1月30日~31日にかけて“しらかば2in1スノーラリー”に参加してきた
そもそも電動ラリーを始めたきっかけが、このスノーラリーに出場してみたいという気持ちがあったので、このレースに賭ける思いは結構熱い
なので、前日練習にも行った次第。
てっきり金曜日ぐらいにコースを作って、土曜日は一日練習!だと思っていたんだけど…
あれ?
気を取り直してコース設営からスタート
雪国育ちじゃない自分にとって雪かきはすごく重労働
でも後半、コツを掴んできて効率よい雪かきが分かってきた。
□の形にスコップを突き刺して、ブロックを取り出してそのまま投げるといい感じ
今年は暖冬で雪が少ないらしく、雪をコースになる所へ投げ入れて、スキー板で固める
格闘すること3時間
コース完成!
自分たちの力で作ったコースと言うのはなかなか感慨深い
そこから練習開始
セッティングはこの日の記事の通り。
モータは17.5Tのパワーダウンでスリップ対策
一緒のクラスに出る同期のK君やすだぴょん氏
YRでいつも一緒にラリーに出ているO野氏と遊べるくらい
皆同じペースで走っていたので
何だこんな感じか~と思っていたら…
去年のディフェンディングチャンピオンA津氏がコースイン
圧倒的に速い
いやもう、世界が違う。タミチャレレギュツーリングカーとモデファイドツーリングぐらいの速度差があるレベル
マシンはもちろんヨコモのYR-4
モータはブラシの8.5Tとのこと。
かなり絶望したところで、土曜日の練習走行終了
2in1の常連の皆さんと晩酌したあとホテルにもどり…
お酒は控えめにした!
マシンの大幅仕様変更を敢行
内容としては
・モータ:17.5T⇒10.5T
・フロントスキッド:Cハブのみで4度⇒FロアアームにTT02B部品使用、ロアアームごとスキッド角追加
・車高:FR20mm⇒FR25mm
・ホイールハブ:5mm⇒4mm
・タイヤ:ブロック部に切欠き追加
とにかく、この仕様変更のコンセプトはA津氏の走りに刺激されている
スノー路面では滑るからパワー控えめなんだろうと思っていたけど
とにかくパワーで前に進ませるA津氏のマシンを見ると、ハイパワー化が正解でないか?と思った為
来年のことを考えると6.5Tとかでもいいかもしれない
ハイパワー化で直進安定性が不安定となるので正スキッドを増やす
TT02はTT02Bのフロントサスピンブラケットを使えばスキッド付けられるからその点はXV01とかに比べてちょっとだけアドバンテージ
車高UPも雪のワダチでスタックするのを防止するため
ホイールハブはコーナリング中の最大面圧を上げる為
タイヤは実車のスタッドレスタイヤのイメージで切欠きを入れた。
さて決戦の日
予選はベストラップ方式
結果はAメイン5番手スタート
もちろんA津氏はTQ
このままではマズイと思い、昼休みに思い切ってA津氏に自分のマシンを運転してもらう
理由はマシンが悪いのかドライバーが悪いのかを切り分ける為
結果は…
A津氏曰く、マシンはかなり素直に良く走る模様
ただ、パワーが出ていないとのこと。このパワーと言うのはピークパワーではなくてスロットル低開度領域のパンチのこと
ナゼ、そういう指摘をもらったかと言うと
オフロードのスロットルワークは、オンロードのようにジワッと握るのではなく
パン・パン・パンと煽ってスライドさせつつ、トラクションを掛けて車を前に“飛ばす”イメージ
そう、A津氏はハチイチバギーのエキスパートの方でした。
そりゃ速いわ…
マシンが素直と言うことで遅い理由はドライバーと言うこと
ということで昼休みに稽古を受けてきた!
オフの運転の仕方は
ブレーキング⇒荷重を乗せたままステアを切り込み、スピンモードへ⇒素早くカウンターを当てて、スロットルを煽りつつスライドさせる⇒スロットルを煽りつつトラクションが掛ったら全開
おーラリードライバーみたい
これはオンロードで育った自分には一朝一夕にはできないぞ…
特にトラクションが掛るタイミングというのが掴めない
ただ、この走らせ方を教わっていく中で分かったことがある
今年の京商カップの相方のA君はハチイチバギーで育ったらしいけど、マシンが上手く走らないときは確かにこういうドライビングをしている
特にアンダーが強い時とか
今まではギクシャクした動きだなという風に感じてたんだけど
曲げるキッカケとしてバギー屋さんの走らせ方になってたんだなーと
この前のテストで“無駄な動作”と自己評価していたけど、こういうドライビングをしなきゃいけない状況のマシンは、思った以上に曲がらない時とかってことなんだろうな
さて余談は置いておいて
いよいよ決勝
レース展開は動画参照ください。
チュルンチュルンです!
そう、表面の粉雪が削れて、昨日スキー板で踏み固めて氷になった路面が出てきた!
もうほとんど氷上ラリーと化してたw
ということで、レース直前にプロポのスロットルエンドポイントを100%⇒60%へ
さすがに10.5Tでも扱いきれないという判断。
この判断が功を奏して、なんとかスロットルを握れるぐらいに
それでも20%ぐらいしか握れないけど…
これがエンドポイント100%だったらスロットルトリガーに触れただけでスピンしてたでしょう
レース展開にも恵まれて2位でチェッカー!
ベストラップはかなり遅い…
とりあえず来年への課題としては
・ハイパワー化したときの安定性の確保
・リアトラクションの確保
・スロットルワークの習得
タイヤの食わせ方?
それは教えてください…w
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