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2015年10月30日金曜日

V-ONE-R4 エアガン用バッテリー装着

昼間の更新ではBRCサーキットへ昼ごろ向かう…なんて書いたものの
メンテが終わらずこの時間に(汗)


電動のARC R10/スポンジのV-ONE R4/ラバーのV-ONE R4SP

流石に一気に3台は疲れた…


電動のR10はダンパーオイル交換と、前のレースで謎のロックをしたハブ周りの点検
ベアリングがゴリゴリに…
これで異様に熱をもって真夏だったしホイールが溶けたんだな…

ハブ周りのベアリングは全交換したからストレートの伸びも帰ってくるかな!



スポンジR4はこちらもダンパーオイル交換
前の京商カップ関東ではTカーになってたのでセッティングがラバー仕様になってたんだけど
改めてスポンジ仕様へ戻し

エンジンもノーマルからキャブ&ターボヘッドへ



ラバーR4は京商カップで雨の中を走ったにも関わらず全くノーメンテで、ほとんど完バラに
ベアリングは洗浄して再利用
ダンパーもOH
くすんだマフラーはピカールで磨き


メンテしてたら見つけてしまった

フライスで加工したところが割れとるorz

右リアなんていつぶつけたんだろ?
とりあえず瞬接を流して補修


あと、この前、スーパーラジコンで買ったエアガン用バッテリーも装着!

重量バランスとるためになるべく左側に装着

今までエンルートの800mAhのバッテリーを使っててそれでも大概軽かったんだけど、それよりも更に軽い
バッテリーの軽量化は結構体感できるぐらい大きくて、明らかに加速が速い

速いという表現が適切なのか分からないけど、軽快に加速していく感じ

車体の下側にあるものだから重心は上がるんだろうけど
重心が上がることでロールが誘発されて軽快感が出ているというのもあるかも(2輪のイメージで)



バランスコードで充電できるあのケーブルも買ったので使いやすくしてみる


キットに付いてくる謎の樹脂パーツをウェイトを止める穴にスペーサを噛ませて固定

赤いネジは線が飛び出さないようにするもの、あと2mm短くてもいい


ここから組み立ててみると・・・

サイドベルト下あたりにペロッと

そしてアノケーブルを刺すと…

結構スタイリッシュに充電できている!?


問題点は燃料がかかってショートする可能性があること
この辺は今回のレースで確認してみよう

あとは雨の日に水がガンガンかかることだけど、レインレースの時はメカレイアウト変えようw











BRCサーキットのアクセス方法

明日から現地入りされて練習という方も多いと聞くので
北関東道 上三川ICからBRCサーキットへのアクセス方法を乗せておきます!

IC降りたら3回曲がるだけ…w

上三川ICから新4号バイパスを宇都宮方面に走り
国道121号線を左折
121号線は右側車線を走りましょう(ショッピングモールに行く人が左側車線に渋滞を作っているはず)
あとはカワチ薬局が見えたら右折して次の交差点を右折すれば到着です。
ICから15分ぐらいかな?


サーキット上空

向かい側はカワチ薬局です。
お昼ご飯や飲み物はここで調達可(営業時間10:00~20:00)


行く道中に車は汚れないし!
向かい側にはお店があるし

恵まれた環境でラジコンしてるんだなあと上空写真を見ながら思ったり





TT02Raアップデート

今日は金曜日だけど、有給が溜まっているので有給消化日!
部屋の掃除したら日曜日のレースに向けてBRCに行きますかね
スポンジカー作るのと電動カーのメンテと…



先週のラリークロスの敗戦が悔しくて、次戦に向けての方針を考えてみた。
(次戦は11月29日なんだが、Knack Challengeと被ってるんだよなあ…)

ラリークロスに出ている他のマシンで代表的な車種は

YOKOMO B-MAX4をバギー車にモデファイしたもの

極狭いラリー界の中ではハイエンドカー

モータはセンターミッドで前後重量配分がいい
おまけにサス周りはベースがバギー車なのでストロークが無理なく稼げる上にスムーズな動作

不利な点としては生産修了車な点
部品供給が?なところがあるが
現行のBD-7がBD-5の部品と大量に共有していることから現行のB-MAX4 Ⅲと共通部品も多いのかな?

