約1か月ぶり、久しぶりに地元のBRCサーキットで朝から走らせたのでアップデートパーツを投入してテストとなりました。
やっぱり新しいパーツはホームコースで比較しないと効果が分からないからね
と言うことで表題にもある項目をTRY
日曜日にやった項目としては
①ステアリングサーボマイクロサーボ化とそれに伴うシャシーロール左右均一化の効果確認
②エアクリーナー小型化による影響確認
③サスペンションの9mmピボットボールを鉄⇒チタンによる影響確認
を実施。
もちろん余った時間はたくさんバトル!
ここ最近週末の天気が悪かったせいか、この日はたくさん地元の人が来ていたので
最大6台でのゴムツーリングカーでドキドキバトルを楽しんでいました!
BRCサーキットではタバタのタイヤが人気で、これを付けられるとSOREXを付けていても追いつけません…汗
先ずは①の
STサーボのマイクロサーボ化について
前の記事でシャシーロール適正化のために、樹脂部品を廃するためにSTサーボをマイクロ化したわけだけど、それの影響確認から
サーボセイバーはKO製のカーボンホーン
今回のサーボはTHサーボと同じくKO PROPO製のRSx12 GT
レスポンスに優れていて気に入っているサーボです。
で、KOの純正部品のカーボンホーンがダイレクト式でしかも見た目にもカッコいいので採用した
走らせてみると、危惧していたトルク不足はあまり感じないのだけど
ステアリングを深く切っても反応しない…
戻ってみてみると、舵角70%以上になってもタイヤの角度が変わっていない
これはサーボが悪いわけではなくてステアリングリンケージのリンクの組み方の問題
今回のサーボモデファイで、サーボの取付位置をシャシーギリギリまで低くレイアウトしました。
当然サーボの出力軸の位置も下側に移動して、結果としてはサーボが回転しても、上手く車体側のリンケージに回転が変換されていない模様
サーボを上げるのもなんだか芸が無いので、リンクの長さやサーボセイバーのデフォルトの角度をいろいろ変えて調整してみるものの
なかなかうまい位置に調整できない。。。
結局、KOのサーボセイバーを諦めて、今まで使っていた京商のサーボセイバーで暫定的に成立しました。
全日本でブッシュが舐めたあの忌々しい部品です。
なるべく使いたくないんだけど、暫定ということで。
恐らくKOの18.5mmタイプのサーボホーンだと合いそう。(メモ)
京商のサーボセイバーに変えて、改めて出走してみると
とりあえずは今までと同じようなステアリング応答になってきました。
自分のマシンはどちらかと言うと左コーナーで巻いたりすることが多かったんだけど
その特性が影を潜めた気がします。←プラシーボかも…
まぁあともう少しリンケージは見直す必要がありそう。うーむ一筋縄ではいかないな
エアクリーナー小型化
今までOS製のエアクリーナーを使っていました。
理由と言うのはエンジンカーを始めたての頃、スカイホビーにて“このエアクリーナーの方がパワー出るんだよ!”と言うことを聞いて、特に疑問を持たずに今まで使っていました。
が、BRCで京商製のエアクリーナーを見つけて”コレ小さい!”と思って買った次第。
今までつけてたエアクリ 15g
新しく買ったエアクリ 7g
その差なんと8g!車体の比較的高いところにつく部品なのでこの8gは結構効果が大きいはず!
思えば、京商サーキットに通っている人はこのエアクリを付けている人が多い
見た目もスッキリしていていい感じ
このエアクリスポンジってひょっとして湿式?
オイル染み込ませるのかしら?
走らせてみると、ハイサイドとは無縁のBRCサーキットなので効果は分かりませんorz
きっと重心が下がっていると思うんだけど、BRCではその感度が低いからなぁ…
あと懸念していたパワーダウンだけどこれも感じないレベル
燃費とかに差異が出てくるんだろうか…?でもニードル位置変わらなかったし…
9mmピボットボールチタン化
今日はほぼこれの為と言っていいレベルで本命のテスト!
ピボット自体は結構前から持っていたんだど、特設コースのサスアームを殺しに来るコースを走ったり、2in1でハイサイド対策をしたりとなかなかつける機会が無かった部品
先ずは重量測定
鉄製 35g
チタン製 21g
この14gはかなり大きいでしょう!ということで
この結果如何では京商からこの前出したアルミ製にもする可能性もあり
走らせてみると、まず軽量化の効果らしく加速が軽くなりました。
この結果はまず予測できた効果でもある。
赤プロットがピボット交換後のデータ
残念ながらこの日は、車速センサが何らかの理由で死亡していたので車速データ無し…
2行目の加減速Gのデータだけど、そんなに有意差が無いように見える。
14gも軽くなっているのに!データは時々残酷ですね。
ただ、副次的効果を確認しました。
それは外周の大きなコーナーではアスファルトが痛み始めていてギャップがある状況です。
その外周コーナーで以前ではギャップに取られてバランスが乱れることがあったんだけど、今回の軽量化でギャップ走破性が向上しました!
良くいう、バネ下重量の軽量化による効果ですね。
バネ下重量なんてそんなに効くの?と思っていた自分にとっては驚くべき効果でした。
早速データで見てみます。
ロール軸方向の角速度の比較 赤プロットがピボット変更後
スマートロガーには生データをcsvファイルで出力する機能が実装されています。
で、そのデータの中には3軸のジャイロセンサのデータも出てきます。
ジャイロセンサの出力値はrad/secつまり回転角速度ですね。
このデータは生値なので移動平均を使って見やすくします。
で、外周コーナーのタイミングのプロットを並べてみると角速度が小さくなっていることが分かります。
つまり、ロール方向でバタバタしていないということ
ここはフィーリングとデータが合っていましたw
車速センサが死んでいるのは本当に残念なんですが、ここでコーナーのボトムスピードも比較したかったですね。感覚的には速くなりました。
心配していたステアバランスの崩れや、接地感の違い等は特に感じませんでした。
つまり、このバネ下を軽量化した効果はありと判断しています。
参考のタイムとしてもラップあたり0.3秒ぐらい速くなりました。
まぁ外周の曲がっている時間の長いコーナーにギャップがあるBRCだからこの効果が大きかったという見方もありますがね。
とりあえずしばらくはこの仕様でいきたいと思います。
参考までに全装備重量は現在1596g
結構重いな~って感じですが
ロガー40g
スタビ20g
が付いているので下せばそこそこ…
後はサーボの余分のリード線を切れば1500g台前半に乗れるかな…
ロガーに関してはもう少しハーネスを最適化して軽くしたいところ
本体がすごく出来が良くて軽いにも関わらず、自分のセンス無いメカ積みのせいで重くなっているからね(汗)
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