翌日の月曜日は有給取ったので遅くまで思う存分走ろうと思ったんだけどねぇ…
ということで月曜日は大人しくB.R.C.へ
常連のOさんもいらっしゃった。
風が強くグリップが低め
目的はレースの時のリアグリップ不足の確認!
もう何かが壊れてるんじゃないかと疑うレベルのリアグリップの無さだったからね
走らせてみると…
なんてことなく普通に走る
単純にグリップの問題でしたか
恐ろしく緩慢な動きで、やっぱり低μ路面な仕上がりになっていたR4。セッティングの方向性としては間違ってなかったらしい
疑わしいところとしてはリバウンド量。後になって気付いたけど、ここだけ触ってなかった。
ロール量が規制されてたのかなぁ
気を取り直して、B.R.C.基準セッティングに戻して、ダンパーオイル粘度別テスト
Oさんにエアリムーバ借りる図
漬物用のエアリムーバ(笑)を持っているのだが、初めて専用品を使った。
うん、専用品であることの意味が分かった
これは恐ろしく使いやすい!私が漬物エアリムーバで何度ダンパーを倒し、オイルをこぼしたか…
当人はヤフ〇クで買ったみたいだけど、こういうものは中古でも全然いいよね。よほど汚い物でない限りエアがちゃんと抜ければいいんだから
アンプやバッテリーは新品でないと怖いけど中古品の活路もあるなと思った。
さて本題
同じベルベットコーティングダンパーを2セット準備
#350と#500で比較テスト
なんでこんなことを思ったかというと、先日厚木での飲み会にて
“V-ONEでダンパーオイルの違いはあんまり出ない!”との意見が出て、ホントか?ということで
かくいう自分もずっと#500を使い続けていて、ダンパーによるセッティング感度を探る意味も込めて
#500を基準として、F/R共に#350にしてみる
起こった事象として(あくまで個人的な意見、理論とは異なるかも)
①ステアリング初期応答が下がる
②コーナリング中、ロール角が最大になるタイミングが早くなる
③スロットルON時、リアに荷重が早く移る為、安定する(舵が残る)
①に関しては低μ路面ではむしろ硬いダンパーオイルの方がいいのかと?
初期応答が無い為に、クリッピングポイントでの車の向きが変わりきらず、スロットルを握れないという状況を回避できそうな気がする。限度があるんだろうけど
②に関しては、特にリアの左右の荷重移動が気になった。ダンパーオイル粘度の変更で、コーナリング中のロールスピードが変わっている。
イン側のリアタイヤ、このタイミングで面圧が下がるのかよという感じ。外側のタイヤでは支えきれずブレイクすることがある。
これを防ぐためにスロットルを煽りリアに荷重を乗せるようなドライビングになってしまうのだが、なにせ神経質だし、加速に移るタイミングも遅くなっている。
③に関してはRの小さい低速コーナーで顕著だった。しっかり向きを変えて、ステアリングを戻して加速しなければ、いつまでたってもステアをこじりっぱなし。フロントタイヤに厳しい
ステアリング初期応答が気に入ったのでFダンパーはそのまま
Rダンパーのみ#500へ変更
コーナリング中のリアの踏ん張りが変わる&スロットルON直後もステアリング操作は融通が利く
・・・あれ?
ダンパーオイル、これロールスピードを制御するために結構有効な手段なんじゃ…?
というラジコンの基本に立ち返った気分
心の底で
「どーせ変わんねーよ、変えるの面倒だし」
なんて思ってたんだけど、なまじセッティングに効く部分みたいなので無碍にもできないな
しかもF#350/R#500はたまたまB.R.C.においてバランスのとれた値であって、他のコースに行ったらロールスピードを確認しながら、セッティング項目の一つとして頭に入れておかなければ…
ただ、タイムへの寄与度としてはやはり低いと思う。
走り慣れているサーキットならいざ知らず、初めて走る所だとまず初めに触るのはここではない。
ダンパーオイル交換の工数を考えると他の寄与度の高い部分を変更するほうが短時間でタイムアップには繋がるはず
このあたりを操縦で何とかするロバスト性も必要になるのではないかな
もちろん15分なり20分なり走り続ければタイムの差が出よう(タイヤの熱ダレ具合はたぶん変わる)
最終調整項目の一つとして頭に入れておこう。
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