4月レースとチャンプカップはどちらも雨で中止となり、3度目の正直でようやく晴れてレースに出れました
泊まるところも実家でご飯の心配もないので下手なサーキットよりも最近通っている気がします、、
ということでレースレポートです.
今回も前日入りして走らせていました.
前日分かったこととしては前回の宿題のデフの固さを試してみたところ柔らかめのデフが良く曲がるしスロットルを入れても意外とプッシュアンダーが出ないので早めにスロットルオンできるということがわかりました.
粘度としては#80k→#40kと結構柔らかくしています.
あと電動ツーリングでもそうなんですが,最近のマイブームでフロント回りの剛性を落とすと走りやすいのでエンジンカーでも試してみました.
色々切るパターンを試してみましたがこれが良い感じ
手持ちの数の都合でFRPですが次走るタイミングでカーボンでも試してみます.
初期のレスポンスを後半の曲がりに変換できる感じです.
以上が前日練習でやってみたこと
ここからがレースレポート
いきなり予選リザルト
予選2回目の結果は5分トータルリザルトが掲載されていなかったので1回目のリザルトです.2回目で順位を一つ落として4番スタートになりました.
ここからわかるのがトップと約8秒差ついています.2位の方とも約4秒差
OSフィールドはmylapsやspeedhiveでタイムを確認できないので5分タイムというのを初めて確認できました.
ベストラップではあまり差がないので5分はどうなるんだろう?と思っていましたが想像以上に大差ですね…
仮に20Lを5分2秒で走ろうとするとアベレージで15.1秒
私のタイムの20L5分10秒はアベレージ15.5秒、ベストラップは15.2秒です
ベストラップとアベレージで0.3秒近く差があるのは問題ですね
予選結果の自分のラップチャート
理由は単純でびっくりするぐらいタイムがばらついています.
ベストは15.2秒ですが15.8秒とかも叩いています
ラインを外したりしている自覚はあるのですが,ラインを外した時のリカバリーが効かないセッティングになっているものと考えられます.
そうはいっても6周目ぐらいからは慣れてきているようでやや持ち返していますが
14週目以降のラップの落ち方については若干エンジンがヒートしてきています.
3分過ぎぐらいからスロットルの付きがかなり悪くなってきて,スロットルを煽ったりしてごまかしながら走りましたがタイムを落としてますね.
予選2回目はオーバーヒートにより途中リタイヤ
予選2回目では路面が少し上がりベストラップやトータルラップを更新する人もチラホラ
自分も多少ベストラップを上げれましたが,相対的に見ても遅いですし前半のラップもバラついてるしあまりいいことないですね
そしてやはりここでも14周目ぐらいからタイムが急激に悪化し、この予選2回目は走り切れませんでした.
予選前に燃調は合わせたつもりでいたんですが、、、
この段階でレース用エンジンは圧縮がなくなってしまい使えなくなり
練習用エンジンに積み替えて決勝を走ることになりました.
2速の力強さは明らかに悪いですがそれでも前日15秒フラットでは走れていたので大丈夫かなと思いつつ決勝に臨みます.
決勝結果はもっと振るわず…
レース途中からまたヒート現象に悩まされ1回目の給油をだいぶ早めて5分ほどで入りました.
その際に燃調を角度で約10分ほど緩めてもらいコースに戻ります.
この後ピットロード出口でエンストしてしまいタイムロス
2回目の給油は12分ぐらいで入りましたが,残り8分は走り切れずファイナルラップでガス欠によりレースを終えてしまいました.
ここまでグダグダになってしまったレースは久々で燃調に悩まされる結果となりました.
決勝結果のギャップチャートです.青プロットが優勝された方,オレンジが2位の方.自分がグレーです.
スタートで混乱に巻き込まれて1周目からいきなりギャップができています.
そのあと11周目ぐらいまではやや遅れるものの決定的な差はつかずに走れていますが,そのあとすごい勢いでギャップが開いていっています.この辺りからヒートによるパワーダウンでストレートでもほかの車に抜かれる状況でした.
19周目にピットに入り上記の通り燃調と給油です.わかりやすいためにギャップを少なくグラフ化しましたがこの段階で90秒ぐらい遅れています.
2スティント目もギャップは広がっていますが,52周目以降はギャップがあまり開かなくなりました.
トップがクルージングペースになったのもあるかと思いますが,自分もこの辺りで15.2秒のタイムを連発する割といいペースで走っていました.
決勝中に何をしたかというと
①攻めないように走る
②スロットルを煽ってなるべくエンジンを冷やしながら走る
という走法で走っていました.
最近電動ツーリングが多く電動の走らせ方になっていたようです.毎回10数周目でペースが落ちてしまうのもこの辺りが原因かと
攻めないように走るのはまあ重量なりに動きが鈍いので,ブレーキングで頑張るのではなくなるべく車を止めないように走るのを心掛けたという感じですね
ということで今回は成功体験とはなりませんでしたが
教訓がたくさん得られたレースでした.
今回の一番の教訓は
練習の時から5分以上走る!
ですね.燃調の変化をちゃんと温度管理で把握しながら走りましょう.今更ですがやっぱり基本に忠実にしないといけないですね
セッティングはクラッチとマフラーと燃調をもう少し弄ってみる≒ベストラップの底上げ
リア逆スキッド,フロントアッパーアームスキッド角を試す≒もう少し曲がりを増やしてアベレージラップを整える
かなぁ
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