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2018年10月31日水曜日

京商カップ中京レースレポート

季節の変わり目ということで風邪ひいたっぽいです…
のどが痛くて寒くてダルい
ブログ書いたら早めに寝ます…

さてレースレポート
今回は土曜日が雨だったということで昼過ぎに行こうと思い観光してから清水入りしました.

先ずは沼津港に行き海鮮丼を食す!

食べログで良い口コミだった“かねはち”に行ってきました.

食べたのは海鮮ひつまぶし
普通に食べて,卵を掛けて,最後は出汁を掛けて食す!
個人的には卵掛けがかなりおいしかったです!

すごく人懐っこい猫もいました(*‘∀‘)


グルメレポートはここまでとして
日曜日のレースレポートです


今回のエントリー数は総勢31名!
ファイナル代表権を獲得した人はもちろん,JMRCAファイナリストで出場できない人がOPENクラスに参加するのでレベルはかなり高いものでした!
目的は86ボディでワイワイなので誰でも参加可ですよ!

練習走行


とりあえず持ち込みセッティングは今年の初めにあった清水のセッティングをベース
タイヤはKCスリックソフトにAXONイエローを使用
ボディがSC→86になったという変化点のみですね

やりたかったこととしては前の記事にも書きましたがウィング違いでの挙動の変化を確認したかった
BRCサーキットで軽くしかテストできておらず,フィーリングとしても“大差ない”という感想だけでした
ということで京商カップの練習走行時間を使ってウィングの比較をします.

ボディ規定を確認すると練習走行のボディの枚数に規定は無いようです.
ということでボディを2枚用意し1枚は純正ウィング,もう1枚はPF製のDB16を使用します.
練習走行の前半,後半でボディを交換し差を見ようという作戦

1枚目をPFのDB16で基準として
2枚目を純正ウィングとして変化を確認しました.

で純正ウィングのほうが動きが軽快
コースレイアウトを見ても高速コーナーが少なく,ウィングの仕事が少ないうえに
シケインもあって切り替えしで挙動を乱したくない
というのが走る前から思っていたところでした.

重いDB16に対して軽量な純正ウィングであると切り替えしの軽快さが全く異なり,純正ウィングがとても有意性があると感じました.

ウィングが確定し他のフィーリングとしては
①外周からインフィールドに入るコーナーが入り込んでこない
②外周へ立ち上がるコーナーが逆バンクで外に膨らみやすい
③切り返しでリアがフラつかないので安心して走れる

①に関しては路面が夕方にかけて上がってくると思い,あんまりドラスティックに変えたくないと思いとりあえずそのままにします

②に関しては握れないと速くないレイアウトだったので対策を講じます.
Rスプリングやダイヤフラム上のスポンジ等で対策するとバンピーな特設コースだと十分なトラクションを得られない可能性もあるのでこの方向性は無し
Rデフを固める方向性にします.
持ち込みが#3000だったのを#7500にします.
思い切って変えたけどそれくらい立ち上がりでアンダーでした.

③に関してはポジティブ意見でこの部分を強みにしたい


予選1回目

1位はスーパーEXPの方

自分はヒート2位 総合でも2位でした.
タイヤは練習走行で使ったタイヤで出走
4タンクぐらい走ったタイヤの戦闘力はだいぶ落ちてました…
とはいえノーミスで走って7秒ぐらい差を付けられているのは結構緊張感あります.

フィーリングとしてはやはり外周からインフィールドに入るコーナーが曲がってこない
このコーナーを曲がっている時間は結構長いのでタイムには効きそうです

予選1回目の結果を鑑みてセッティングを少し変更します.
ロール量がいつもより少なく,路面に“弾かれて”曲がらないんだと予測しダンパーを弄ります.
タイムはそれなりに出ているのでスプリングを変えてまでロール角を変更するのは怖いということで正圧で組んでいたダンパーを前後とも引きダンパーで組みなおします

またアッカーマンプレートを後ろ側に0.5にしていたのを0に変更します.
アッカーマン 感覚的には後ろ側0.25ぐらいにしたいんだけど…0.5mmの変更はでかい

さらに次の予選はニュータイヤで臨みます!

