そのついでに翌日SRTに開催されるOSオンロードチャレンジ2016inSRTに参加することとなりました。
今からビジホとれるかな~
参加クラスは1/10スポンジタイヤクラスの予定
当日の練習走行は無いようなので前日練習するかな~
でも前日歯医者の予約をキャンセルしないと…
ということもあって、今日はBRCでスポンジタイヤカーの復習
今日のメニューとしてはどのセッティング因子が挙動に対しての寄与率が高いのかというもの
もっというと
荷重移動によるグリップの増減
タイヤの接地面の変化によるグリップの増減
これのどちらが影響度合いが大きいのかと言う切り分けをしたかった。
やったことはすべてリア周りなんだけど
①イニシャルキャンバーの変化 (3°⇒2°)
②リアダウンストップ量の変化(1mm⇒2mm)
③リアダンパーポジションの変化(A⇒C)
①から番号順に感度が高かったという結果。
ある程度予測していた結果にはなったけど、荷重移動を無視するわけにはいかなさそう
でも起こる傾向としてはラバーと変わらない。基本的に荷重移動を増やしていくと左右輪のトータールコーナリングフォースは減る模様
そしてキャンバーに関しての感度はやはり高い
これはタイヤが明らかにテ―パーに減ってて路面との接地面積が変わることでグリップが増減するんでしょう。
特にリア側が顕著な模様
ここまでやって、社長にお願いされたタイヤテストを実施。
ここからは来週のSRTにはあまり関係ない
1O1にモニターということで
BRCでは比較的よく走るとされるULTIタイヤをマスターとしてテスト
ULTI:FRONT コンビAカーボンハード (10F-CMB(A)-H)/ REAR(10R-38-H)
1O1:FRONT SC(ソフトコンビネーション)/REAR 38
フィーリングとしては
先ず、マスターのULTIは使い慣れた感じで、ZACやMATRIXに対してフロントが引っかかることなくマイルドなステアリング応答
グリップ感もあまり高くなくてスポンジタイヤらしく滑らせながらグリップを確保する感じ。
対して挑戦者1O1のフィーリングとしては、ラバータイヤのようなグリップ感
ULTIの滑らせてグリップさせるのにたいして1O1は荷重を掛けてグリップするイメージ
あとフロントタイヤは最もソフトとのことだけど、ハイサイドの気配は全くない
かつ、フロントタイヤよりリアタイヤのグリップの方が高いらしくすこしアンダーステア傾向
タイヤ自体のグリップがしっかりと確保されているので、まったく曲がらないわけではなく、むしろ破綻する限界が高いのでコントロール性はかなりいい
自分は元々ラバー屋なのでどちらかと言うと1O1のタイヤのフィーリングの方が自然で使いやすい
でも、元がスポンジ屋のヒトからするとスライドさせ辛いので違和感を感じるかもしれない
データで分析してみると
タイヤ摩耗について
今回は時間の都合上それぞれ3タンクしかテストできなかった。
1O1のリアタイヤがデフォルトが小さいので切片が低くなってしまっているが減りとしては1O1の方が遅い模様
リアタイヤの摩耗量は変わらないが、フロントタイヤに関しては
ULTI:-0.3mm/min に対して
1O1:-0.2mm/min
と1分あたりで0.1mm摩耗量が少ない。20分決勝だと2mm
前後バランスのとり方が変わりそう
タイムに関しては
101の3タンク目のLAPの取得ミスった…
BEST LAPが16.792とペースとしては最速なので恐らく5分後のタイムも更新してるでしょう。
ただ、2タンク目のデータではULTIの方が2秒速い
推測でしかないけど、タイヤが大きい2タンク目とかだと適度にスライドするULTIの方がドライバビリティが高くて結果的にタイムが早く
それなりにベスト径になってきて1O1がタイム逆転ということかな
レース時間とかでスタート径が変わるから箱出しなんて状況はすくないだろうからあまり考慮しなくてよさそうだけど
スポンジのデータ取得もなんだか楽しくなってきたなー!
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