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2020年9月19日土曜日

スプリングレートまとめ(EP)

 新しいタグとして”スプリング”を作りました.

外出先でもサッとレートとかを把握するためです.


タグには同じバネレートを書いているのに全く違う動きをしたりして

”このバネはあとで掛かる”とか

”このバネはスッとロールするのでハイサイド路面で使う”とか

眉唾かと思っていましたが走らせてみると確かに違うフィーリング

このあたりも何故だろうと思っていました.そこで荷重‐変位線図と重量から何か言えないかなと

測定としてはこんな感じの測定器を使います

一般的な変位ユニット付きのプッシュプルゲージです.
メーカの測定が間違っているということを言いたい訳ではなく,測定器の機差で結果が変わってしまうので第三者がいろんなメーカのバネを実測することで各種のバネの位置づけを明らかにすることを目的としています.

さっそく実測結果一覧

とりあえず手持ちのスプリングです.
上の表は自分がスプリングを買い足し次第更新していきます.

測定的にはヨコモRPスプリングとXRAYスプリングが比較的公称値と実測値が合っていますね.同じ測定器かな?

さてそれではそれぞれのスプリングの特徴を考察していきます.

京商


公称レートからしたら実測値は比較的高めに出ているスプリングです.
一番柔らかいピンク(実測ではパープルが一番柔らかい)でも2.8なので柔らかいスプリングが必要な際は別のメーカのものを選択する必要があります.

さてピンク/パープル/レッド系列とオレンジ/イエロー/グリーン系列では少しスプリングの毛色が違いますね.
ピンク/パープル/レッド系列は自由長から6mm程度のところに変曲点があるプログレッシブな特性です.むしろ6mmのところまではこの3つのスプリングはほぼ同じ特性でそれ以降パープルのみ少し低い特性となっています.

オレンジ/イエロー/グリーンはほぼリニアな特性となっています.
オレンジとイエローの差をあまり感じないですがほぼ同じなんですね.4~7mmのところでやや低い程度では自分は感じられないみたいです
グリーンはR4をラバータイヤで走らせるときのリアスプリングによく使っています


ヨコモRPシリーズ


ヨコモの値段が高級なRPシリーズですね.たまにRCマニアックスでセールしているのでその際にまとめ買いしていますw
リニアタイプのスプリングはキレイにリニア特性です.
プログレッシブに関しては2.8-3.0の変曲点は約7mm 3.0-3.2の変曲点は約8mmです.
変曲点の前はほぼレートは変わらないですが変曲点の後は大きくレートが変わっています.

ヨコモショートショックⅡシリーズ


このスプリングもプログレッシブな特性を持っていますね
変曲点は約5.5mmのところにあります

SMJ


リニアスプリングは4.5mmのところに変曲点があり
プログレッシブは5.7mm付近で変曲点を迎えていますがそのあとは二次曲線的に増えています.

AXON


AXONのSHはスプリングはキレイにリニア特性です.
たいしてHLSは6.5mm程度に変曲点があります

XRAY


XRAYのスプリングはキレイなリニア特性です.
2.7の1種類しか持ってないので今度追加検証ですね


いろいろスプリングを実測してみてわかりましたが

ラジコンのスプリングはバネ定数だけで判断できないということが分かりました.

掛かるとか潰れるとかっていうのはどの変位で変曲点を迎えるか

ということが重要みたい.


次のステップとしてはこの記事を見ながら走行フィーリングと紐づけかな~

HDキャップユニバーサルスイングシャフト

 少し前になりますがしらかば2in1に行ってインファーノGTを走らせてきました.


めちゃくちゃ暑い日が続いていたので快適にラジコンが出来ました

(走らせたのは8月末でした.下界は35℃オーバー…)


本題は別な部品のテストだったんですがそれは公開できるタイミングでまた掲載します!

ということでタイトルにあるユニバーサルジョイントのテストをしました.

これは本来MP10用の部品のようで純正のIFW425に比べると1mm長い94mmとなっています.




1/10のツーリングカーだとユニバの長さで動きが変わったりしますがインファーノだとどうなるか?ですね
あとはユニバーサルジョイント部分部分も1/10ツーリングカーと同じような形状になりましたね.
赤いキャップがアクセントでカッコいいです



さて肝心な性能はというところですが

純正ユニバで走らせたベスト3ラップが

16.0

16.2

15.9


MP10ユニバで

15.5

15.4

15.4


ユニバを交換しただけでこんなにタイムアップ!?となっていますが

10周ぐらい走らせて戻ってすぐに交換して出したので路面変化とかは無いハズ


走らせたフィーリングとしては純正ユニバのほうが”曲がる”フィーリングです.