上位進出が一番多い



2番目に多いのが

タミヤXV-01

言わずと知れた?タミヤのラリー専用車
モータはフロントにマウントしてベルト4駆というパワートレーン

走行特性としてはとにかく安定したクルマというところ
しかし、Fモータが効いているのかステアリングの初期の応答はイイみたいで結構機敏に曲がっている

これもラリー専用設計ということでサスストロークが問題なく稼げる


悪い点としては
ジャンプの際にモータを強打することがあるらしく、ステータが変形することがあるらしい
あとは部品供給が優れるタミヤとはいえ、XV01というマイナーカーを取り扱う店舗がそんなにないということ
サスアームやその他もろもろの部品は専用だしね




そして数少ない勢力としてTT02に帰ってくる

現状、タミヤのミドルクラスで一番走る…?

もちろんそれはオンロードの話
ストックなタミヤレギュだとTB04の複雑なドライブトレーンよりシンプルなTT02が良いそうな


これをラリーにモデファイするためには
TT02Bというバギー車を買う
TRF-418のサスペンションを一式買う
ビッグボアエアレーションダンパーを4個買う

ダンパーステーを自作する
アッパーアームステーを自作する


やっぱりアッパーアームはこうだよ…GPツーリングのリアもこうなんないかな



でシャーシの干渉するところを削りまくる
サスアームの干渉するところを削りまくる


なんてスーパー面倒くさい工程が必要になる…


走りはどうかというと


リアミッドに置かれたモータは、オンロードではトラクションの観点で良いんだろうけど
ラリーのような低μ路を走るときにはパワーオンでヨーモーメントが拡大されテールスライドがしやすい

つまり、立ち上がりでスロットルを握れないクルマ


そのために
Rデフを柔らかくしたり
ロールセンタを変更したりしたり
リアスプリングを柔らかくしたりしたものの
抜本的な解決はタイヤグリップに依存するところがあり
路面によっては扱いづらいクルマになってた




前回の

レースの敗戦も、焦ってスロットル量が多くなったことが敗因と書いたけど
マシン側のナーバスな特性も十分にある

もちろん、操縦技術を上げるために、こういうクルマで練習する必要はあると思うんだけど

レースに出るのに勝てないと楽しくない


ということでTT02リア周りのアップデートを敢行


現状のTT02リア周り

サスアームをType-S化するに当たって、サスブロックにあたる部品を換装している。

このペラペラな部品をどうにかして、普通のサスブロックに交換できるようにすれば
リアトー角が変えられるし
リアスキッド量もスペーサを入れれば変えられるようになる・・・

ということで!



会社の昼休みにコソコソ作りましたw

たぶんA2017
つまりジュラルミンだけど5052でもいいしましてA7075なんて使えないw


これが…

こうなる

サスブロックはARC R10用の物が余ってたやつ

下面はこんな感じ

R10のサスブロックは全部で3種類あるのでトーが変えられる!
これがやりたかったのであえてサスブロックまるまる削り出すのではなく、サスブロックのブラケットを作るということになった


取付座面にスペーサを入れると逆スキッドになる

これで、立ち上がりの安定化のためにリアに柔らかいスプリングを使ってたんだけど
逆スキッドにすることで立ち上がりのトラクションを確保できそう!


参考の図面

サスブロック取付座面とブラケットそのものの平行度が出ていることが注意
ここに角度が付いてしまうとそこがスキッドになってしまう…

あと左右穴のピッチの公差は厳しめ
ココが精度出てないとリアトーが左右でずれちゃうからね



さあ最終戦が楽しみになってきた!







