投稿が遅くなってしまいました.
8月連休で少し落ち着いたのでブログ更新です.
溜まっている記事は全日本のレポートと京商カップ@関西の記事ですね
先ずは全日本レースレポートから
今回の事前練習とそれに伴うタイム推移の結果です.
①使用ボディ
DOGS 0.5mm
ペイント&ステッカーはK上氏製です.後々いろんな人の対応をしたいと述べておりました.
ボディの選定ですが,当初ではTYPE-S X-Liteが安定したタイムを出せるボディで本命にしていましたが,直前路面では安定性が仇となりタイムの伸びない状況に陥りました.
操作は難しいですがタイムの伸びるDOGSで,安定寄りに振っていくセッティングの方向性となりボディを選びました.
②バンプステア変更
ボールエンドが変わっています.
詳細はまだ書けないですが今回は試作品のリアハブキャリアを使いました.
それに伴いフロントアップライトの高さを変更しています.
ですが,アップライトのシムを変更を忘れていたために,バンプインの特性となっていました.
ピロボールの座面に近い側に調整したかったですが,あいにくアップライトとピロボールの間にシムはすでに入れておらず,ピロボールそもそもを変更する必要がありました.
京商純正部品でより低いもの…パーツボックスをあさると,写真のように4.8ボールは純正ピロボールより2mm近く低いことが判明
バンプアウト側の設定をすることが出来ました.効果としては横Gが長く掛かる高速コーナーで威力を発揮しました.
コーナリング中盤で“グキッと”曲がる特性が無くなり,素直にコーナリングしていきます.
理由はフロントトー角の変化という単純明快なものですが思った以上に効果は大きいようです.
これはうまく使うとセッティングに使えそうで引き出しにしまっておきましょう
③ギアデフオイル変更
詳細は書きませんが当初は他社製のデフオイルを使っていました.特性としては粘度の番手が同じでもなんだか粘る(表現として不適ですがイメージは伝わりますかね)特性でした.
これをデフに入れると差動の前半と後半で効きが変わり,マシンの動きとしてはコーナリング中にリアグリップを失うという動きになります.
ハイグリップ路面だとこの動きを利用して曲げていくことが出来そうですが,今回の2in1ではこの特性が邪魔をして突然巻きだすという使いにくい特性でした.
ということで京商製のオイルに交換します.番手としては1万番
京商のオイルはとても素直な特性で差動の最初から最後まで変化のない効きというフィーリング
マシンの動きではコース外周のようなハイスピードコーナーでの安定感が抜群に良くなりました.
オイルのメーカー違いで動きの違いを実感したのは初めてでしたね…
ということでタイムとしては少なくとも練習状態ではいい感じで
去年の結果よりは上位に行けるかな?という状況でした.
コントロールプラクティスまでは…
コントロールプラクティス/予選
コントロールと予選のサマリー
詳しくはMY RCMを確認していただければと
コントロールプラクティスからコントロールタイヤとなりますが
事前の車検場で触った感じから少し違和感…
なんだかゴム質が硬い感じです.
走った感じも案の定グリップしない状況
練習で使っていた同じ銘柄のタイヤと,コントロールタイヤでは劣化度合い等が少し変わっていたのかもしれません
セッティングとしても尖ったセッティングになっていたようでグリップ不足で操縦が難しく5分間の予選もまとめきることが出来ない状況でした.
とはいえタイヤはイコールコンディションで速い人はタイヤが変わっても速いタイムを出しているので合わせきる能力の問題ですね
ということで全日本最低順位である32位 Dメインスタートという結果となってしまいました.
決勝
Dメイントップゴールでした
失うものがないので決勝からグリップ剤の塗り方を変えてみました
今までは”塗る→ウォーマー”で出走でしたが,”塗る→ウォーマー→塗る”という方法に変えました.
理由としては電動カテがずっと走っていて,ライン上にはSWEEPラバーが大量に乗っている状態
ライン以外は全くノーグリップでした.
そこで最後にグリップ剤を塗ることでタイヤは濡れた状態でライン以外を通り,タイヤが乾いたらラインに乗るということでタイヤが汚れるのを防止してグリップを確保できるのではないかと
結果的にはこの塗り方で練習並みのグリップを確保できました.
もっと早く気づいていれば…ですがもう後の祭りですね.
このノウハウは別のレースに生かしたいと思います.
ということで今回の電動全日本はDメイン優勝という結果で幕を閉じました.
結構いろいろ試したなかでこの順位になったのは正直がっかりな部分もありますが
上記の新しいセッティングの考え方を学べた面もあるので次以降のレースに生かしていきたいと思います.
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