タイトルにある通りボディの搭載位置って悩みますよね
ボディの前後位置を変えるとハンドリングの特性が大幅に変わると思います
ボディを何枚も買って位置違いでテストするのもお金も時間もかかって大変だと思うので
自分が試してみたパターンを共有したいと思います
ボディはプロトフォームのP47Nのライトウェイトです.
R4にはP47Nがハンドリングの特性的にあっているボディだと思います.
グリップが確保できているサーキットでは特にP47Nがマッチしていると思います.
ただローグリップなサーキットでは少し曲がりすぎる特性があるのでEXTREMEのハンマーを使ったりもしています.
上の写真は2017年の全日本で使った懐かしのボディです.これはホイールアーチの中央でカットしたのでこれをまず基準とします.
ウィンドウの段差部分とボディマウントの距離は82mmです.
世界戦での松倉選手の写真を参考に作ったこのボディ
側面からの写真でも解る通り結構過激に前に出ています
年明け一発目のSRTで走らせた時によく走ったのがこの搭載位置
約12mm前出しにしていますね
BRCでも夕方みたいな路面ができている時は走れるものの、日中の路面だと向きが変わり始めてもそれが収束せず難しい特性になってしまいます
初期のレスポンスはとても良いのでもう少しリアが強ければなあといったところ
ということで
間をとって約5mmの前出しボディです
これで走らせてみてみたところ12mmの時の良かったところが薄まった感じです.クイックに曲がるのがP47Nの良いところなんですが安定してるもののイマイチ曲がりが物足りないといったところ
ということで前出し量は5~12mmのところに解がありそうですね
感覚的には9mmぐらいかな・・・
冒頭に書いたEXTREMEのハンマーの搭載位置も参考までに
確かホイールアーチで言うと5mm前出しだったはず、、
この位置で搭載するにはリアボディマウントを前側にして、5mmのスペーサを挟む必要があります.リアボディマウントとウィングステーが干渉してボディピンを止められなくなってしまうので
あとリアウィングは
プロトフォームのDB16を使っています
ライトウェイトボディに付属するウィングはどうしてもペラペラになってしまうので
リアグリップが不足しがちです.このウィングは板厚は少し薄いですが強烈なリブでしっかりとした剛性がありリアグリップの安心感があります.ENSの写真を見てもP47NとDB16ウィングの組み合わせの選手が結構多いですね
ライトウェイトボディを使ってもう一つ気になるのがトランク部分の剛性
ウィングがしっかり仕事してもそれを支えるマウントのところがたわむと意味ないですよね
他社製シャーシだと支えパーツが出てたりしていますが
R4はダンパーステーが車体の最も後ろについているので流用は厳しい
ということで3Dプリンタで自作してみました!
ニーズがあればSTLデータをGoogleDriveにUPしますね
使わないプロトフォームのウィングを止めるネジを流用しています.このネジをウィングを止めているネジを支えるようにしています.
効果としては曲がらなくなるかな?と思いましたが、リアの動きがハッキリするようになりました.
滑り出し、止まりにメリハリがついた感じです.
あくまでBRCでの結果で高速コースではどうなるかはこれからですね
とはいえこれで曲がらなくなったらこのパーツを取るよりかはウィングを前に寄せる等の対策になるかなと
ウィングステーがたわむことを肯定するよりも再現性がありますからね
フロントは最近の電動ツーリングみたいにボンネットからウィンドウにかけて立ち上がる形
リアのホイールよりかなりトランクの平面があるのも特徴的ですね
サイドビューがかなりリア上がり.いかにも押さえそうな形でかなり気になるところです!
訂正をしましたが過去記事で誤植がありました汗
この記事でシムを入れることでバンプインになると書きましたが
タイロッドのアップライト側を上げてもバンプアウトになります.大変失礼しました・・・
この3.5mm入れるとフルボトムで1度ほどバンプアウトになります
バンプインのセッティングにするためには薄いピロボールナットを使うしかないですが変化量は小さいです.やってみたものの純正とほぼ変化はありませんでした.
キャスターも同時に変わりますがキャスターを寝かせて、アップライト取り付け点も同時に下がることでバンプインにできますがこれは効果の切り分けができず微妙、、
アップライト削るのは強度的に怖いですし、、
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