ワンウェイを使いたい場合は今まで他社製のワンウェイしか選択肢がありませんでしたが
京商からも発売されましたね.
上の写真のような見た目で加工もかなり凝ったデザインになっています.
以前の記事に書いたアルミアッパーバルクと組み合わせればダンパー、アッパーバルク、ワンウェイユニットと全て同じ色のアルマイトでだいぶカッコいいです!
さてワンウェイの組み立てに関してはYouTubeに動画をUPしましたのでこちらを参考にしていただければと思います
こちらは組み立ての解説動画
これは分解の解説動画
この動画を作った背景としては実は1回目に組み立てた際に組み立てミスがあり
だいぶユルユルなワンウェイとなってしまい“これはラバータイヤに使えないかもしれないな…”と思っていました.
ただこれはしっかりとシリコンオイルを充填できていなかったので緩いワンウェイになってしまったことが原因でした.
組み立て不良で正しい部品の評価ができないともったいないと思ったので動画を作って
誰でも同じような性能を発揮できるように組み立てポイントをまとめました
さてしっかりと組み立てができるようになったところで
じゃあ何番のシリコンオイルを入れれば良いのか?と疑問に思うところでこの動画を
BRCサーキットだとかなりのタイムアップ効果がありますね
自分のオイルを変えていった経緯としては
①内外50万番でワンウェイ組み立て:ワンウェイの効果はあるもののギアデフと大差ない動き
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②内側50万のまま外側を10万番の極端に低く:①よりもよりワンウェイの動きをするがまだ巻くような動きをしない
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③内側30万番/外側10万番へ:ブレーキングからステアリングを切り始めターンインの姿勢を作りやすくなる この番手でベストラップを記録
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④内側30万番/外側8万番:走り初めは③と変わらないものの5分過ぎから巻き始める
④が巻き始めた理由としては5分過ぎでAMBの測定温度で50℃を超え始めていました.
おそらくデフ内部の温度が高温になりシリコンオイルが軟化して動きが巻き始めてしまう領域まで変化したんだと思います.
③のオイルの組み合わせだと15分近く連続で走っても走行中のフィーリングが変化することはありませんでした.
③で書いたターンインの姿勢については
ワンウェイを装着しているとブレーキングでロックすることがなくなります.
(車輪速が車速以下になることがないため)
つまりワンウェイの差動トルクが許す限り強いブレーキングをすることができます
またブレーキを引きずりながらステアリング操作もできるようになります.
今まではシビアにブレーキを抜きながらステア操作していたのがワンウェイに任せっきりになるので運転はかなり楽チンですよ
ブレーキを引きずりながらステア操作するのでコーナリング時の外輪にうまく荷重をかけながら曲がれるのでターンインの姿勢が改善するという意味で記載しました.
荷重移動の後はワンウェイ特有の転がり感ある進入の後
立ち上がりではロックするので力強く立ち上がることができます.
デメリットとしてはワンウェイユニット自体の重さが多少重くなってしまいますが
コーナリングのボトムスピードが上がっているのでこのデメリットを消して余りあるメリットがあると考えています.
ベタ褒めになってしまいましたが本当にいいものなのでぜひ試してみてください!