予選2回目

全部予選が終わったので総合結果

1回目のG藤選手のタイムを上回れず2番手グリッド
とはいえ1回目の自身のタイムを4秒ぐらい更新しました!

フィーリングとしては曲がらないというのはアッカーマンの変更で完全に払しょくされ不満無い感じ
むしろオーバースピードで曲がろうとするとリアグリップから破綻してしまう
リアがロールが多くて腰砕けみたいになっている感じです.
リアダンパーも引きダンパーにしたのは失敗だった感じ

因みに予選直前までマイティーV3で出ようとしてましたが,風が吹いてきたので急いでトリニティのダートドットを使用しました.


決勝

赤い牛さん目線

決勝時間はまぶしかった…

決勝のセッティングはリアダンパーを正圧に戻し
タイヤはSWEEPのソフトインナーに変更しました.
理由としてはAXONインナーは厚みが厚く,ちょっと硬くて夕方の上がった路面に対しては操縦が難しそうと思った為,実績のあるSWEEPインナーに変更です.

スタートはちょっと失敗してしまい一気に5番手まで後退
ただ30人規模のレースのAメインではスタート後の混戦も少なく,だれにも当てられず1周して帰ってこれました.
その後赤い牛さん,関どん氏をオーバーテイク
マキノS氏のミスに乗じて2位にポジションアップ
どんどんG藤選手に近づいてこれからバトルじゃ!というところでG藤選手、富士山に乗って昇竜拳…とりあえずトップに立ちました

マキノS氏がとても良いペースで走っていましたが今回のレースは助手にT内さんにお願いして電話で通話しながらレースしてました.

タイヤを労わりつつマージンを保ちつつレースを続けます.

レースも中盤で2位以下に10秒以上の差をつけていてピットは混まない時間という条件だけで8分ぐらいでピットイン

レース後半も何もなくそのままチェッカー!
レース残り2分ぐらいでS氏にG藤選手が追い付き最後のバトルで大盛り上がりだったレースみたいでした


メンツ的に結構緊張したレースでした!


今回のセッティングはシケインで左右に振ってもリアがしっかりとグリップして速く抜けられたことがレースペースを上げられた要因かなと

今回のセッティングはこんな感じ

次のレースは11月3日のHRFにGT8で出場になりそうです!

2018年10月17日水曜日

KOグランプリ@スカイホビー

雨天順延されていたKOグランプリ@スカイホビーが11月11日に開催されるようです!
案内はこちら

今回はオプティマをラリーカーにコンバージョンした逸品で参加します

すごい完成度

えぇ当然私がここまで作り込めるハズがなく…
今回はレンタカーでございます.

この耐久レースの時のマシンですね
すさまじくよく走るのでスカイホビーのボコボコCコースでも楽しめるハズ



アンプ:VFS-FR2
受信機:KR-212FHG
STサーボ:RSx3 ONE10 POWER

のオールKOパッケージです.

11日までに練習行けなさそうブッツケ本番ですが
KR-212のジャイロ君がなんとかしてくれるでしょう!




全日本GPツーリングレースレポート 大会編

10月末から今年2回目の海外出張予定だったんですが
いろいろあって消滅したので若干意気消沈気味です.

悪いことばかりではなくそのおかげで京商カップ@中京に行くことができそうです.
86ワンメイクのオープンクラスは今回も激戦になりそうなので楽しみです!




前回の記事でセッティングや準備関係をまとめたのでタイトルにあるように“大会”時のレポートになります.
今年出た感想としては事前準備でほとんどレースの順位を決めてたなということ

事前準備をしっかりして臨んだものの予想外なことが起こるのがレースですね.
今年のレースは結果的にエンジントラブルでリタイアとなってしまいました.

順調に走ってればこうなってたな~という言い訳をつらつらと書いていこうと思います.

今年のセッティングは狙ったわけではないんですが夕方の路面に強いセッティングになっていました.
夕方のグリップが上がるとタイムアップするのはみんなそうですが,自分のセッティングは特にその傾向が強く昼と夕方のタイム差が大きくなっていました.

夕方とはいってもコースに影が出てくるPM2:30ぐらいからの時刻
つまり1日目の予選3回目,4回目が勝負でそれ以外のラウンドではそれなりにいい順位を走れば少なくともセミファイナルには引っかかると予測を立ててました.

