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2018年1月13日土曜日

京商カップ中京向けテスト

タイトルにもあるように来週の京商カップ中京@清水PA向けにR4sⅡを京商カップ仕様にして走らせてきました.
京商カップファイナルも清水で行われることが告知されているので今回は少し気合をいれてちゃんとデータ取りをして公開できればいいなというところです.


ということで清水を走るための持ち込みセッティングをBRCで決めようという流れです.
清水路面とBRC路面は特性が近いということもありますからね

先ずはSⅡに取り付けていたプロトタイプな部品をすべて取り外し
市販オプションパーツを取り付けただけの状態にしました.

ばらばらに…

取り付けているオプションパーツとしては
VZW438 アルミミドルシャフトマウント
VZ469 ライトウェイトメインシャフト
VZ470 ライトウェイトミドルシャフト
VZW433 V2アルミリアバルクアッパーセット
VZW435 カーボンフロントダンパーステー
VZW436 カーボンリアダンパーステー
VZW413 ユニバーサルスイングシャフトセット

思っているよりいっぱいオプションパーツ付けてた…汗

この構成にタイヤはKCスリックソフト、SWEEPソフトインナー


上記構成で走らせたところ
プロト部品込み:17.882秒
純正仕様:17.865秒

ほぼ同じタイムですが上の写真のように割とバラバラにするために1時間半ぐらいの時間を要し、その間にサーキットの路面グリップが上昇していたようです.(分解してたのが15:00ぐらいでちょうど路面が日陰になったりするタイミング)
実力としては0.2秒落ちぐらいのタイムになっているはず

フィーリングとしてはグリップ感が悪く
取り付けていたスプリングでは姿勢変化が少ないというところ
ちなみにスプリングはフロントグリーン(W5803-34)、リアイエロー(W5803-33)

リアは加速時にそこそこ動いていたのでフロントを柔らかくしてロール剛性を合わせます
フロントスプリングをグリーン→イエローへ

タイムは17.776秒
チッピングやロールをするようになり、ここからセッティングを始めていきます.
フィーリングとしては旋回時にオーバーステア
あぁ、KCソフトの動きだ…というところです

①ブレーキング
②ステアリング操舵
③フロントタイヤにコーナリングフォース発生
④車体にヨーが発生
⑤リアタイヤのコーナリングフォースが釣り合うところでヨーが収束

という時系列でコーナリングするわけですが
④→⑤でヨーが発散しやすいタイヤがソフトタイヤの傾向です
リアタイヤのCFを上げるのが大変の割にフロントタイヤのCFは簡単に出るという

ということでリア周りからセッティングを変えていきます
去年の京商カップファイナルの京商サーキットでのテスト結果からリアアッパーアームの取り付け位置を変えていきます

さらに旋回のオーバーステアをスロットルを煽ることで消して走るという
特設コースでは辛いセッティングになっていて、こうなる原因ってブレーキングでリアの荷重が少なくなるからだと認識してます
ということで荷重移動を減らすためにリアのリバウンド量を増やし姿勢変化できるようにします.
ダウンストップで+2mmから-1mmと大幅に変更


リア回りのセッティング変更でタイムは17.374秒へ
ただ時刻は17:00で昼間の気温とタイムはあんまり比較できないかも…

走らせたフィーリングとしてはオーバーステアは影を潜めて扱いやすくなったものの
5分ぐらいからリアタイヤが垂れてきてやはりオーバーステアが見え隠れ…
最終的にはステアリングのDRを100%→93%に落として対処しました.

BRCもそれなりに横Gがかかるコースレイアウトで特設レイアウト感はあまり無いので
清水PAの敷地面積から推定するコースレイアウトだと多分20分走らせても
リアタイヤは耐えるかな~と思うところですが…

とりあえずやり切れてないですが現状のセッティングシート

もうちょいリアグリップあればいいんだけど・・

2018年1月8日月曜日

SRT新春レースレポート


あけましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します。

もうすでに1月8日なんですがね…汗
OPTIMAラリー化でFUSION360でモデリングしたりしててなかなか更新できず
あまり進みがよくない中、今日から仕事始めとなりました

さて表題のレースレポートです
前日の21時ぐらいに実家の奈良を出発し、SRTに5時ごろ到着というかなり無茶なスケジュールでの参加でしたw
5時に着いたので7時ぐらいまでクルマの中で仮眠してました

この日のエントリーはGT8クラスのみ!
がっぷり集中してレースに取り組めます

とはいえタイヤフォーマーを持ってないので苦戦は予想していました
ハチイチ用のタイヤウォーマーがどこも品切れという…orz


今回は新サーボを投入しました!
RSx3 Power H.C.

トルクが31.6kg・cmとかバケモノサーボですね
アルミケースなのでガッチリマウントできます

そしてなんといってもHCS対応なのでこの日は練習走行と予選1回目はノーマルモード
予選2回目以降はHCSモードにしました.
こういうのは練習日にするものですが早く試してみたかったのでw


練習走行はタイヤの様子を見るために前回のHRFで走ったSWEEPタイヤで出走
セッティングもSWEEP仕様に戻します.リアトーを3度→2.5度へ

練習走行のタイムは18.5秒を記録


そのあと予選を迎えるも…
5番手

特に光るものを見せることなく予選終了!
いろいろあっていろいろしたんですが、ここには詳しく書けませぬ…

とはいえ決勝はこれだと勝負にならないと思い
一か八かの勝負に出ることにしました.

この日は風が強く、駐車場の埃がコースに入るのでローグリップで軽い路面になってました.
初期の反応もなければ旋回もアンダーという典型的な喰ってない感があったので
グリップ剤を変更です.

予選2回目もマイティーV3が微妙な感じだったので
埃+オイル路面ということでFXⅡを塗り、ラスペネでふき取るという京商サーキットスタイルでタイヤを処理することに


加えて車体側もロール姿勢がリアはロールするのにフロントは動いてない感じだったので
フロントダンパーを1段寝かせ
あとはリアトーも2.5度→2度まで落とします


決勝

スタート前の暖機運転では、タイヤがニュータイヤだったので皮むきペースで走ります.
2週ほどするとグリップしてきてコーナー3つだけ全開で走ってみたところ、とてもいいフィーリング!
ちゃんとグリップするしさっきまでのアンダーステアは影を潜めて切った分だけよく曲がる!
ということでタイヤが終わる前にピットインし、スタートを待ちます

1コーナーでレース終了…

スタートの時にホイールスピンさせてしまい後続車との間合いがつまります
抜かれる!と焦ってしまいイン側を締めたところ後続車とヒット!という
やっちゃった系です.反省しなければ…

Cハブとアップライトが壊れています

ということで1周だけしてリタイアとなりました.


レース展開としてはなんよさんとS藤少年が給油1回目まで大バトル!見ごたえあったなー
なんよさんブログにもありますが、給油後からはS籐少年が一人旅でポールtoウィンでした



F1ドライバーでさえスタート直後は混乱があるものですが
今回は防ごうと思えば防げた事故だと思うので再発防止に努める次第です!

今回のセッティングとタイヤがレース後半にどうなったかは気になったなぁ~