写真は17日夜の忘年会の様子
ということで京商カップファイナルに向けて気が早いですが練習に行ってきました。
自分は17日からサーキット入りしてセッティングとTカーのシェイクダウン
18日からはチームとして練習というメニューをこなしてきました。
結論から書くと、相方&Tカーの組み合わせはかなりいい感じでまとまっていて有意義な練習ができた模様
自分はというとリアタイヤのグリップが2日間かけても全く上げられず終始ズルズルになってしまい、あまり有意なデータを取れずじまいということになりました。
といっても失敗から学ぶことは多いはず
最近仕事でも痛感したことが、上手くいったときのデータを残すのは確かに大切だけど、失敗した時のデータを残すことはもっと大切だということ。
“あの時なんで上手くいかなかったんだろう?”と後になってから考察することも多いし。
失敗した時の心境はあまりいいものじゃないし、気も進まないけど、今後のことを考えると重要なことなんだなと。
ということで筆は重いですが、しっかりと記録を残そうと思います。
先ずはウマいパッケージを見つけられたTカーの内容から
基本的にはBRCと同じセッティング
違いとしては今回Tカーの準備が間に合わなかったフロントデフ
メインカーには30万番が入っていてこのTカーには50万番が入っている
このことが功を奏したみたいで、リアタイヤがグリップしないというのを誤魔化して走れた感じがある。
自分も新しいタイヤの状態で1タンクTカーを走らせたけど確かに走らせやすい
ステアリングの応答はマイルドだけど、しっかり大転舵時の反応もある
ただ、1か所だけ苦手なコーナーがあって
この赤色で囲ったコーナー
京商サーキットでは唯一、中速のコーナーを減速しながら侵入するコーナー
他の中速コーナーはスロットルを握りながら抜けるのが違いだと思う。
この減速時、荷重移動した際にリアタイヤのグリップが不安定で限界が低いフィーリング
特にブレーキングがシビアでスピードコントロールを失敗するとスピンモードに入る
基本的にはこのクルマのセッティングはかなり曲がる方向だと認識していて
ローグリップでタイムを出しに行きたいときはこのセッティングにするんじゃないかと考えている。
ただ、ファイナル本番のコースレイアウトでこういう中速の減速しながら曲がるコーナーがある場合は対策を考える必要がありそう。
タイヤの摩耗としてもドライバー曰く、新品から古くなるまで絶対的なグリップ力の低下はあるもの、ステアバランスは大きく変わることがないとのこと
Tカーにつけていたリアタイヤ
メインカ―のリアタイヤ Tカーよりササクレが酷い(ササクレが深い感じ)
この慢性的にリアグリップが不安定だったのがメインカーの私のマシン
初めはリアタイヤの接着不良だと感じていたのが、どうもそれが主要因ではなさそう
根本的にはリアが全くロールしていない&フロントが良く動くお陰でリアがグリップを失いやすく、フロントが入りやすい姿勢で曲がっているように見える。
ということでリアのロール剛性を落とすために
・ダンパー取付位置寝かせ
・ロールセンタ下げ
を行うも、オーバーステアは全く改善しない
この全く変化しないというのも解せないところで、もっと根本的に何かがおかしいのか?という感じ
ダンパーオイルをAXONの#30→#40へF/Rとも変更すると、少しはオーバーステアが改善されるもまだ扱いづらい
このオーバーステアが発生するのは
・ブレーキング後、ステアリングを切り込んで車体がロールした後
・スロットルオン時、車体がピッチングする前
と言うのがどのセッティングのパターンを行ってもそうなる。
スロットルオンの際のオーバーステアはトラクション不足なんだ!と思ってリアサスアームにスキッド角を付けるもまったく状況は変わらない
いやはや、ここまでセッティングを迷走したのは久しぶりで2日間走って全く良くなる兆しが無かった
。
良くなったタイミングとしてはミディアムタイヤを使ってタイヤ自体の曲がりを抑えてた時。
タイムは出ないが運転しやすい感じ。
京商カップファイナルまで時間がある今、まだソフトをどうやって使うかを考えた方が建設的かなと思うのでとりあえずしばらく頑張ります。
とにかくリアを強くするアイデアをいくつかBRCで試してみて
来年1月22日にもう一度リベンジだ
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