そこからセミファイナル、ファイナルに関しては得意な路面なので勝ち上がりの可能性が高いと考えていました.

予選

予選結果サマリー

3回目,4回目はとりあえず上位ポイントを獲得しました.
因みに予選4回目の3位ポイントの際には
トップタイム:5:12.273
自分のタイム:5:12.749
0.476秒差に3人います…

TGエンジンでレースをするとこういうことが起こるとはある程度予測してましたが
やはり5分走って1秒以内に何人も並ぶと痺れる予選ですね
因みに3回目はトップと1.5秒差…

因みにコントロールと予選1回目は完全にトラブルでテンパってました
予選出走順も最初のほうになってしまい今回は流れが無いかと思いました…
普段より1分ぐらい絞ってしまったために最後ヒート気味になってしまいましたね
レースで普段より握る上に絞ったという2重の要因のヒートでした.
この辺は予測できませんでしたね…次回以降気を付けないと


ということで予選7番手
ある程度想定の範囲内の順位です.

セミファイナルを確実に勝ち上がるための戦略としてはレースペースが戦えるペースなのは大前提として、ピットタイミングも重要だと考えていました.

エクセルでの机上検討

17.5secが大体のアベレージラップ,ピットレーン走行時間+給油時間=8secとしたときの単純に等分割のピットスケジュール

セミファイナルは20分決勝なので明らかに6分半給油が1回給油を減らせてうれしいです.
(47秒足りませんがそこは安全マージンを削ってるということで)

事実今回のレースで燃費は7:10~7:20秒近く持つ燃調となっていて
6分半給油は割と余裕で達成でき,じゃあピットウィンドウが何分に開くのかを計算する必要があります.

蓋されるレース展開だとアンダーカットかオーバーカットを仕掛けたいですからね.


じゃあ実際のレースはどうだったかというと

セミファイナル



順位チャート 実線の赤が自分のプロット

GAPチャート 実線赤が自分


セミファイナルA組3位スタートでしたが,スタート時に接触があり最後尾に転落
翌週謎のハイサイドでさらにギャップが開いていて一人離されていることが分かります.

何があったかというと

タイヤがだいぶ欠けている…

スタート直後の接触でボディをタイヤに巻き込んでいました.
しばらく走ると直りましたが,その間にタイヤにダメージを与えていたみたいです.

恐らく謎ハイサイドもこのタイヤが変形したりしてたんだろうと予測

案の定厳しいレース展開となります.

タイヤが大きい間は割とマシでGAPチャートを見ても前走者をどんどん追いかけてるのが分かります.
ただタイヤが減ってくると顕著に欠けたダメージが出てきてこのタイヤは右リアタイヤなので左コーナーが全く踏ん張らない…

ただ唯一の救いは握れないので燃費を全く心配せずに走れるということ
ピットウィンドウは広めです.

GAPチャートには上位6台しか記載してませんが10台決勝でピットタイミングで2台パッシングに成功しています.

最後の最後は3位になり,2位も見えてましたがあくまでファイナル勝ち上がりを見据えていたのでそのままゴール

セミファイナル3位勝ち上がりです.


ファイナル

10位

GPのツーリングは3年出てますが毎年完走できない…

ファイナルGAPチャート

少なくとも20周まではトップとまったく同じペースで走れていたのが悔やまれる
ノントラブルでゴールできていれば…というところ

まぁタラれば言っても仕方ないので
来年以降は本当に予防安全をしないといけないという反省です.


今年は本当に自分の身になる全日本だったというのが率直な感想です.
限られたパワー
使いやすいタイヤ
この2点がセッティングの理解をものすごく深めてくれる結果となりました.

特にフロントタイヤのノーマル化は大きく車が素直に動くのでセッティングの仮説→実証のサイクルが本当に早く進みました.

フロントタイヤがコンビネーションでガシガシ曲げるよりかノーマルタイヤで丸く曲げるほうが性にあっているみたい

サポートしていただいた方々には本当に感謝しております.ありがとうございます.
今年学んだセッティングの理解をより活用して来年以降の全日本も頑張っていきます!