前日の練習日の記事にメモ書きをしたわけだけど
リアキャンバーハイサイド防止説は当日のレース路面にはあまり有用ではなかった模様
1コーナーに限らず僅かにギャップのあるコーナーでオーバーステア傾向(リアタイヤが引っかかるような挙動)を示すのをレース1日を通して苦戦する結果になりました。
前日練習ではハイサイド⇒ルーフで滑空⇒フェンスへ激突⇒ナックル破損
アップライトの予備を持っていなかったのでなんよさんに恵んでいただきました!感謝!
セッティングとしては前日からスプリングは一緒だけど
ダンパーピストンは3穴にして荷重移動の速度を速める方向
ロールスピードを速めて一気に外輪側へ荷重をかけないように・・・という妄想
予選の結果は
12番手…
1コーナーでハーフスピンを何度かやらかしかけていて
これが無ければ15週は踏めたかもしれないけど、タラレバということで
決勝Bメイン
助手はオレンジさんに務めてもらいました。
ピットからの掛け声がストレートを走っているときにかけてもらえるのですごく聞き取りやすかったです。さすが!
給油に関しては、予選の4分間でもギリギリの燃調だったので、決勝も4分給油で行くことに。
ただ、Bメインは15分レースなので3ピットになってしまう。
ストレートスピード、エンジンのヒートの感じで一絞りしたので後々5分給油でも行けることが分かった。未だにモデファイドエンジンの燃調がよく分からん…
普通の人は5分⇒10分の2ストップ
対して自分は4分⇒8分⇒12分の3ストップ
結果的には5位で勝ち上がれたものの
もっと混戦になっていたら危なかったかもしれない
更にレース終盤にマシンがフラフラ真っすぐ走らない!
後ろからは6位のマシンが猛追してくる!4位だったのを5位の方に明け渡し、安定ペースでなんとかチェッカー
Aメインに勝ち上がった代償は大きく
サスマウントのネジが無い ふらふらしてた原因はコレ
ベッコリ 通りで中盤からパワーが無いと思った
決勝Aメイン
マフラーはラバー用に使っているO.S. SC1070へ交換
吹け上がりがまるで違う!やはりOSエンジンにはOSマフラーがいいのか…?
助手は観戦にいらしたM本さんに依頼した!確実な給油作業ありがとうございました!
操縦台には日本のトップドライバーから全日本で活躍する人等々すごい人たちが…
自分は勝ち上がったもののそれは今回のレースの集まった選手の人数の問題で
実力差を考えるとこの人たちの間にはまだまだたくさん超えないといけない者が多いんだろうなと感じた。
結果はと言うと
完走した中では最下位
レース中盤、ボディをタイヤが巻きこんでしまいタイムロス
更にレース終盤にはやたらに巻く
ゴールした後にマシンを見てみると
これが原因っぽい
レース中一度も接触はしていないので引っかけるようなドライビングが招いたものだと思っている
今回のレースで学んだことはかなり多い
3月の京商カップファイナルでの惨敗ほど心のダメージは無いものの
今回の敗退で今まで見えなかったスポンジカーに対する課題が見えてきた
ドライビングとセッティングに分けると
■ドライビング
・安定したライン取り/ペースが作れていない
⇒周回遅れの際、上位の方々のライン取りの繰返し精度の高さ
眼前に走っていて差がつくところは自分がラインに乗せられなかった時が顕著だった
・終盤までペースが保てない
⇒ペースアップする場面を理解していない。タイヤ径によってドライビングを変える必要がありそう
■セッティング
・挙動がラバー車の様
⇒いろんな人にラバー車みたいに荷重移動していると言われる。自分の思う運転しやすいマシンにしていくとラバー車の挙動になってしまう傾向がある。
傍から見ているとスライドして曲げるより失速が大きくみえるそう
グリップして走っていると立ち上がりの際にエンジンパワーを路面に“喰われる”みたいで立ち上がりが遅い(この辺はクラッチセッティングとも相関が強い)
・マシンの耐ギャップ性能の低さ
⇒スプリングは柔らかいものの、タイヤの急激な横力の変化に車体が追従して挙動が乱れてしまう。アッパーアームの取付点の変更が必要そう
今まで、なんとなくスポンジをやってきた感じだけど
今回、レベルの高いレースに出ることで自分に足りていないもの、そして課題が明確になったことが大きな収穫となった。
上記のドライビングに関してはとにかく意識して練習だと思うんだけど
セッティングに関しては学ぶべきことが多い
特にラバーの挙動に関しては自分では気づかず内に進んでいたので指摘されたことがとてもありがたかった。
先ずはスポンジカーの挙動を叩きこんでから、自分好みと言うものを探していこうと思う。
ちょっと前のセッティングシートをコピーするとかでね
6月18日の今日、スポンジカーセッティングで3時間ぐらいBRCで走った結果としては
確かに立ち上がりが早い
スライドしていることでタイヤが空転して、車体が立ち上がりを向いた時にエンジンのパワーバンドに入り鋭く立ち上がる
こういうドライビングがしやすい。
ラバーのようなセッティングだとクラッチに依存するところが多くさらにSRTのようなハイグリップ路面であるとセッティングのスイートスポットが狭いものになるんじゃないだろうか
ただ、今まで染みついたラバーの感覚が邪魔をして走らせていても”これじゃない”という心理が支配してしまう。
ロールしてグリップを稼ぐという荷重移動ありきの思想も手伝って、スライドして走らせることが受け入れられない。
とりあえず明日、またこのセッティングで1日走ってみて何か得るものがあれば
明日更新します。
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