3年ぶりの全日本ということで何を準備してたかなと思い出しながらの作業になっています.
特にここのところは電動カーをやる機会が多かったのでエンジンカーの燃調に手こずっていて燃料やクラッチを変えた時のエンジンの昇温データを地道にとっています.
今までは何となく感覚で燃調を合わせていましたが数値でデータを残すことで後から見直すことができるのでいいですね.この辺りは全日本が終わったところで記事にしようと思います.
さて1枚目の写真のように全日本用にボディを準備しました.今まで使っていたP47Nと新しくEXTREMEのCZ-1を準備してみました.
塗装は今回新しい配色で蛍光イエロー主体にしてみましたがこっちのほうが見やすそうでいい感じ
ボディマウントの穴開けやウイングの装着は車検ゲージを見ながら作れますが,問題なのはマフラー穴開け
マフラーがタイヤと干渉もありますが,全幅もレギュレーションで規制されるのでマフラー位置もしっかり決めておかないとボディへの穴開けも進められません.
ということでこんな感じの治具を作ってみました.
材料費500円ほど
鉄アングルの幅を200mmに合わせてみて簡易的に車検状態を再現してみました.
もちろんJMRCAが持っているゲージが正になるので目安にしかなりませんが
これを作ってわかりましたがリアタイヤが少しはみ出していました…リアトー分全幅が広がっているのでゲージに入れられませんでした.この段階で気づけて良かった
YURUGIX ver2マフラーの場合
最近のマニホールドは幅方向に出っ張っていてボディにギリギリな寸法になっています.
このマニホールドもレギュレーションに適合しているか?という心配もあり治具化していました.車検を通らなければ頑張って燃調を出したりしても無駄になってしまいますからね
YURUGIX製はマ二部は2mmほど余裕があるので大丈夫そう.
マフラー出口部が結構ギリギリで,プーリーとギリギリ200mm幅OKという状況です.
OS TT02の場合
このマニホールドも結構幅があり,YURUGIXと比較しても200mm幅がギリギリです
ただマフラー出口はこちらの方が余裕がありますね
候補の2つのマフラーはどちらもギリギリではあるもののレギュレーションは大丈夫そう
マフラー出口のパイプも座標はほとんど変わらなさそうでこれでようやくボディに穴あけができました.
R4ユーザーの方でこの系統のマフラーを使う場合はプーリーとギリギリになるので注意が必要ですがレギュレーションには適合しそうです
準備その2
今日も本番エンジンのクラッチと燃調を合わせようとグリーンパークに出向く予定でしたが雨予報なので見送り、、、
今日やりたかったことは他にもCZ-1ボディ比較,マフラー比較,SPベルト比較等々やりたいことがたくさんあったんですが来週ですね.天気が良ければいいんですが…
ベルトに関しては交換が決まっていてどのくらい変化するか興味があったレベルなので
もう組み換えを実施してしまいます.
京商HPより
従来品と手で触ったレベルでわかるくらい柔らかいです.
ただ歯のところはそんなに変わらなくベルト背面が柔らかい感じです.
耐久性は未知ですが全日本ですし今取り付けてもレース前には交換ですね.
ネガは感じないので交換してしまいます.
組み替えた感じでは駆動もかなり軽くなりました!一応数値で押さえておこうと思い
デフチェッカーを使って駆動の重さを測定してみます
こんな感じで測ってみます
測定結果はこんな感じ
ノーマルベルトと比較して40%程抵抗が減っています!ベルトテンションは手で触ったレベルですが合わせていますがそれにしても劇的な効果ですねデータを見てわかることは抵抗のムラも減っているところです.グラフの波形を見てもわかりますが標準偏差に置き換えるとノーマルが14.2に対してSPベルトは11.9となります.
シャフトに対してデフは偏心しているハズでノーマルベルトのトルクムラはこの偏心からくるものかと思います.
SPベルトはこのトルクムラの感度も弱いのでスムーズに回る一因なのかと考えられます.
これでコーナーの転がり感向上やエンジンの温度が下がったりしたらいいなぁ
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