face book ページも更新中! https://www.facebook.com/taisukem1

twitterも更新中! https://twitter.com/marutai_nara

2016年3月24日木曜日

インナーについての考察

先日の京商カップ反省会での師匠方からの宿題の一つ
このブログでタイヤの記事ってあんまりないよね?と

そう、この記事を書いている中の人はタイヤ、特にインナーのことについては実はよく分かっていない。
飲んでいるときにSさんにインナーを教わろうとしたら“10年ぐらい迷え!”と言われたのでこれは真剣にならんといかんなとw


この前の京商カップファイナルでは京商ソフトタイヤの使い方で泣いた部分もあるので
今後はタイヤについてもしっかり考えていかないとな~と


ということで、会社の図書館にてタイヤの本を借りて読んでいるのが今週のところ。



今のところ解釈している内容として


自動車のタイヤ高額(基礎編) V.L.ビーデルマン著

実車とラジコンカーのタイヤの大きな違いは空気入りというのとインナースポンジ(モールドインナー)という点だけど、この線図を見るとラジコンのタイヤのことに見えてくる。
著書ではこの図はあくまで概念として捉えよと書いていたんだけど

傾きの急な部分は荷重が掛ってインナーが地面と接触するまで
傾きが緩やかな部分はインナーの硬度に依存する部分

というように読み取れる気がする。


薄いインナー、張ったインナーではこの急な傾き部分が変化して
インナーの硬さは変曲点以降の振る舞いが変わるんでしょう。


ここで注目するのはタイヤをどれだけ潰したかとグリップの相関性


感覚的に言うと
例えば超ハイグリップサーキットであると薄くて硬いインナーを使う
薄さは初期のレスポンスを落して切った瞬間にハイサイドすることを防ぐ
硬いインナーはタイヤを潰すことなくグリップを逃がすのでこれもハイサイドを防ぐ

これら2つの事象が上の図である程度説明できる?
まだあくまで概念として!だけど



あとタイヤが潰れる(たわむ)というもののタイヤに起こっている変形は

まとめるとこういうことになっているらしい

たわみ大のとかはレインタイヤのインナー無しとかがイメージしやすい
インナーが無いのでたわみが大きい、接地圧としてもショルダーを引っかけてグリップさせているようなものなのでほぼこういうことが起こってるんでしょう。

レインレースが特殊例としても
レインレース後にタイヤを見るとショルダーが裂けてるのでやはりタイヤの負荷としては相当高い状態なんでしょう


ということは狙うべきはやはりたわみ中程度?

そこを制御するのがインナーと言うことなんでしょう。

ということで今後はインナーネタも増えていくと思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