2015年10月28日水曜日

サンデーレースのレースデータ追加

先日UPした京商カップサンデーレースレースレポートのレースデータについて更新完了!

頑張ってエクセルを叩きましたさ…



レースデータを出すことは出したけど
“だから?これからどうするの?”
というところは今の眠い頭では頭が回らぬ…


2015年10月25日日曜日

悔しい週末


とりあえず宣言通り本日はYRオフロードパークのラリークロスへ参加してきた

レースでボディのバリエーションが多いのもまた一興



練習走行

とりあえず前回のラリーから全く変更なしののTT02Raの状態で出走。

タイヤはVIPERのスクエアでコースイン
インナーは結構張ってるスポンジインナー

ステアリングを切っても全く反応が無い
の割に流れ出すと一気にスピンモードに入るのでピーキーで使いづらい

タイヤはいいんだろうけど、インナーがマッチしていないような感じで
今回もこのタイヤは除外


タイヤをVIPER ダッシュに履き替えて再びコースイン

インナーはVIPER純正

初期の応答はものすごくあって、コーナーに対してタイミングを合わせて切って勢いで向きを変えて走る感じ。
かなり難しい動きをするけどハマれば速そう

とりあえずこのタイヤを軸でもうちょっと走らせやすくするように!と言うのが今日の方針に



ちなみに
他の人はHPIの出しているラリータイヤも使ってた

日中の日が高いうちは結構イイらしい



普段全く行かない上に、そもそもラリーカーも走らせる場所が無くてやってないのでこの練習走行の間にすべてのセッティングを決めないといけない!
まあ決まらないんだけど、そこは腕でカバーする技術を身に着けるということで


とりあえず、ステアリングの入力に対して、応答が急なハンドリングを対処すべく
スルスルになっているフロントデフのテコ入れを着手

フロントデフは組んだ時にアンチウェアグリスを塗って組んだんだけど、遠心力でほとんど飛んで行った模様
昨日もチラッとオイル封入デフなんてことを書いたけど、番手が全く想像つかないのと、そもそもこのハンドリングを改善するには相当硬いオイルになることが予測できたことと
私が組み立てるラジコンはすべてデフオイル漏れを起こす

ことから、フロントデフへデフ用のパテを入れることに。
これならオイル漏れの心配はないw



走らせたフィーリングとしては、侵入のナーバスな動きは改善されてかなり運転しやすい
曲がるときにガチャガチャいってて貧弱なTT02のフロントの駆動系には結構負荷掛ってそうだけど…


ここで練習走行終了


予選


スタッカースタート
とにかく攻めに攻めまくる

何度かスピンしてしまった。


が、ほかの人もミスしていたようで2位タイムへ
1位の方はもう1LAP多い…



決勝

この日はポンダートラブルが多く、スタート後計測できないマシンがいたら再スタートと言う救済措置が取られた
ということで、2回ぐらいスタートやり直ししました。

3回目で漸くレーススタート!


(動画は掲載されたら貼ります)


スタート後、トップと接触してしまい
そのマシンが復帰するのを待っていたら別の人に抜かれてしまい3位転落


ただ、この段階では自分にペースの分があってこれはそのうち抜けるななんて思ってました…


ところがなんてことないコーナーでイン側の縁石に引っかけて転倒!

2位のマシンと少し間合いが離れてしまう。


少し焦り始めて攻め始める

そのあと2位マシンを捕まえ、追い越しをかけたもののまたしてもミスをし転倒…


3位陥落
もうこの時点で頭が真っ白になり始めて

無我夢中で攻め始める

頭ではスムーズにスロットルを握った方が速いと分かっていても(低μ路面なので空転して進まない為)
指が言うことを聞かず、ラフなスロットル操作になって結果、全然トラクションが掛ってなかったり、ハーフスピン状態になってタイムロス


