このレースは自分にとって相当ノウハウの溜まったレースなので
メモ代わりに丁寧に書こうと思います。(後々他のレースでもこの記事を見直すことになりそうw)
10月の京商カップ関東でTカーとしてラバー仕様で準備していたR4を再びスポンジ仕様に戻すためレースウィークの金曜日にメンテナンスして基本仕様をBRCスポンジセッティングへ
土曜日の練習走行開始の時のセッティング
今までタバタのZACタイヤでセッティングしていたものを今回のコントロールタイヤのULTIにしたので、少し変更
ZACタイヤはFタイヤのグリップ感(引っかかり感?)が強いのでアンダーになるようにセッティングしていたんだけど、ULTIタイヤはZACに比べてグリップ感がマイルド
ということでボディP37Nからより曲がる方向のPF製のVRS-Nへ変更
ホントはSRS-Nがいいかもしれない
SRS-Nを持ってないっていうのもあったけど、リアが軽いイメージがあり、普段ラバータイヤで慣れてるラジコンをしている自分からしたらそのまで曲がるボディだと失速してしまう可能性があるので今回はボディをVRS-Nへ
ターンインの曲がりは良好
ただ、立ち上がりで前に出る感覚が無くて、スロットルオンで横を向いてしまう
そこでダンパー取付位置を
E→Aへ(一番内側)
スロットルオンの時のピーキーな挙動が減って、マイルドに前に出る
思えば、スポンジタイヤのセッティングでリアダンパーが立っている車ってあんまり見かけないよね
ここで、バネをさらに柔らかいものを使ったらもうちょっとセッティングを詰められそうなんだけど、スプリング硬度の序列が分かっていないのでとりあえずこのまま
リアタイヤのキャンバーを
3.0度→3.5度へ
リアの接地面積を増やしてグリップ感を増す作戦
これも一定の効果があって、リアの挙動が落ち着く
リアタイヤの摩耗に対しても効果があるかな?と思うんだけど、この辺はもう少し走らせて検証が必要かも
ここまでサス周りセッティングはそれなりにいいところまで詰められた感がある
やっぱりBRCでセッティングするのは慣れてる分早いわ
ただ、クラッチセッティングが終始決まらない
キャブφ5.5&ターボヘッドのパワーに対応すべく
クラッチシューを普段の京商製から無限製のクラッチシューに変更したんだけど
ミート感がイマイチ
クリアランス0.4mmまで詰めてもまだ滑っている感じ
ということで京商製クラッチシューに戻し、最終的にはクリアランス0.4mm/スプリング締め込み1.5mmまで調整したところである程度滑らないセッティングへ
スポンジタイヤを走らせるときのイメージは、高回転で多少滑りながらマイルドに繋がるようにしたいんだけど
このセッティングだと、低回転でガツンと繋がってしまう。
普段のラバータイヤと変わらないような感じ
クラッチは弄らずこのままレースに挑んだわけだけど、やっぱり運転は難しい
低回転のトルクが無いところで繋がるので、タイヤが喰ってしまい立ち上がりが思った以上にアンダーステアが出てしまう
このアンダーを出さないためにはスロットルを握る量を減らすか、握るタイミングを遅らせる必要がある
どちらにせよタイムを出しに行くには向いてないよね
結局翌日の予選では立ち上がりでもステアリングをコジって無理やり曲げてたしね
原因は恐らくクラッチスプリング
普段のラバーに使っている柔らかいクラッチスプリングを締め込み量を増やして無理やり遠くしているのがフィーリングが悪くなった原因でしょう(←レース後に気づいた)
この辺は、今月末のKnack Challengeまでにはいい感じのクラッチセッティングを探りたいところ
レース当日
思った以上に人数が集まって頂き
NEXTで普段走られているMU山さんも参加
2013年のスポーツクラスのグランドファイナリストですね。半端ねえ…
しかも数か月前に今のコースレイアウトで走られているので自分にアドバンテージもそこまで無さそう
コントロールタイヤは当日の朝支給品
タイヤ径をセッターでF 63mm R 65mmまで削る
タイヤ径に特に意味は無くてi十嵐さんの径に合わせただけという…
練習走行でそれとなく面出しをして予選へ
予選結果
0.019秒差でなんとかTQ獲得
予選は私とMU山さんが交互にベストラップを更新し合う熱い予選に
MU山さんが先に16.4秒を出されて正直無理かと思ったけど、予選終了前ギリギリに16.391秒を出してなんとかポール
普段のラバータイヤでBRCの予選だと序盤にタイムを出さないともう更新できないという頭があったんだけど、スポンジだとそのパターンでは無いようで
タイヤがベスト径に近づくにつれてタイムが出るみたい
ちなみにBRCのタイヤベスト径まだ知らない…^^;
決勝
Bメインは10分間レースでN田さんがノーマルTGの燃費の良さを生かして無給油作戦を成功させAメインへ勝ち上がるというドラマが生まれていた
決勝Aメインのピットは赤い牛さんにお願いした
15分レースだから給油は1回
とだけ伝えて…
グリッドに着こうとしたらエンジンがかからない!
なんとここでプラグが切れたみたい
ターボプラグが切れるなんて初めての経験で最初はブースターの電圧が低いからだと思った
急遽i塚さんにプラグを貸していただき
何とかエンジン始動
急いでグリッドへ…
スタート直前、ボディがマフラーを塞いでエンスト!
このVRS-Nボディはボディからマフラーがガッツリ出るボディだったのでスタート前の打ち合わせではマフラー出口のことを伝えていなかった…
完全に自分のミスです。
フラッグが降りる前ギリギリにエンジン再始動が出来て、なんとかグリッドスタート
ただ、やはりクランクケース内の燃料が濃い状態になっていて、スタート後はゲボゲボ…
後続車にお釜を掘られてしまい、下位へ転落orz
その後、気合で順位を上げていき4分後ぐらいには3位まで順位を上げる
1-2-3位が2秒差ぐらいでほぼ等間隔にしばらく走る
1-2位に追いつくほどのペースが自分にもなく、1度目の給油までは淡々と走る作戦へ
レース開始後6分目ぐらい、1位を走っていたMU山氏がミスをしたのか、急接近!
1-2-3位の間合いがかなり近くなった!
ココからバトルだ!と思ったところなんとここでガス欠!
スタート前のバタバタで満タンで無い状態でスタートしたがために、1度目の給油までに燃料が足りなくなってしまった
赤い牛さんが素早い反応でマシン回収、給油、再始動していただき何とかコース復帰!
順位を4位まで落としてしまったが、まだまだ戦えるぐらいの差で復帰できた、ありがとうございます!
2位のN山さんが給油の時にエンストしてしまったようで、2位へ繰り上がり
ただ1位を走るMU山氏はほぼ1LAP差あって、この差はひっくり返せずそのままゴール
結果は2位
ベストラップは頂きました!
TOPのMU山氏は16.2秒に対して自分は16.0秒
予選の時から約0.4秒上げたけれども、これはタイヤ径の差なのかな?
それともスポンジタイヤに慣れた?
なんにせよ、追いかけているときは久々に全力疾走したレースだったので15分の割にはヘトヘトに疲れたレースでした
レース内容としてはEPツーリングに続き、打合せの不足やタイヤ径等、詰めの甘いレースとなってしまった。
この前のラリーは操縦の技量(メンタル)で負けてしまったけれど今回の悔しさとはまた違う悔しさがあるね…
11月29日はラリーの最終戦があるけど、Knack Challengeとも被っている
個人的には今回のスポンジの負けの方が悔しいのでKnack Challengeに参戦でリベンジかなあ~
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