先日のGAS POWER MASTERの時に下選手もいらしたので
今自分の思っているスポンジカーへの疑問をぶつけてみた
メモとして残す
車高について
Q:スポンジカーはタイヤ径が変わることで時々刻々と車高が変化しますがどのように対応していますか?
A:タイヤ径が変わってもスプリングのプリロード等を変更して車高を合わせることはしません。なぜならばアームの角度が変わりロールセンタが変わるからです。
Q:ではタイヤ径の考え方を教えてください
A:そのレース時間(20分や30分)からタイヤの減る量を逆算し、最適な径に設定します。
Q:ベスト径からスタートではないということですか?
A:そうです。20分や30分のレースが最速となるよう組み立ててレースをします。
噛み砕いて理解すると
つまりセッティングホイールで車高やアライメントを設定して
タイヤが変わろうとセッティングは変更しないとのこと
確かに、アームの角度が変わることでそもそものロール特性が変わるから、いったい何が変わったか分からなくなるというのも分かる。
ただ、このやり方はあくまで下選手のもので
他の選手はコロコロ車高を変える人もいるとのこと
ただ、自分はアーム角度一定という考え方に感化されたので
このやり方で統一しようと思います。
フロントデフの選択について
Q:SRTやグリーンパークではフロントデフが100万番やパテ等の硬いデフですが、これはハイサイド対策ですか?A:いいえ違います。あくまでドライブフィーリングと路面グリップからくるトラクションから選択したものです。ハイサイドが起こる場合はスプリングやダンパー等のほかの部分で調整します。
フロントデフは柔らかくした方が曲がるのでタイムが出るそうだけど
ハイグリップ路面ではそれを気にしなくていいレベルで曲がるので(タイヤがグリップするため)立ち上がりのトラクションの確保のために前に硬いデフを選択するそうです。
SMJスプリングの選択について
Q:SRTやグリーンパークではSMJピンクスプリングを用いられているようですが、この意図はなんですか?
A:ハイグリップ路面でのハイサイドを防ぐためにSMJスプリングを使っています。
奥で粘るフィーリングが気に入っています。
Q:今年の全日本は2in1サーキットですが、ここもハイグリップです。SMJスプリングになりそうですか?
A:テストしてみないと分かりません。ただ、SRTやグリーンパークは細目路面。対して2in1サーキットの路面は粗いことからスプリングは違うものになると予測しています。
SMJゴールド等の硬いスプリングを準備してもいいでしょう
とりあえず、自分的メモ
スポンジカーで困ったことがあれば参考にしよう
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