いろいろあって消滅したので若干意気消沈気味です.
悪いことばかりではなくそのおかげで京商カップ@中京に行くことができそうです.
86ワンメイクのオープンクラスは今回も激戦になりそうなので楽しみです!
前回の記事でセッティングや準備関係をまとめたのでタイトルにあるように“大会”時のレポートになります.
今年出た感想としては事前準備でほとんどレースの順位を決めてたなということ
事前準備をしっかりして臨んだものの予想外なことが起こるのがレースですね.
今年のレースは結果的にエンジントラブルでリタイアとなってしまいました.
順調に走ってればこうなってたな~という言い訳をつらつらと書いていこうと思います.
今年のセッティングは狙ったわけではないんですが夕方の路面に強いセッティングになっていました.
夕方のグリップが上がるとタイムアップするのはみんなそうですが,自分のセッティングは特にその傾向が強く昼と夕方のタイム差が大きくなっていました.
夕方とはいってもコースに影が出てくるPM2:30ぐらいからの時刻
つまり1日目の予選3回目,4回目が勝負でそれ以外のラウンドではそれなりにいい順位を走れば少なくともセミファイナルには引っかかると予測を立ててました.
そこからセミファイナル、ファイナルに関しては得意な路面なので勝ち上がりの可能性が高いと考えていました.
予選
予選結果サマリー
3回目,4回目はとりあえず上位ポイントを獲得しました.
因みに予選4回目の3位ポイントの際には
トップタイム:5:12.273
自分のタイム:5:12.749
0.476秒差に3人います…
TGエンジンでレースをするとこういうことが起こるとはある程度予測してましたが
やはり5分走って1秒以内に何人も並ぶと痺れる予選ですね
因みに3回目はトップと1.5秒差…
因みにコントロールと予選1回目は完全にトラブルでテンパってました
予選出走順も最初のほうになってしまい今回は流れが無いかと思いました…
普段より1分ぐらい絞ってしまったために最後ヒート気味になってしまいましたね
レースで普段より握る上に絞ったという2重の要因のヒートでした.
この辺は予測できませんでしたね…次回以降気を付けないと
ということで予選7番手
ある程度想定の範囲内の順位です.
セミファイナルを確実に勝ち上がるための戦略としてはレースペースが戦えるペースなのは大前提として、ピットタイミングも重要だと考えていました.
エクセルでの机上検討
17.5secが大体のアベレージラップ,ピットレーン走行時間+給油時間=8secとしたときの単純に等分割のピットスケジュール
セミファイナルは20分決勝なので明らかに6分半給油が1回給油を減らせてうれしいです.
(47秒足りませんがそこは安全マージンを削ってるということで)
事実今回のレースで燃費は7:10~7:20秒近く持つ燃調となっていて
6分半給油は割と余裕で達成でき,じゃあピットウィンドウが何分に開くのかを計算する必要があります.
蓋されるレース展開だとアンダーカットかオーバーカットを仕掛けたいですからね.
じゃあ実際のレースはどうだったかというと
セミファイナル
順位チャート 実線の赤が自分のプロット
GAPチャート 実線赤が自分
セミファイナルA組3位スタートでしたが,スタート時に接触があり最後尾に転落
翌週謎のハイサイドでさらにギャップが開いていて一人離されていることが分かります.
何があったかというと
タイヤがだいぶ欠けている…
スタート直後の接触でボディをタイヤに巻き込んでいました.
しばらく走ると直りましたが,その間にタイヤにダメージを与えていたみたいです.
恐らく謎ハイサイドもこのタイヤが変形したりしてたんだろうと予測
案の定厳しいレース展開となります.
タイヤが大きい間は割とマシでGAPチャートを見ても前走者をどんどん追いかけてるのが分かります.
ただタイヤが減ってくると顕著に欠けたダメージが出てきてこのタイヤは右リアタイヤなので左コーナーが全く踏ん張らない…
ただ唯一の救いは握れないので燃費を全く心配せずに走れるということ
ピットウィンドウは広めです.
GAPチャートには上位6台しか記載してませんが10台決勝でピットタイミングで2台パッシングに成功しています.
最後の最後は3位になり,2位も見えてましたがあくまでファイナル勝ち上がりを見据えていたのでそのままゴール
セミファイナル3位勝ち上がりです.
ファイナル
10位
GPのツーリングは3年出てますが毎年完走できない…
ファイナルGAPチャート
少なくとも20周まではトップとまったく同じペースで走れていたのが悔やまれる
ノントラブルでゴールできていれば…というところ
まぁタラれば言っても仕方ないので
来年以降は本当に予防安全をしないといけないという反省です.
今年は本当に自分の身になる全日本だったというのが率直な感想です.
限られたパワー
使いやすいタイヤ
この2点がセッティングの理解をものすごく深めてくれる結果となりました.
特にフロントタイヤのノーマル化は大きく車が素直に動くのでセッティングの仮説→実証のサイクルが本当に早く進みました.
フロントタイヤがコンビネーションでガシガシ曲げるよりかノーマルタイヤで丸く曲げるほうが性にあっているみたい
サポートしていただいた方々には本当に感謝しております.ありがとうございます.
今年学んだセッティングの理解をより活用して来年以降の全日本も頑張っていきます!
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