコントロールしづらいということがある。
このブログに書いてきたことは基本的に定常域でのステアバランスを見てきたつもり。ところが初期応答となると動的な特性を評価する必要がある。
今までのゴムツーリングとスポンジツーリングでは初期応答⇒曲がり込みでかなり挙動が違う
ここら辺を上手いこと数値で表せられないかと思っていたところなのでLoggerのモニターのオファーは願っても無いチャンスでした。
アウトプットイメージとしては
Smart LoggerにはYaw Lateセンサ(3軸のジャイロセンサ)が実装されているのでこのアウトプットから
概念的にはこんな感じ
時系列でステアリング操作に対しての応答遅れ/応答の大きさがいわゆる今感じている“初期応答が違う”と思っているところなのでそこら辺を評価したい
これを定量的に評価するために周波数応答を調べる
縦軸のゲインはヨー角速度/ステアリング操舵角
このデータをセッティングの違いや路面の違いで集めて
“こういうフィーリングの時はこういう波形になる”というデータを集めよう
それぞれのセッティング因子に対しての寄与率みたいなものも求められるかもしれない
さてSmart LoggerをR4に実装しないといけないんだけど
基本的に電動用途みたいで回転センサはフォトインタラプタを別基盤のものを付けないといけないみたい。
ラバー⇔スポンジ
をやりたいのである程度モジュール化してセットで移動できるようにと考えて…
ケース作った
会社のゴミ箱の廃材を昼休みに加工して作りました。
取付イメージは左の図のような感じ。
これでネジを外せば車体から取り外せる。
ナイロンの青が気に喰わないので塗装。側面にはカーボン調のカッティングシートを張ってドレスアップ
回転センサはココに取り付けました。車体側の加工は一切なし
んー輪ゴムがイケてない…
まぁともかく配線のゴチャゴチャは最低限にしたつもり。
ゴチャゴチャはタンク下に隠しています!w
今日はテストランということで
BRCで2タンクほどデータを取ってみました。
タイヤ違い
赤線がSOREX40
グレーが新発売のタバタTYPE_Bハード
タバタBの方が応答も曲がり込みもよくてベストラップも0.5秒ぐらい圧倒的に良いタイヤです。
結果はロガーにも表れていて、最大Gの大きさとかボトムスピードの違いとかが見て取れます。
とりあえず今日はここまで
周波数応答はマクロ作るなり、便利なsheet作ったらまた上げます。。。
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