結果3位でレースを終えました。


ベストラップをみても今回は分があったというのが垣間見える


自分に分があるのだからもっと余裕をもって!なんて終わってみて思うんだけど

このあたりが今後の自分の課題になりそう


スロットルを握ったところで速くないというのが低μ路で顕著に出た結果だけど
これはオンロードでも同じことが言えるんじゃないかという

身に覚えのあるレースもあるしね




ただじゃあ解決策は?と言われたときにメンタル鍛えます!とかっていうのは
確かに大事だけどホントにそれだけでいいのか?と
毎度毎度こういう自分に分があるパターンでも無いだろうしね


この辺は少しテーマだな
どうしたもんかね




2015年10月24日土曜日

10月25日はYRオフロードパークへ

明日はYRオフロードパークのラリーレースへ出場予定

準備があばばばば



Fデフをオイル封入タイプにしたいし
ステアリングサーボセイバーは部品取りにしちゃったし
バッテリーハーネスも作り直さなきゃだし…


第2戦は2in1の京商カップと被ってしまって欠場しているので
今回上位入賞してポイントゲットしたいなあ!

BRCレース準備

BRCでは来週のレースに向けてピットレーンの改修工事や
エントリーリストの整理など着々と準備が進んでいます!

そんななか珍しいお客さんが…

あえて名前は伏せますがwボディで分かるかな?

午前中は歯医者に出かけてて午後からコースに行ったんだけど、すでに数タンク走られていた模様


自分のR4もBRCセッティングに戻して、そこから夕方までしこたまバトルして遊んでもらいました!

私の走行ラインをコピーされ、どんどんタイム更新されていた模様…
コースの攻略ポイントを掴んだそうで
来週の準備万端ですね


ちょっと情報で

私のおすすめインナー

タバタ ツーリング用モールドソフトオレンジ24M
JD-005T

というもの。

すこし分厚いインナーで初期レスポンスが優れてでも、後半もしっかり曲がり込む感じなので専らこればっかり使ってる
真夏は熱ダレしやすいので別のインナーだけど

BRC店頭で販売しています

2015年10月23日金曜日

京商カップ関東―サンデーレース―レースレポート

これはSWEEPフェスティバルの時の_竹内氏撮影

このまま勢いで書こうと思ったけど…
明日以降更新します…


さて!
もうすでに1週間近く経っていて記憶があいまいになってきたけど更新!


前日とは打って変って晴れ

路面は大部分は回復して乾いていたけど前日の雨+朝露で部分部分は濡れている模様

サンデーレースはオイルを吐くインファーノGT2のクラスも併催なので路面グリップが読み辛い状況へ


さらに!
サタデーレースとサンデーレースはコースレイアウトを変えるという小粋なことを京商サイドが実施!
グリーンパークの真冬のレイアウトの逆回りと言う感じ。

走らせた感じは結構楽しく、周りの評価も上々
今までのレイアウトはリズムとって走るようなところもあったからなあ…




朝は前日の雨の中の走行でヨレヨレになったR4をメンテナンスするついでに
ドライセッティングへ戻す作業

とりあえず朝イチのセッティング

A木君パパさんへタイヤの接着をお願いしたのがだいぶ助かって
メンテに集中できました!感謝!


メンテメンテ!


練習走行


がなんとこの日は無し
予選前の暖気の時間を伸ばすので練習セッション無しとのこと

それって誰得…

ということで

予選1回目


思うところがあって私が出走

理由としては朝イチの路面の方がグリップが高いのでは?という仮説があったから
朝露が降りる程だから、なるべく湿度の高い時間帯にタイムを出しておきたいという気持ちから


新しいレイアウトはそれなりに難しくて、コースレイアウトの理解から
最終コーナーを速度を乗せて立ち上がれるラインが少なくて、上手くそこに乗せないとタイムが出ない(≒ストレートスピードが伸びない)

コース慣れが満足した後に予選開始!

