これはSWEEPフェスティバルの時の_竹内氏撮影
このまま勢いで書こうと思ったけど…
明日以降更新します…
さて!
もうすでに1週間近く経っていて記憶があいまいになってきたけど更新!
前日とは打って変って晴れ
路面は大部分は回復して乾いていたけど前日の雨+朝露で部分部分は濡れている模様
サンデーレースはオイルを吐くインファーノGT2のクラスも併催なので路面グリップが読み辛い状況へ
さらに!
サタデーレースとサンデーレースはコースレイアウトを変えるという小粋なことを京商サイドが実施!
グリーンパークの真冬のレイアウトの逆回りと言う感じ。
走らせた感じは結構楽しく、周りの評価も上々
今までのレイアウトはリズムとって走るようなところもあったからなあ…
朝は前日の雨の中の走行でヨレヨレになったR4をメンテナンスするついでに
ドライセッティングへ戻す作業
とりあえず朝イチのセッティング
A木君パパさんへタイヤの接着をお願いしたのがだいぶ助かって
メンテに集中できました!感謝!
メンテメンテ!
練習走行
がなんとこの日は無し
予選前の暖気の時間を伸ばすので練習セッション無しとのこと
それって誰得…
ということで
予選1回目
思うところがあって私が出走
理由としては朝イチの路面の方がグリップが高いのでは?という仮説があったから
朝露が降りる程だから、なるべく湿度の高い時間帯にタイムを出しておきたいという気持ちから
新しいレイアウトはそれなりに難しくて、コースレイアウトの理解から
最終コーナーを速度を乗せて立ち上がれるラインが少なくて、上手くそこに乗せないとタイムが出ない(≒ストレートスピードが伸びない)
コース慣れが満足した後に予選開始!
スタート直後、ポンと前に出ることができて、その後は独走態勢
セッティングは大外ししてないようだ
ただ、1コーナーの高速コーナーから奥のヘアピンのブレーキングでリアが出て少しナーバスな動きがでる
ブレーキ量を調整してなんとか走り切りチェッカー
ピュアテンGP団体戦_暫定TQ獲得!
ただ予選2回目はインファーノGTがさらに走り終えた状況なのでまだ楽観できない
路面グリップが上がるかも?
予選2回目
相方のA木君に出走してもらう
直前のヒートを見てもハイサイドはおろか、少しグリップ悪い?と思うような路面状況
ということでマイティーグリッパーV3をタイヤに塗って5分間放置
タイヤ側をグリップさせてタイムを出そうという作戦へ
しばらくの暖気後、スタート
コース後半のテクニカルセクションでほかのマシンに接触し、なんと頭からフェンスに突っ込むorz
マーシャルも入れずここで数秒のロス
ただこの後は流石のA木君でヒート2位まで順位を引き上げる!
予選5分間の序盤、1コーナー奥のヘアピンやコース中央のヘアピンでリアが激しくブレイクしていてとても走らせ辛そう…
予選1回目に感じたことがさらに誇張されている模様
予選も後半になってくると慣れてきたのかリアを出すことなくコントロールしてそのままチェッカー
タイムは17L5分12秒でタイムを更新ならず
しかし!ベストラップは総合ベストの17.4秒!
コンビ揃ってTOTALラップタイムとベストラップを取るという結構気持ちいい予選結果となった。
A木君自身は予選後半になってマシンの走らせ方が分かったと
ただやっぱり使いにくかったみたい
路面グリップが上がって、フロント勝ちなグリップバランスに変わったのかな?
と予選セッション中に想像していたんだけど…
なんとフロントスタビをつけ忘れていた!
これですべての事象が説明がつく…
予選1回目、2回目共通して同じコーナーでリアが出ていた
これは外輪側のフロントタイヤに荷重が移動した際、フロントのロール量が多く、その対角の内輪側リアタイヤの荷重が少なくなり、グリップが不足してリアが流れたんでしょう
前日の雨で外して以来、そのままにしていた…完全に凡ミス
走らせにくいマシンを予選2回目に渡してしまったのは反省点です。
決勝
決勝の時間まで結構時間があったのでコースのグリップ確認ついでにコースマーシャルを担当
ピュアテンBメインまではハイサイドを起こすマシンがいなかったものの、グリップは上昇傾向だった
さらにその後のヒートはインファーノGT
ハイサイド覚悟でボンバーレッドインナーにするか?
ハイサイドを恐れてグリップの劣るSWEEP LS(青いインナー)にするか?
同じコーナーにいたマキノR&DのS氏に不安をぶつける
で、S氏曰く
3位以上に入れればいいんでしょう?
3位以下には何秒マージンがあるの?
そこから考えて、タイヤのパフォーマンスを決めればいいんじゃない?
とアドバイスを頂きました!
ごもっともその通り
3位以下とのマージンを考えたとき、ボンバーレッドの冒険策は却下して
SWEEP LSS(白いインナー)にすることを決定
グリンパでは白いLSSは青いLSよりは多少グリップが高いというデータが役に立った
かなり急いでタイヤをA木君パパに依頼して組み立ててもらうことに、感謝!