ただこれはステアリングを切り込んだ時に失速してより内側に曲がり込んでくる動きをしています.

MP10ユニバは曲がり感は薄いですが高いスピードを維持したまま曲がれるようなフィーリングでした.


ユニバが1mm長い影響なのかもしくは形状的にフリクションが少なくて失速しないのか

どちらが理由なんでしょうね


走らせた感覚としてはグリップが極端に低い路面だと純正ユニバでもありかと思いますが

インファーノGTが走れるようなサーキットは大体手入れが行き届いているのでだいたいはMP10ユニバで良いんじゃないかと思います.


簡単ですが今回は以上!

2020年8月13日木曜日

VZW447 FFTフロントワンウェイユニット

ワンウェイを使いたい場合は今まで他社製のワンウェイしか選択肢がありませんでしたが

京商からも発売されましたね.


上の写真のような見た目で加工もかなり凝ったデザインになっています.

以前の記事に書いたアルミアッパーバルクと組み合わせればダンパー、アッパーバルク、ワンウェイユニットと全て同じ色のアルマイトでだいぶカッコいいです!


さてワンウェイの組み立てに関してはYouTubeに動画をUPしましたのでこちらを参考にしていただければと思います

こちらは組み立ての解説動画
これは分解の解説動画

この動画を作った背景としては実は1回目に組み立てた際に組み立てミスがあり
だいぶユルユルなワンウェイとなってしまい“これはラバータイヤに使えないかもしれないな…”と思っていました.
ただこれはしっかりとシリコンオイルを充填できていなかったので緩いワンウェイになってしまったことが原因でした.

組み立て不良で正しい部品の評価ができないともったいないと思ったので動画を作って
誰でも同じような性能を発揮できるように組み立てポイントをまとめました


さてしっかりと組み立てができるようになったところで
じゃあ何番のシリコンオイルを入れれば良いのか?と疑問に思うところでこの動画を


BRCサーキットだとかなりのタイムアップ効果がありますね
自分のオイルを変えていった経緯としては
①内外50万番でワンウェイ組み立て:ワンウェイの効果はあるもののギアデフと大差ない動き
②内側50万のまま外側を10万番の極端に低く:①よりもよりワンウェイの動きをするがまだ巻くような動きをしない
③内側30万番/外側10万番へ:ブレーキングからステアリングを切り始めターンインの姿勢を作りやすくなる この番手でベストラップを記録
④内側30万番/外側8万番:走り初めは③と変わらないものの5分過ぎから巻き始める

④が巻き始めた理由としては5分過ぎでAMBの測定温度で50℃を超え始めていました.
おそらくデフ内部の温度が高温になりシリコンオイルが軟化して動きが巻き始めてしまう領域まで変化したんだと思います.
③のオイルの組み合わせだと15分近く連続で走っても走行中のフィーリングが変化することはありませんでした.


③で書いたターンインの姿勢については
ワンウェイを装着しているとブレーキングでロックすることがなくなります.
(車輪速が車速以下になることがないため)
つまりワンウェイの差動トルクが許す限り強いブレーキングをすることができます
またブレーキを引きずりながらステアリング操作もできるようになります.
今まではシビアにブレーキを抜きながらステア操作していたのがワンウェイに任せっきりになるので運転はかなり楽チンですよ

ブレーキを引きずりながらステア操作するのでコーナリング時の外輪にうまく荷重をかけながら曲がれるのでターンインの姿勢が改善するという意味で記載しました.

荷重移動の後はワンウェイ特有の転がり感ある進入の後
立ち上がりではロックするので力強く立ち上がることができます.

デメリットとしてはワンウェイユニット自体の重さが多少重くなってしまいますが
コーナリングのボトムスピードが上がっているのでこのデメリットを消して余りあるメリットがあると考えています.

ベタ褒めになってしまいましたが本当にいいものなのでぜひ試してみてください!

2020年7月26日日曜日

R4新車組み立て

最近タイヤテストとか燃料添加剤テストをやっていてラバーR4の走行距離がどんどん伸びています.
1日のラジコンで300LAP近く走っていてBRCでこの周回数では60kmぐらい走っているみたいです笑

こんなラジコンを4月末ぐらいから続けていてとうとう先週の最後の走行中に2速のシューを固定しているネジが外れてシューとベルが固着
そのまま駆動系ロックしクラッチやメインシャフト系の部品を壊していきました、、

動きもなんだかカクカクしておかしな動きをしていたのでこの際、新組してしまおう!というのが今週
自分の会社は3連休でしたが,それでも3日共雨だったので一気に新車を組み立てました.