スタート直後、ポンと前に出ることができて、その後は独走態勢


セッティングは大外ししてないようだ
ただ、1コーナーの高速コーナーから奥のヘアピンのブレーキングでリアが出て少しナーバスな動きがでる

ブレーキ量を調整してなんとか走り切りチェッカー


ピュアテンGP団体戦_暫定TQ獲得!


ただ予選2回目はインファーノGTがさらに走り終えた状況なのでまだ楽観できない
路面グリップが上がるかも?



予選2回目

相方のA木君に出走してもらう

直前のヒートを見てもハイサイドはおろか、少しグリップ悪い?と思うような路面状況
ということでマイティーグリッパーV3をタイヤに塗って5分間放置

タイヤ側をグリップさせてタイムを出そうという作戦へ


しばらくの暖気後、スタート

コース後半のテクニカルセクションでほかのマシンに接触し、なんと頭からフェンスに突っ込むorz

マーシャルも入れずここで数秒のロス


ただこの後は流石のA木君でヒート2位まで順位を引き上げる!

予選5分間の序盤、1コーナー奥のヘアピンやコース中央のヘアピンでリアが激しくブレイクしていてとても走らせ辛そう…

予選1回目に感じたことがさらに誇張されている模様


予選も後半になってくると慣れてきたのかリアを出すことなくコントロールしてそのままチェッカー


タイムは17L5分12秒でタイムを更新ならず

しかし!ベストラップは総合ベストの17.4秒!

コンビ揃ってTOTALラップタイムとベストラップを取るという結構気持ちいい予選結果となった。




A木君自身は予選後半になってマシンの走らせ方が分かったと
ただやっぱり使いにくかったみたい


路面グリップが上がって、フロント勝ちなグリップバランスに変わったのかな?
と予選セッション中に想像していたんだけど…


なんとフロントスタビをつけ忘れていた!


これですべての事象が説明がつく…
予選1回目、2回目共通して同じコーナーでリアが出ていた

これは外輪側のフロントタイヤに荷重が移動した際、フロントのロール量が多く、その対角の内輪側リアタイヤの荷重が少なくなり、グリップが不足してリアが流れたんでしょう


前日の雨で外して以来、そのままにしていた…完全に凡ミス
走らせにくいマシンを予選2回目に渡してしまったのは反省点です。



決勝



決勝の時間まで結構時間があったのでコースのグリップ確認ついでにコースマーシャルを担当

ピュアテンBメインまではハイサイドを起こすマシンがいなかったものの、グリップは上昇傾向だった

さらにその後のヒートはインファーノGT


ハイサイド覚悟でボンバーレッドインナーにするか?
ハイサイドを恐れてグリップの劣るSWEEP LS(青いインナー)にするか?

同じコーナーにいたマキノR&DのS氏に不安をぶつける


で、S氏曰く
3位以上に入れればいいんでしょう?
3位以下には何秒マージンがあるの?
そこから考えて、タイヤのパフォーマンスを決めればいいんじゃない?

とアドバイスを頂きました!
ごもっともその通り

3位以下とのマージンを考えたとき、ボンバーレッドの冒険策は却下して
SWEEP LSS(白いインナー)にすることを決定

グリンパでは白いLSSは青いLSよりは多少グリップが高いというデータが役に立った


かなり急いでタイヤをA木君パパに依頼して組み立ててもらうことに、感謝!


決勝時間を逆算し
MR33グリップ剤を70℃で10分間浸透させ
スタートに間に合った!(割とギリギリだった…)



スタートドライバーは私
理由としては、この日のTOTAL BESTを出しているということ
A木君のグリップダウンしたタイヤでのパフォーマンスを加味した
決定です。


グリッドに着くまでに暖気運転
エンジンを掛りやすくするためにエンジンに熱をしっかり入れる。

ただここで燃調がどうにもおかしい
ストレートが伸びないし、スロットルのピックアップも悪い

少し甘くし過ぎた模様

ただエンジン停止しないといけないスタートでこのタイミングで燃調を変更するのもエンストのリスクが高まるのでこのままグリッドへ





まあ詳細は動画を見てくださいw



スタートはA木君パパのエンジン始動が光っています!
自分でも“あれ、もう掛ったの!?”と思うぐらい
去年のOKURE氏のエンジン始動も訓練の賜物で速かったけどそれに匹敵するぐらいのスピードでした。


