もうレースが終わって3週間ぐらい経ってしまうんですが、ようやく更新です。
この日のレースは
NASA燃料でお馴染みの冠レースになっています。
燃料はNASA各種が支給されるという贅沢なレースです。
土曜日入りしたものの雨…
土曜日にいろいろテストしたかったんですが、予定が崩れてしまいました。
日曜日のレース後にいろいろやったおかげでサーキットを出たのは20時過ぎという…
ということで前日はBBQをやっていました!
いつもご馳走様です!
美味しいサーロイン&ワサビで食べるのが個人的にツボでした!
さてレース内容
単一の燃料が走るということで路面グリップもどんどん上昇し
決勝の時間帯にはハイサイドする人も出てきていました。
今回のエントリーは
GPラバータイヤクラスとGPスポンジクラス
スポンジは全日本の前哨戦という位置付けで参加したものの
結果は奮わず、予選2位、決勝リタイア(スパーギアトラブル)
という結果となりました。
リタイアとは言うものの、完走してたら順位が良かったかというと微妙なところ
まだまだレースペースには課題があり、全日本に向けて準備が必要です。
全日本に向けていろいろテストしていますが、全日本が終わってから書ける範囲で書いていこうと思います。
ラバークラスは11名がエントリー
人数は少しさみしいですが、熱いレースとなりました。
前日の雨が少し残っていて朝イチはウェット路面
乾くまでの間練習走行となったのでこの間にいろいろ確認していました。
基本的にはこのセッティングから変更していませんが、
フロントスプリング:SMJ Gold→京商 W5307-34 (グリーン)
リアスプリング:SMJ Silver→ 京商 W5307-33 (イエロー)
となっています。
SMJに比べて京商スプリングは踏ん張るポイントがストロークの奥になるようなフィーリングでハイグリップ路面にも使えるスプリングだと感じています。(ハイグリップ路面に使えるというのは引っかかり感が無くてハイサイドを防げるという意味)
この日の朝イチはウェットだったので参考になりませんが、
今年の2in1の路面の傾向としては、朝イチの湿度が高く、温度の低い状況ではグリップが良く、日が高くなるにつれ路面は落ちてゆき、夕方になると上がるという
普通のサーキットに良くある路面推移になっています。
路面が良い状態では京商スプリングでも問題ないですが、
路面が悪く、タイヤに面圧を掛けて走りたい時には、ダンパーダイアフラムへスポンジを入れてグリップの調整をしています。
W5189-06のφ7mmとW5307-06のφ8mmのプレッシャーフォームを使い分けることでグリップ感の調整ができるのでこの辺で微調整できます。
今回は午前中はプレッシャーフォーム有り(W5307-06)
午後の決勝ではプレッシャーフォームを外して走りました
どちらもハイサイドの不安も無く良いタイムが刻めました。
予選ではTQ獲得です。
2位には元相方のA君が付けていて、楽しみな決勝という感じでした。
A君のマシンは京商カップファイナルで走ったマシンにウェイトを積んで今年のレギュレーションに合わせたもの
自分のマシンの違いとしてはA君の使ったマシンにはロングダンパーが付いています。
ハイサイドの限界がやはり低いようで、上がってくる路面に対して難しい挙動を示し始め、傾向としてはショートダンパー&ショートダンパーステーはハイグリップ路面では有効なようです。
決勝はポールtoドボンでしたorz
スタートからトップを走り
後ろにはオレンジさんが2秒差ぐらいで走る展開
25分間の決勝レースで、燃費的には余裕があったので1回給油を減らせる8分半まで引っ張る展開
2秒差から付かず離れずな状況でエコドライブをして燃費を稼ぎます。
1スティント目は8分目にピットイン
30秒足りない分はレース後半にマージンが築けてたときに追加給油をすることを見据えてすこし借金のピットインです。
この次の周にオレンジさんが反応しピットインでした。
2スティント目も16分目にピットイン
このあたりでビハインドはかなり広がっていて3位以下をラップしはじめていました。
21分目には全車ラップだったので安全のために最後の給油…
このピットの際にピットアウト時に壁に激突
フロントドッグボーンが外れて走行不能に…
まさかの残り4分でリタイアとなりました。。。
優勝は薄○さん!
ファイナルラップでオレンジ氏との死闘を制しての勝利でした!カッコよかった!
オチはこんな感じでレースを終えてしまいましたが、
マシンとしては良く走ってくれたので、路面が上がると予測される京商カップ@北日本大会でもこのセッティングが使えるかなと思います。
タイヤとしては路面が低い時は
KCスリックミディアム&川田バクソーインナー
路面が上がってきた際には
KCスリックハード&RUSHウルトラライトウェイト
の組み合わせになるかと
面白いレースが見れることを楽しみにしています!