ここで自分の新しい取り組みをいくつか紹介します.

バルク関係

ガラスボードの上に#400の紙やすりを置いてシャシーに当たる部分を面出ししてみました.
やっぱり樹脂ものでヒケとかは真逃れないみたいなのでこのあたりを奇麗に
後はフロントバルクのフロント側取り付け穴はタップを立てておきました.
ここは上からバンパーサポートも共締めされるので緩むことはないかなと
結構硬いネジ穴なのでバルクが倒れてしまうの防止策です.


ブレーキも組み方を変えてみました

用意するものは不完全ネジ部があるキャップビスです.自分はトビークラフトから出ている3x35のキャップビスを使いました.

これを先ずネジ部を5mmぐらい残して切断.
キャップ頭部をドリルチャックで掴んで回しながら#400→#1000→ピカールの順で磨きます.
こんな感じで首下がピカピカになります.

同じくパッドの穴の方もリュータのゴム砥石等を使って内側をピカピカにしておきます.
組み立て時はキャップビスのピカピカの部分がしっかりとバルクに埋まるように締め込みます.
パッドとディスクのクリアランス調整は2個上の写真の赤いスペーサで調整するイメージです.
こうすることでかなりスムーズにパッドが動くようになりますよ.


最後にフロントサスの組み立てです.
今更かもしれませんが
ここのランナーのバリが出ているとサスアームとバルクが干渉してサスアームがスムーズに動きません.
デザインナイフ等でバリを取った後にしっかりとヤスリで仕上げましょう.

これに気付かずフロントサスアームがバンザイしています.
これ深夜だったので、、、眠かったので、、、
ここが動かないとちゃんと走らないのでしっかりと組み立てましょう

そんなこんなで完成
早く梅雨明けしないかな~




メルセデスAMG GT3ボディレビュー

めっちゃカッコいいですね!

さてタイトルにある通りこのボディをさっそくR4に乗せて試してみました.
乗せる前に大変だったのは給油口の穴あけ
一目でわかるロングノーズスタイルのお陰で燃料タンクの取っ手の部分と干渉してしまいます.
優しいことにデカールで給油口の穴あけ目安が付いています.

とはいえ京商カップには給油口径がΦ40mm以下というレギュレーションがあるので
このガイドライン全開で開けるとまずそう、、


結局サークルカッターで37mmの穴を開けてボンネットの干渉する部分をリューターでちょっとづつ削るという作業を繰り返してタンクが開くようになりました.
横から見るとタンクの蓋はこんな感じ


さて実際に走らせてみると
見た目の通りロングノーズなのでフロントのロールはあまりなくて,キャビンの少し後ろからロールしているような状況です.

元々R4をゴムタイヤ仕様にするとフロントだけペコペコとロールしやすく,リアは動かないという動きになりがちですが,このボディを組み合わせるとすごく丁度良い動きになりそうな予感.
自分のR4はフロントバルク下にスペーサを入れてロール剛性を上げているので他のボディでは丁度良いロールでもこのボディには裏目に出ています.
この日はテスト項目がたくさんあってセッティングは変えたくなかったのでお手軽にフロントの動きを強くできるアイテムを追加しました.

ボンネット中心にもボディポスト追加!

ボンネットが長くてたわみやすいらしく,ここへポスト追加はかなり効果大でよく走るようになりました!
メルセデスボディを使う時はここのポスト追加は必須かも、、
因みにボディポストはステアリングポストと共締めにしています.

次回はセッティングもAMG向けにしてみて掲載してみようと思います.

雨上がりで難しい路面でしたがひとまず走行動画を!

2020年7月19日日曜日

レイダウントリガー

後ろには新製品のボディが写り込んでますね

今月の初めにグリップユニットだけの単品販売が開始されたのでレイダウントリガーデビューしてみました
このEX2RRを買って2度目のユニット交換になりました.(1度目はマイナーチェンジ版のステアリングユニット)
ステアリングに関しては正常進化感がありましたがこのスロットルに関しては操作の根底から変わるものです.

箱を開けてユニット交換して触ってみると違和感…
いろんな位置調整をしてみてようやくシックリ来るポイントを見つけました.
あまり手は大きくない方だと思ってますがワイドレバーのほうがシックリ来る感じでした.
これに付属の滑り止めを取り付けました.

在宅勤務の息抜きミニッツで操作慣れはしてみましたが
机上で弄るのと実走ではやはり調整ポイントは変わりました.
走っているとだんだんシックリ来る位置から変わってきてしまうので,位置調整は繰り返しました.