お陰で苦も無く1位で1LAP目を返ってくる


しばらくするとSRMjackのi十嵐さんが猛追してくる!
これは防げるペースじゃないし、素直に譲ろうと思ってスペースを開けて抜いてもらった


第2ドライバーの技量とかエンジンの熱ダレとかそもそも3位以上狙いということでいろいろ考えた結果2位になったわけだけど
もう少しブロックして前に行かせないことでレース後半の展開は変わったかもしれないな

ただ、無用な接触も避けたかったのも事実なので(まして身内だし…)この選択も結果だけ見るとアリだったみたい


その後はとにかくタイヤやブレーキ、エンジンに負荷を掛けないようにクルージング
ラップチャートを見るとかなり安定している

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散布図乗せること
あと標準偏差とヒストグラムも 
10月28日更新)


レーストータルの散布図

Team Honda ドライバー別データ


レーストータルの散布図から回帰直線を出しても、マイナスの相関が出ていて
タイヤの劣化が見受けられない。

比較としてSRMjackチームのデータも乗せるが、こちらは正の相関なのでこれが本来のタイム推移かと


YouTubeの動画を見ると最初の給油までは他のマシンとバトルが起こってたりしてタイムがバラついているんだけど、1回目の給油後はタイヤ温存な走らせ方をしたつもり
その結果がLAPチャートにも反映されていて、給油した25LAP目以降のタイムのバラつきは少ない。
この区間のタイムの標準偏差を出してみると0.172sec
自分のスティントの標準偏差が0.284secなので意識してバラツキを無くしているのが分かるね


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12分過ぎ、ちょうどレースの真ん中あたりで第2ドライバーのA木君へドライバーチェンジ!


SRMjackチームは14分過ぎまでドライバー交代を引っ張って、その後しばらくした後、ボディの巻き込みや転倒が起こり
私のチームがトップへ返り咲き!

A木君が素晴らしいペースで走り続けてたお陰だね


そのあと、YOUTUBEでいうところの25分ごろから日産証券チームのA達氏との壮絶なバトルが勃発!

私はこの時点で“もう譲って先に行かせて~”なんてヘタレなことを口走ってたんだけど
A木君パパに説得(笑)され、このままで大丈夫だからと


他のマシンと絡んでる時の方が集中して走れるみたいです。
味方で良かった…
敵ならこれ以上対戦したくない人はいないねw


痺れるバトルの後A達氏が最終コーナーでミス

2位以下に大差をつけて
トップチェッカー!


結果だけで言うとポールtoウィン

普段は勝ってもハイタッチ程度なんだけど
レース終了後、A木君パパとはがっちり握手
A木君とは思わず抱き合ってしまった!

それだけ、今シーズンいろいろ苦しい思いをしてきたので
それが報われた分嬉しかったと言う感じ



ちなみにベストラップは3番目なんだけどその出した周が80/84LAP目とかなり後半
最後までペースを持たせるセッティング、ドライビングを構築できたってことかな


3位にはSRMjackチーム

そろってファイナルに進出できてめでたい限り^^

ベストラップも取られていて、これはインナーの差だねと言われました。
他人のノウハウなのでここには書かないけど、持ってないインナーだけに、こういう状況に対処できるタイヤを探らないといけないのかも


とはいえ、最適でないものの適切なタイヤチョイスをできたと私は思ってます。
これもひとえにS氏のお陰!感謝!