決勝時間を逆算し
MR33グリップ剤を70℃で10分間浸透させ
スタートに間に合った!(割とギリギリだった…)
スタートドライバーは私
理由としては、この日のTOTAL BESTを出しているということ
A木君のグリップダウンしたタイヤでのパフォーマンスを加味した
決定です。
グリッドに着くまでに暖気運転
エンジンを掛りやすくするためにエンジンに熱をしっかり入れる。
ただここで燃調がどうにもおかしい
ストレートが伸びないし、スロットルのピックアップも悪い
少し甘くし過ぎた模様
ただエンジン停止しないといけないスタートでこのタイミングで燃調を変更するのもエンストのリスクが高まるのでこのままグリッドへ
まあ詳細は動画を見てくださいw
スタートはA木君パパのエンジン始動が光っています!
自分でも“あれ、もう掛ったの!?”と思うぐらい
去年のOKURE氏のエンジン始動も訓練の賜物で速かったけどそれに匹敵するぐらいのスピードでした。
お陰で苦も無く1位で1LAP目を返ってくる
しばらくするとSRMjackのi十嵐さんが猛追してくる!
これは防げるペースじゃないし、素直に譲ろうと思ってスペースを開けて抜いてもらった
第2ドライバーの技量とかエンジンの熱ダレとかそもそも3位以上狙いということでいろいろ考えた結果2位になったわけだけど
もう少しブロックして前に行かせないことでレース後半の展開は変わったかもしれないな
ただ、無用な接触も避けたかったのも事実なので(まして身内だし…)この選択も結果だけ見るとアリだったみたい
その後はとにかくタイヤやブレーキ、エンジンに負荷を掛けないようにクルージング
ラップチャートを見るとかなり安定している
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散布図乗せること
あと標準偏差とヒストグラムも
( 10月28日更新)
レーストータルの散布図
Team Honda ドライバー別データ
レーストータルの散布図から回帰直線を出しても、マイナスの相関が出ていて
タイヤの劣化が見受けられない。
比較としてSRMjackチームのデータも乗せるが、こちらは正の相関なのでこれが本来のタイム推移かと
YouTubeの動画を見ると最初の給油までは他のマシンとバトルが起こってたりしてタイムがバラついているんだけど、1回目の給油後はタイヤ温存な走らせ方をしたつもり
その結果がLAPチャートにも反映されていて、給油した25LAP目以降のタイムのバラつきは少ない。
この区間のタイムの標準偏差を出してみると0.172sec
自分のスティントの標準偏差が0.284secなので意識してバラツキを無くしているのが分かるね
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12分過ぎ、ちょうどレースの真ん中あたりで第2ドライバーのA木君へドライバーチェンジ!
SRMjackチームは14分過ぎまでドライバー交代を引っ張って、その後しばらくした後、ボディの巻き込みや転倒が起こり
私のチームがトップへ返り咲き!
A木君が素晴らしいペースで走り続けてたお陰だね
そのあと、YOUTUBEでいうところの25分ごろから日産証券チームのA達氏との壮絶なバトルが勃発!
私はこの時点で“もう譲って先に行かせて~”なんてヘタレなことを口走ってたんだけど
A木君パパに説得(笑)され、このままで大丈夫だからと
他のマシンと絡んでる時の方が集中して走れるみたいです。
味方で良かった…
敵ならこれ以上対戦したくない人はいないねw
痺れるバトルの後A達氏が最終コーナーでミス
2位以下に大差をつけて
トップチェッカー!
結果だけで言うとポールtoウィン
普段は勝ってもハイタッチ程度なんだけど
レース終了後、A木君パパとはがっちり握手
A木君とは思わず抱き合ってしまった!
それだけ、今シーズンいろいろ苦しい思いをしてきたので
それが報われた分嬉しかったと言う感じ
ちなみにベストラップは3番目なんだけどその出した周が80/84LAP目とかなり後半
最後までペースを持たせるセッティング、ドライビングを構築できたってことかな
3位にはSRMjackチーム
そろってファイナルに進出できてめでたい限り^^
ベストラップも取られていて、これはインナーの差だねと言われました。
他人のノウハウなのでここには書かないけど、持ってないインナーだけに、こういう状況に対処できるタイヤを探らないといけないのかも
とはいえ、最適でないものの適切なタイヤチョイスをできたと私は思ってます。
これもひとえにS氏のお陰!感謝!
25分間走った後のタイヤ
やっぱり接着面は割れてしまう模様
マシン右側(コースは時計回り)のフロントタイヤだけ裂けておらず、あとは全滅
このへんは今後の課題かな
ともかく、今回のレースは相方のA木君、A木君パパには感謝してもしきれないぐらい
彼らがいなけらば今回の勝ちは無かったでしょう!
本当に感謝です
ただ今回出た課題として
・レースマネジメントの判断方法
・セッティングの方向性の確認
この辺はファイナルまでに見通しを立てたいところ
まだまだ頑張りましょう!