京商カップファイナルも清水で行われることが告知されているので今回は少し気合をいれてちゃんとデータ取りをして公開できればいいなというところです.
ということで清水を走るための持ち込みセッティングをBRCで決めようという流れです.
清水路面とBRC路面は特性が近いということもありますからね
先ずはSⅡに取り付けていたプロトタイプな部品をすべて取り外し
市販オプションパーツを取り付けただけの状態にしました.
ばらばらに…
取り付けているオプションパーツとしては
VZW438 アルミミドルシャフトマウント
VZ469 ライトウェイトメインシャフト
VZ470 ライトウェイトミドルシャフト
VZW433 V2アルミリアバルクアッパーセット
VZW435 カーボンフロントダンパーステー
VZW436 カーボンリアダンパーステー
VZW413 ユニバーサルスイングシャフトセット
思っているよりいっぱいオプションパーツ付けてた…汗
この構成にタイヤはKCスリックソフト、SWEEPソフトインナー
上記構成で走らせたところ
プロト部品込み:17.882秒
純正仕様:17.865秒
ほぼ同じタイムですが上の写真のように割とバラバラにするために1時間半ぐらいの時間を要し、その間にサーキットの路面グリップが上昇していたようです.(分解してたのが15:00ぐらいでちょうど路面が日陰になったりするタイミング)
実力としては0.2秒落ちぐらいのタイムになっているはず
フィーリングとしてはグリップ感が悪く
取り付けていたスプリングでは姿勢変化が少ないというところ
ちなみにスプリングはフロントグリーン(W5803-34)、リアイエロー(W5803-33)
リアは加速時にそこそこ動いていたのでフロントを柔らかくしてロール剛性を合わせます
フロントスプリングをグリーン→イエローへ
タイムは17.776秒
チッピングやロールをするようになり、ここからセッティングを始めていきます.
フィーリングとしては旋回時にオーバーステア
あぁ、KCソフトの動きだ…というところです
①ブレーキング
②ステアリング操舵
③フロントタイヤにコーナリングフォース発生
④車体にヨーが発生
⑤リアタイヤのコーナリングフォースが釣り合うところでヨーが収束
という時系列でコーナリングするわけですが
④→⑤でヨーが発散しやすいタイヤがソフトタイヤの傾向です
リアタイヤのCFを上げるのが大変の割にフロントタイヤのCFは簡単に出るという
ということでリア周りからセッティングを変えていきます
去年の京商カップファイナルの京商サーキットでのテスト結果からリアアッパーアームの取り付け位置を変えていきます
さらに旋回のオーバーステアをスロットルを煽ることで消して走るという
特設コースでは辛いセッティングになっていて、こうなる原因ってブレーキングでリアの荷重が少なくなるからだと認識してます
ということで荷重移動を減らすためにリアのリバウンド量を増やし姿勢変化できるようにします.
ダウンストップで+2mmから-1mmと大幅に変更
リア回りのセッティング変更でタイムは17.374秒へ
ただ時刻は17:00で昼間の気温とタイムはあんまり比較できないかも…
走らせたフィーリングとしてはオーバーステアは影を潜めて扱いやすくなったものの
5分ぐらいからリアタイヤが垂れてきてやはりオーバーステアが見え隠れ…
最終的にはステアリングのDRを100%→93%に落として対処しました.
BRCもそれなりに横Gがかかるコースレイアウトで特設レイアウト感はあまり無いので
清水PAの敷地面積から推定するコースレイアウトだと多分20分走らせても
リアタイヤは耐えるかな~と思うところですが…
とりあえずやり切れてないですが現状のセッティングシート
もうちょいリアグリップあればいいんだけど・・
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