25分間走った後のタイヤ

やっぱり接着面は割れてしまう模様
マシン右側(コースは時計回り)のフロントタイヤだけ裂けておらず、あとは全滅

このへんは今後の課題かな


ともかく、今回のレースは相方のA木君、A木君パパには感謝してもしきれないぐらい
彼らがいなけらば今回の勝ちは無かったでしょう!
本当に感謝です


ただ今回出た課題として

・レースマネジメントの判断方法
・セッティングの方向性の確認

この辺はファイナルまでに見通しを立てたいところ
まだまだ頑張りましょう!










2015年10月22日木曜日

京商カップ関東―サタデーレース―レースレポート





さて、遅くなりましたが先日行われた京商カップ関東のレースレポートを書いていこうと思います。

天気、路面が目まぐるしく変わっていく中
自分が一体どんな意思決定のプロセスを踏んでいったか…というのを忘れない為のメモ書きという意味合いの記事にはなりそうだけど


家を出たのが4時過ぎだけど、この段階で栃木県は既に本降りの雨
埼玉に移動している間も雨は止む気配が無く、この段階でレインセッティングに変更することは決断済み


会場に着いたらこんな感じ

路面はフルウェット
セッティングを雨用に変更

最終的なセッティングはこんな感じ
(デフの硬さは誤記 Rデフはオイル入れずにグリスのみ)

ここに至る経緯をつらつらと書いていこうと思う

練習走行


セッティングシートのセッティングとあまり変わらないが
初期セッティングだと
リアスプリングがグリーン
リアアッパーアーム、ハブ側の位置はスペーサ無し
Fアッパーアーム、バルク側の位置は上側(ロールセンター高い)
リアの逆スキッドは無し

ボディがNSX
↑いろんな人に言われて、NSXの方が安定しててイイよとのこと

たまたまクルマに積みっぱなしだったので練習走行はNSXで


てな感じでコースイン
曲がりは確かにいつもより安定しているんだが…
いつまで経ってもノーズがインを向かない。向きが変わるのが遅く、ステアリングを切り増してスリップアングルを超えてしまいアンダーを出す場面が多かった

あと、立ち上がりでもパワーが全く路面に伝わっている感じでなく何時までたっても進まない

感覚的にはタイヤが全くグリップしていないイメージ


ただここで同じヒートだったM本さんが練習走行トップタイムを叩き出す!
何度か抜かれたけど全くペースが違う
いい感じにグリップして曲がってる感じ



参考までに、グリーンパークでは雨が降るとレコードラインはヌルヌルになってしまってグリップしない
これは9月のSWEEPフェスティバルの時も同じ傾向だったので、ライン上は避けてアウト側を走っていた。

だけど、M本さんは普通のドライラインを走っているにも関わらずしっかりとグリップしている!
この様子をみて割と絶望


セッティングを見つめ直すことを決断




予選1回目


立ち上がりのトラクション対策にリアスプリングをグリーン→オレンジで柔らかく
リアアッパーアーム、ハブ側に2mmスペーサを挟んでロールセンターを下げてよりリアがロールするように
リアサスブロック、後ろ側へ1mmのスペーサを挟んで逆スキッド化、スプリングを柔らかくした分、トラクションを稼ぐように

ボディをNSX→SC430へ


私のスタイルではNSXは曲がりが足りない模様


万全の準備をして、予選1回目を迎えると…


エンジンがかからない!


理由は?
スロットルを煽れなくなって、エンジンがかからない様子…

つまりノーコンですorz


またやってしまった。
受信機が水を被ってしまい、操作を受付なくなってしまった。

丁度そのタイミングで雨が強くなり、予選自体がディレイ

夕立みたいに降ってた

急いで受信機を積み替えるものの(i十嵐さん受信機を貸していただきありがとうございます!)
予選再開には間に合わず予選1回目走ることなく終了…



予選2回目

相変わらず、雨は降って止んでを繰返し、路面が乾く気配が無い

ただこれは幸いで、路面状況が変わらないのでセッティングの見通しが立てやすい


コース上に水は十分ある状態で予選2回目を迎える


スタート直後、運よく前に出ることができてそのままレースリーダーへ
そのまま4分ほどはそのヒートの2位以下を大きく引き離して走行


ただ、どんどんストレートスピードが落ちてゆく…

ファイナルラップの最終コーナー超えた段階でとうとう進まなくなり
そのままゴール


あと1周多ければ5分間走れないところだった…あぶない




予選は何とか2位獲得

1位はなんよ氏でその差約4秒、ベストラップも取られた(汗)