自分の中でベスポジになりましたが京商カップのチーム戦や耐久レース等のプロポをシェアする場面では不向きになるかもしれません.


外のエンジンカーで走らせたフィーリングとしては家のミニッツとは変わってきました.
家ミニッツはブレーキをかける時間がかなり短いですが
外のエンジンカーはそうにはいきません.減速のブレーキと荷重移動のブレーキの組み合わせで操作する必要があります.

データロガーでこのあたりを比較してみました.

データの取得は上図の赤線区間
BRCサーキットでもブレーキの難所のひとつです.ギザギザはなんとなくのブレーキングポイント
そこそこスピードが乗ったところからハードブレーキ→ステアリングを操作しつつ次の左コーナーの為に回り込むというレイアウトです.
左前のタイヤにはかなりの負荷をかけるのでアンダーステアを出しやすいです.

赤プロットがレイダウントリガー/黒プロットが普通のトリガー
上からスロットルブレーキ操作/車速/ステアリングのグラフ

それぞれの操作のタイミング別に番号を振ってみました.
①ではブレーキのかけ始めタイミング
普通トリガーの方が短時間で強いブレーキを掛けているのに対して
レイダウントリガーではMAXブレーキはほぼ同じですがそれまでに時間がかかっています.
車速は当然普通トリガーのほうが早く落ちていますがアンダーを感じたのか一度ブレーキを抜いてステアリングを切り足しています.
これに対してレイダウントリガーの使ったフィーリングとしてはフロントサスを縮める速度をコントロールしやすいと感じました.
シッカリとフロントサスを縮めて減速し,ターンインしているので②~③でステアリンググラフからわかるようにステアリング舵角が減っているうえにコーナリングのボトムスピードは上がっています.

何故減速のコントロールをしやすくなったかというと
広告に書かれていましたね!
自分が思ったのはスロットルの中立位置をより意識しやすくなりました.
左手人差し指を常にトリガーに押し当てているのでそう感じているのだと思います.

ブレーキ→ノーズダイブ→ハンドリングの連携がスムーズになることによりフロントタイヤに対してより優しくなりタイムを安定して出せるようになるメリットかなと思います.

とりあえず耐久やチーム戦以外ではこのトリガーを使い続けてみようと思います.


ただ欠点も、、、
今までブレーキのEPAをET5に割り当てていました.
ステアリングホイールの左手にある縦型スイッチ

電動ではあんまり弄らないですがエンジンレースではレース中盤からしょっちゅう弄っています.フロントタイヤがタレてくるとブレーキを弱くする…とか

で今回のレイダウントリガーは
とてもじゃないけど左手で操作できない場所に…

ET4は変わっていないがここはデュアルレートを割り当てているので、、、
ハイサイドするときに弄るので変えられない
ブレーキはどこか違うスイッチに割り当てて慣れていくしかなさそうです


2020年6月29日月曜日

アルミアッパーバルク


最近出たオプションパーツです.
よく見るとプーリーテンショナーのコマ位置が増えています.

今までの樹脂バルクは緩めるほうにコマ位置がありましたが
今回のアルミバルクでは張る方にもコマ位置が追加されています

ベルトのロットによってはフロントベルトのテンション弱いなと思うことがあったのでこのバルクで解決できるのでは?ということで準備してみました

見た目はすごくカッコいい!

樹脂バルク→アルミバルクに単純に変化させるとステアリングの初期が強くなり
路面を掴むフィーリングが減ってしまいました.

ここは恐らくスポンジタイヤとラバータイヤの違いが出ているものと思います.
スポンジならむしろこのくらい強いフロントのほうがバランスがとれて良さそうです.

ということでダンパーステーの取り付けビスをアルミへ
さらにダンパーステーはカーボンからFRP(VZ487)に変えたところイメージ通りの動きになってきました.

ちなみにテストしたのはBRCサーキットでローグリップ屋外サーキットとなります.

さてここから当初からやりたかったフロントベルトのテンションを
先ずは樹脂バルクと同じく中立位置で走行
その後に一コマだけ張る方向に変化させてみました.

動きの変化としては以前の真ん中ポジションは後ろから蹴り出すフィーリングだったのでラフなスロットル操作では前に出ずに横に逃げる傾向がありました
フロントを一コマ張ることで前輪が駆動するタイミングが早くなり前が引っ張る動きに
ラフなスロットル操作でも前に出るフィーリングになりました

コーナーの侵入では少しアンダーステアが増えましたが
タイムとしては結果速くなったので前に出るトラクションがタイムには重要だったみたい

この辺りは特設の低グリップ路でも使えそうなので
ベルトテンションという新しいセッティング箇所が増えるオプションと言えそうですね