ラジコンカーのセッティングでみんな大好きなダウンストップ量の話題です
スポンジカーのレギュレーションだとリアウィンドウはほぼ全開にするので
ダウンストップスクリューに走行状態でアクセスできます
ということでBRCサーキットで3周ほど走っては緩めたり締めたりを繰り返してフィーリングの変化を確認してみました.
セットアップシートのDownStopの項目です.自分のデフォルトはセットアップシートで+2mmでその後 操縦台の下で約30度づつ締めたり緩めたりしてフィーリングの変化を捉えてみます
上記デフォルト状態時のドループは3.5mmです.これはリアの車高はφ65mmのタイヤでリア車高を7.6mmで設定しています(フロントは6.6mm)
車高を変えると伸び側のストローク(ドループのことですが)が変わるので注意です.
余談ですがスポンジタイヤの場合、車高に関しては手間ですがHUDYのセットアップゲージに載せた状態で測っています
このとき車高は前後6mmです.
さて本題のダウンストップを変更していった際のフィーリングの変化ですが、プラス方向に変えていくと
・立ち上がりは横に逃げずに前に出るフィーリングになった
・ターンインでアンダーステアを感じる 対処としてはプロポの舵角を増やしていった
・路面のギャップに敏感になった
基本的にはリアグリップが上がり安定方向になる方向でした.ロール角を強制的に減らしていてサスペンションが動かない分、タイヤへの荷重移動が増えたんでしょう.
それがコーナリングの初期では曲がらないフィーリングになり、立ち上がりではリアグリップの安定感を生んでいるんだと思います.
BRCサーキットでの実走結果は
~2:33まではダウンストップ量は+2.0mm
2:33~はダウンストップ量+2.5mmです.こっちの方が速いですね
ラジコンが前に出るフィーリングの時って大体タイム出てますよね
ただBRCサーキットはインフィールドは比較的フラットですが、外周コーナーは結構バンピー
ダウンストップを減らすと露骨に跳ねるようになり、ひどい時には唐突にスピンしたりしました.
+3mmはその動きが顕著になったので2~2.5mmの間が調整範囲ですね.
ダウンストップを確保した上で、前に出るフィーリングを作れないかと
思っていた時にこの動画に出会いました
英語のヒアリングの勉強になりますねw ドイツ人の英語は聞き取りやすくて好きです.
加速の時にサスを縮ませないということでアンチスクオートを取り入れてみました.
アンチスクオートはこのサイトがかなりわかりやすく解説しています
サスマウント前側の下に1mmのスペーサを入れ、ダウンストップは+2mmになるようにしたところ
K上氏のコースレコードに100分台で追いつかなかったものの16.4秒に入りました!
前に出るフィーリングを維持しつつもギャップ走破性も上がりました.
冒頭に書いた車高の都合からサスマウントベタ付けではサスピンは地面に対して前下がりになっていたんでしょうね
リアのダウンストップはコンマ単位で調整したくなってきましたが
市販の10mmブロックを置いてダウンストップを測るジグの多くは1mmピッチ、、
なので自分で作ってみました!
廃材を再利用し、レーザー刻印機の使い方もマスターした!
調整したいところは0.2mmピッチにしてみました.
アンチスクオートにしていいことばかりではなく
ターンインの曲がりの物足りなさは引き続きなので次はフロント周り
その次はリアデフを弄ってみた結果を書いていこうと思います.
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