3位との差は1LAP以上の差があったので精神的には落ち着いた感じ


昼休み

今回はインファーノGTクラスが日曜日化
EPクラスが中止
ということでインターバルがしっかり取られて、昼休みも1時間あった


この時間を使って予選後半に動かなくなってしまったマシンをメンテ

何が起こったかと言うと

雨の水圧ってすごいんだね

ブレーキレバーに水が入り、ブレーキピストンのところに砂が溜まってパッドを戻されなくなっていた。
加えてクラッチのカスとかがブレーキパッドに流れてブレーキローターをロック

さらに!
ハブのところに付けているカーボンの円盤とホイールの間に砂が水で流れ込んでロック!
↑雨での要注意項目


まあホント良くこの状態で5分走りきれたよ…

運がいい時っていうのはこういうことなんだろうね



ベアリングもチェックして負荷の高いベアリングへは注油してトラブル対策
1速のワンウェイ部にはオレンジさんにサーパントのワンウェイオイルを塗布!ホントにありがとうございます!


(月曜日にスーパーラジコンに行ったときは置いてなかった…チャンプに行けばよかったのかな?
HUDYのは置いていたけど実績が???)




決勝


今年のピュアテンGP個人戦の決勝で初めて明るい状態で走るw
HPI入間出張店の飯田さんが動画をYOUTUBEに掲載しているので転載




動画を見て分かるように路面はまばらに乾いている状態

もっというと、場所によって濡れ方が違うという嫌がらせのような路面に!



ここまで乾いてくると、雨上がりのグリーンパーク特有スーパーハイグリップ現象が怖い
乾きかけの時に路面が湿度が高い状況が再現されてハイサイドしまくりの路面に変貌することがある


前のヒートの車の動きをよく見ると…

依然としてマシンはトラクションが掛っていない模様

しかもオイルを撒くDRXクラスはピュアテン決勝の後


ということで、ハイサイド対策は行わず


スプリング、F:ブルー/R:オレンジ→F:オレンジ/R:TFブルー
のドライセッティングに変更

タイヤもタバタソフトインナー(モールドインナー)が入ったソフトタイヤへ

グリップ剤はマイティーグリッパーV3をウォーマーで温めて浸透させる



レース展開としては動画を見て欲しいんだけど
いきなりなんよ氏がエンストで苦も無く1位へ!

序盤はS谷氏とのバトルになるんだけど
奥のトラクションの掛らないストレートで離す作戦へ

奥は日陰で路面が濡れていて、ラフにスロットルオンするより、ジワリと握った方が速いというのを早々に発見したのが良かった


動画を見て気づいたんだけど、決勝レース中にどんどん路面が乾いているんだね…


実況を聞きながらで2位以下との間合いを調整して
ファイナルラップはもう20秒以上残して入ったものの、抜かれる間合い出なかったのでゆっくり走ってウィニングラン…!

トップチェッカーいただきました!

思えば
清水では前走車と絡んでリタイア
2in1では避けるマシンを間違えて4位陥落

という歯車の合わないレースが続いていたけど
ようやく勝てた!という気持ちが大きかったです。


予選1回目出走できなかった時には半分諦めかけていたんだけど
何とか勝ちを手繰り寄せることができました。

これもひとえに
受信機を貸して頂いたi十嵐さん
私のワガママタイミングのピットインを支えてくれているi塚さん
その他私のボヤキを聞いてくださった皆様のお陰です。

本当にありがとうございます!


ファイナル個人戦も、シビれるメンツが揃っているので今から楽しみです^^